武攸緒

武攸緒 ぶゆうしょ

655-723
武周の外戚・官人。武惟良の子。武士譲の孫。武則天の従兄弟の子にあたる。武攸宜の弟。若年より『易』・『荘子』を好んだ。太子通事舎人、揚州大都督府長史・鴻臚少卿となる。天授元年(690)武則天が即位すると安平郡王に封ぜられた。武則天が中岳に封じたのに従ったが、隠居を願い出て、龍門・少室の間をさまよい歩き、冬は泥壁の家に、夏は石室に住んだ。中宗が即位すると巣国公に降封され、安楽公主が降嫁すると中宗は道をたずねるべく、武攸緒を道人として扱って儀式を設けたが、武攸緒は官人として行動したため、驚かせた。譙王李重福の乱で、誣告によって拘禁されたが、姚崇の建言によって嵩山の旧居に留め置かれた。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。

列伝

『新唐書』巻一百九十六 列伝第一百二十一 隠逸 武攸緒
『旧唐書』巻一百八十三 列伝第一百三十三 外戚 武承嗣 従父弟攸緒

外部リンク

維基百科,自由的百科全書 武攸緒(中文)
https://zh.wikipedia.org/zh-tw/%E6%AD%A6%E6%94%B8%E7%B7%92

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最終更新:2025年05月20日 16:02
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