李太沖

李太沖　りたいちゅう

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初唐の官人。李孝威の子。七姓十家の一つで、李牧を祖とし代々宰相を輩出した名門・趙郡李氏の分流・東祖の出身。族兄の李孝端とともに名望高く、李太沖の方が官位は官位・閨閥ともに高かったから、郷里の人は「太沖に兄なし、孝端に弟なし」と語っていたという。太宗の時、祠部郎中に任命された。雍王友で終わった。詩人の李華の曽祖父(李太沖→李嗣業→李恕己→李華)。

表・列伝

『新唐書』巻七十二上 表第十二上 宰相世系二上 趙郡李氏 東祖
『新唐書』巻一百九十五 列伝第一百二十 孝友 李知本
『新唐書』巻二百三 列伝第一百二十八 文芸下 李華