盧𣏌 ろき
?-785
唐、徳宗の時の宰相(在任781-783)。字は子良。宰相
盧懐慎の孫。
盧弈の子。
盧元輔の父。後漢以来の名族で、唐代に七姓十家に数えられ、唐宋代に宰相を十一人輩出した范陽盧氏の傍系の北祖第三房の出身。徳宗の信任を得て宰相となると、
楊炎、
崔寧、
張鎰、
顔真卿、
杜佑らを失脚、死に追い込み、戦費を得るため重税を課した。涇州の乱では徳宗に同行して奉天に逃れたが、救援にきた
李懐光を讒言して反乱に追い込んだため、宰相を罷免され新州司馬に左遷された。奸臣の代表格。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
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最終更新:2024年03月19日 01:57