WEBノート(IT編)
OSI参照モデル
最終更新:
sho570922
OSI参照モデル
ネットワークは昔から統一した規格があったわけではなく、各ベンダによってバラバラの規格を使っていた。しかし、それだとNECのパソコン同士だと繋げるけど富士通など他のベンダの製品とは繋げないというデメリットがあった。
そこでISO(国際標準化団体)によって相互通信できる仕組みとして考え出されたのが、OSI参照モデルである。
OSI参照モデルの特徴
OSI参照モデルの最大の特徴は、通信するという役割を7つに分解したというところである。
手紙で言うと、
- 内容を書く
- あて先を書く
- ポストに入れる
- 郵便局員があて先に届ける
といった段階があるがそれと同様にネットワークの役割を分解した。
7つの層(レイヤ)は以下の通りとなる。
| 第7層 | アプリケーション層 | Application Layer |
| 第6層 | プレゼンテーション層 | Presentation Layer |
| 第5層 | セション層 | Session Layer |
| 第4層 | トランスポート層 | Transport Layer |
| 第3層 | ネットワーク層 | Network Layer |
| 第2層 | データリンク層 | Data-Link Layer |
| 第1層 | 物理層 | Physical Layer |
これは覚えて頂きたい。上から順番に「あっぷせっとね、でーぶ」とでも覚えるのが覚えやすいだろうか。
上記のように階層化しているのにはもちろん理由がある。ネットワーク全体のモデルを分けることによって簡単に修正したり、機能を把握しやすくするためである。
各レイヤの役割
■ レイヤ7 アプリケーション層
データ通信を利用した様々なサービスを人間や他のプログラムに提供する。ネットワークの入り口となるレイヤ。
■ レイヤ6 プレゼンテーション層
レイヤ5から受け取ったデータをユーザが分かりやすい形式に変換したり、レイヤ7から送られてくるデータを通信に適した形式に変換したりする。
■ レイヤ5 セション層
通信プログラム同士がデータの送受信を行なうための仮想的な経路(コネクション)の確立や解放を行なう。
■ レイヤ4 トランスポート層
相手まで確実に効率よくデータを届けるためのデータ圧縮や誤り訂正、再送制御などを行なう。信頼性の高い通信を提供する。
■ レイヤ3 ネットワーク層
相手までデータを届けるための通信経路の選択や、通信経路内のアドレス(住所)の管理を行なう。
■ レイヤ2 データリンク層
通信相手との物理的な通信路を確保し、通信路を流れるデータのエラー検出などを行なう。
■ レイヤ1 物理層
データを通信回線に送出するための電気的な変換や機械的な作業を受け持つ。ピンの形状やケーブルの特性などもここで定められる。
以上