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堕落天使

最終更新:2013年01月05日 22:59

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だれでも歓迎! 編集

堕落天使 ◆F9bPzQUFL.





ドサッ。

少女が空から落ちる。

地面と衝突する瞬間。

全身で揺れを受け止めるのと同時に衝撃が走る。

頭蓋骨が割れ、脳漿が飛び散り、体を中心に美しい紅い液体が美しい花を彩る。

そして、糸が切れた人形のように頭から崩れ落ちていく。

光を失った双眸は、あるものを見つめていた。






「何が殺し合いやねん、アホらし」
時代劇に使われていそうな撮影所の城の中で、少女……松井風花は溜息をつきながら怒りを露にする。
「こちとら期末考査に向けて勉強せなあかんのに、んなことやってられへんっちゅーねん」
頭を抱えながらも勉学のことが頭を過ぎるのは、やはり現役の中学生だからだろうか。
「ホンマ、アホらしい、アホらし過ぎるわ」
ぶつけようの無い怒りがふつふつと溜まって行くばかり。
あたり構わず暴れてみたりもしたが、一向に気は晴れない。
「でも……マジに殺し合いさせる気やねんな」
アキトとナカゴと名乗る二人の青年は、一人の人間の命を簡単に奪い取って見せた。
まるで映画やドラマを見ているかのような、そんな錯覚すら覚える光景だった。
首が飛び、血が飛び散り、人が倒れる。
特殊技術だったとしても、少々やりすぎだと思うレベルだ。
「アレが……現実なんやろか?」
風花の頭に過ぎる一つの可能性。
これは紗南の仕事なのではないか? というわずかな可能性だ。
最近は一般人を交えたドッキリ系の番組も少なくは無い。
「……幾らなんでも、断りの一つぐらいあるやんな」
顔を振り、その可能性を吹き飛ばす。
しかし、その可能性を否定するということは。
いとも容易く行われたあの殺人が、現実だと認めることになる。
そして、自分の首に巻かれているこの首輪がある限り。
あの二人には逆らうことは絶対に出来ないという現実がある。
逆らえば、自分もあの男と同じ末路を辿るだけ。
中学生である風花に、コレを外すほどの技能などあるわけも無く。
となれば、あの二人の言いつけどおり人を殺し続けるしかない。
そして最後の一人になれば、生き残れる上に願い事が叶うというオマケ付だ。
コレに乗らない話は無いのかもしれない。
「でも、人殺すんのは絶対にイヤや」
しかし、彼女はそれを否定する。
「生き残られへんとしても、人殺しだけは絶対にアカン。それだけは絶対にやれへん」
彼女の唯一で絶対の決意。
彼等はいつでも自分の命を奪うことが出来るし、自分ひとりが抗ったところで勝てるわけも無い。
「せや! うちを呼んだことを絶対にあの二人に後悔させたんねん! うおー!! そうと決まったら即行動や!」
だったら、生きている間だけでも抗って見せようじゃないか。
それに、生きていればひょっとすれば何かあるかもしれない。
万が一の可能性に賭ける価値は十分ある。
じっと待って殺されるぐらいなら、何かアクションを起こす方がいいに決まっている。
「……っと、一応襲われたときのために何はいってんのかだけ見とこか」
しかし、最低限でも自衛の手段ぐらいは確保しておく必要がある。
その為に、まずは配られた道具を確認するためにデイパックを開封する。
「ホンマやったら、誰にも襲われたくないし、武器も持ちたくないねんけど……な」
それはこの上ない望み、そしてこの場所ではきっと叶うことは無い望み。
淡い期待を抱きながら、デイパックの蓋を空ける。

「これは……地図やな」
真っ先に出てきたのは一枚の紙切れだった。
表は64のエリアに区分けされた全体マップ、そして裏は各所の詳細が書かれていた。
裏の解説を見る限り、ここは撮影所の中の城のようだ。
時代劇だとか、そういうのを撮る為に使われている場所なのだろう。
自分の場所を確認したところで地図を戻し、次の道具を漁る。
そして次に出てきたのは、ざらざらとした感触を持つ彼女が見慣れた一枚板。
授業で使われる黒板の、ノートサイズのものだ。
「黒板消しとチョークは入ってんねんけど……今欲しいんはこんなんやない」
黒板のワンセットを袋の中へ戻し、次の支給品へと手を伸ばす。
袋の中から引きずり出したのは、黒い鞘に収められた一本の白い柄の刀。
完全に引き出したとき。ずしり、と刀は風花の両手に沈み込む。
そして少しだけ刀身を引き出し、即座に仕舞う。
その後両手で柄を持ち、軽く振り回してみた。
「……思ってたより重い、なあ。振り回すより、突いた方がええかもしれへん。
 贅沢は言ってられへんけど、コレで何とかするしかあれへんなあ」
数回振り回しただけなのに、息は少し上がり額には汗が浮かぶ。
ここに呼ばれたほぼ同年代の少女が、その刀を使い険しく苦しい戦いを乗り越えてきていることなど風花は知るはずも無かった。
そして、腰には差さずに柄の部分をそのまま右手で握り締めて持ち歩くことにした。
出来るだけ相手を傷つけたくないし、必要以上にも傷つけたくない。最悪、命を奪うことだってあるのだ。
刀なんて振り回したことはない彼女が考えた、相手を傷つけずに出来る自衛の手段だった。
そして刀を置いて、最後の支給品を取り出す。
「何やろこの箱……」
最後の支給品の、白い紐で封のされた黒い漆塗りの箱を取り出したとき。
風花の視界には一人の少女が映りこんでいた。







薄暗い部屋の中で目が覚め、ゆっくりと起き上がる。
「ああ、やはりここにいるのか」と、自嘲気味に呟こうとするが、声が出ない。
先ほどまで、慊人を初めとした多くの人間が一つの部屋に居たような気がしたが、やはり夢だったという事か。
何かを喋っていた気もするが、正直聞ける状態でもなかったので覚えていない。
それに、どうせアレは夢だったのだ。
何を喋っていたとしても関係ない。
わざわざ夢にまで出てきて自分を嘲笑う慊人の姿が、憎らしく思えた。

この部屋に居続けているのは慊人が自分に与えた罰でもあり、自身に対する罰でもある。
そうだ、この部屋にいれば。自分が罰を受け続けていれば。
春に害が及ぶことなどないのだから。

こんな自分の姿が情けなく思う。
情けなさ過ぎて反吐が出る程だ。
結局、自分は何一つとして為す事は出来ていない。

本当にしなければいけないことは、他にあるのに。

白みが掛かった視界には、慣れ親しんだ部屋が映る。
これからも、ずっと。同じ景色を見つめていくのだ。
そうだ……このまま、ずっと。

しかし、彼女の見ている光景には一つだけ違和感があった。
襖が少しだけ空いている上、一人の人影が映りこんでいたのだ。
その上、何か声も聞こえる。

もう動く気力なんてなかったはずなのに。
一歩も動くつもりは無かったのに。
その声がするほうへ、人影の映る場所へとゆっくりと歩いていった。

部屋から出ればどうなるか、重々分かっているつもりだった。
それでも、動かなければいけない。
そんな直感に近いモノが彼女の中にあった。

襖を、開ける。
光が視界に一気に差し込み、ますます白みが掛かる。
その中で、一点だけ異彩を放つ物があった。
ゆっくりと、時間をかけて、それは形を作る。

何故、それはそこにあるのか?
何故、それは宙に浮いているのか?

周りの景色の色が落ちていて、形が見えなくても。
それだけは、その「黒」だけははっきりと見えた。

追い求めていた、「黒」だった。

あれがあれば、救われる。
少なくとも、彼だけは救うことは出来る。
なんとしてもアレだけは手に入れなければならない。

「黒」を掴むべく、彼女は手を伸ばした。





「ななな、なんやねんな一体!!」
右手で刀を掴み、左手で袋、左脇で箱を抱えたまま風花は駆け出す。
ふと振向いた方には、白い着物を着た短髪で長身の女性がそこに立っていた。
声をかけようと思った瞬間、向こうが鬼のような形相でこちらに手を伸ばしてきたのだ。
「マズい、殺される」と直感が告げる。
右手に握り締めていた刀を使って撃退することも忘れ。
取り出した箱と脇に抱え、即座に袋を回収して瞬時に走り出した。

しばらく走り続けて女性の姿が見えなくなり、道も行き止まりになったところで休息を計る。
道も選ばず全力疾走したため、気がつけば城の最上階まで来ていた。
手すりに寄りかかれば、撮影用に作られた古い町並みを一望することが出来る。
肺が酸素を欲し、肩を使って大きく呼吸を繰り返す。
手すりに寄りかかろうとする力も無く、そのまま地面へ座り込む。
うまく撒けていればいい、ゆっくり休んでからまた逃げだそう。
そんなことを思いつつ、足に鉛が括りつけられたような感覚を覚えながら後ろを振向く。
「な……しっつこいねんって!」
視界の奥には、あの女性が立っている。
ありとあらゆるものを萎縮させるほどの鋭さを持った眼差しが、風花を縛り付ける。
女性はゆっくりと歩きながら、確実に風花へと近づいてくる。
今から全力疾走しても一番近い部屋に辿り着き、襖を前に女性と鉢合わせになる。
正に袋の中のネズミ、彼女にもはや退路など無い。
そんなことを考えているうちにも、女性はゆっくりと近づいてくる。

何か、何か方法は無いのか?
テストのとき以上に脳をフル回転させ、現状打開策を探る。
最初、女性と目が合ったとき。彼女はあるものを見ていた。
そして、それに手を伸ばすかのように近づいてきた。
「そんなにこれが欲しいんやったら……」
万が一の可能性に賭ける。
もし、それが外れていたとしても。
運良く顔に当たれば少しだけ時間を稼ぐことも可能だろう。
「やるわアホンダラぁああああああああ!!」
風花は、持っていた箱を振りかぶって。
ほぼ全身の力を込めて、投げた。





「黒」をつかむことは出来なかった。
何故か宙に浮いている「黒」は、自分が手を伸ばした瞬間にその場から消えた。
そして、ふわふわとまるで逃げるように動き出したのだ。
なぜかは分からないが、そんなことを考えている暇など無く。
「黒」を手に入れるために、見失わないよう後を追う。

アレさえ手に入れば。
自分や、彼や、皆の呪いが解ける。
そして、彼は倖せを手に入れることが出来る。
だから、なんとしても手に入れなければいけない。

夢だったとしても、構わない。
夢の中だけだったとしてもいい。
いい夢を……見たいから。

ほぼ動かない足を鞭打たせながら、必死に「黒」の後ろを追い続ける。
どれぐらい経ったかは分からない。ただひたすらにそれを追い続けた。
長い間走り、ようやくふわふわとした動きをやめて「黒」はその場に留まり始めた。
やっと、手に入れることが出来る。
長らく追い続けていた、夢と希望がアレに詰まっている。
アレさえ手に入れれば、もう苦しむことも無いのだ。
長く続いた苦しみの連鎖を断ち切るために。
力を振り絞って、一歩ずつ歩き出す。

「もう少しで手が届く」と思ったときだった。
再び「黒」が突如として動き出したのだ。
まるで投げ出されたかのような放物線を描き、「黒」は自分の横を通り過ぎ去ろうとした。

させるか、と全身を使って跳躍する。
「黒」が、もう目の前まで迫っているのだ。
ここで掴まなければ、また逃げられてしまう。
そして、伸ばしきった手でついに「黒」を――――






あれはそんなに大事なものだったのだろうか?
何が彼女をそこまで動かしたのか?
あの箱には何が入っていたのだろうか?

追われている理由も、さっき何が起こったのかも、わからなかった。
逃げ出す時間が欲しかっただけだった。
ただ、女性の足を止めたくて。
追われるのがイヤで。
あの眼差しがイヤで。
殺されそうな苦しい気持ちがイヤで。
黒い箱を投げつけた。
箱は女性に当たる事も無く。
地面に落ちることも無く。
狂ったコントロールの所為で。
外へと放り出されたのだ。

終わった。

女性にぶつけて足止めをするどころか、箱を失ってしまった。
もし、あれを求めているのだったら。
あれだけの気迫で追い求めていたのだ。
……きっと自分を殺しに来るだろう。
そう思っていた。
終わり行く人生に向けて、覚悟を決めようとしていた。

でも、現実は違った。
女性は在ろうことか、箱に向かって飛び出したのだ。
城の屋根の瓦へと落ち行く箱を助けに行かんばかりに、体全身を使って飛び込んだ。
女性は箱を掴んだのだろうか? そんなことはどうでもいい。
その後すぐに大きく鈍い音が響き、女性はバウンドしながら屋根を転がり落ちて行った。

何が起こったのかわからなかった。
本当に一瞬の出来事だった。
女性は居なくなったのだと、安堵するはずだった。

しかし、即座に彼女の表情は青ざめる。
ここはどこだ?
そうだ、撮影所の城の……最上階。
下に作られている城下町が一望できるほどの高さだ。
そんな場所から、女性は転げ落ちたのだ。

それを思い出した瞬間に、体が凍りつく。
そんな場所から女性は落ちたのだ。
いや、違う。

自分が、「落とした」のだ。
自分が箱を投げた。
コントロールが狂い、外へと落ちていった。
それを取るべく、女性は身を投げた。
そして、転げ落ちていった。
街が一望できる高さから転げ落ちていった。

どうなるかは、考えなくても分かる。



そうだ、自分が投げなかったら女性は落ちなかったのだ。

ひょっとしたら、本当にあの箱が欲しかっただけなのかもしれない。
ひょっとしたら、あの箱を渡していれば安全だったのかもしれない。
ひょっとしたら、自分を殺しに来たのではなく、箱が目当てだったのかもしれない。

もし、自分が箱を投げて居なかったら?
もし、あの時箱を落として逃げ出していたら?
もし、あの時冷静に女性と対話することが出来たら?



自分が、「落とした」?
いや、違う。
自分が、「殺し――――



廻々と、廻々と、思考が廻る。
廻りに廻り続けた結果。
一つの結論へと、辿り着いた。

最悪の、ケースへと。

「――――――――――――――――」
声にならない声が響く。
喉が一瞬で潰れるほどの悲痛な声で。
頭を抱え、立てた爪に力が異様なほどにかかり、皮膚が裂けて血を流し。
彼女はひたすら、叫び続ける。

「人殺しになってしまった」事実を抱えながら、彼女も見えない坂を転げ落ちていく。

辿り着いた場所には、「なりたくなかった自分」がそこに立っていた。

【H-1/撮影所、城内/朝】
【松井風花@こどものおもちゃ】
[状態]:吐き気、震え、殺人に対する恐怖
[装備]:白虎の刀@BASARA
[道具]:基本支給品、黒板セット@現実
[思考]
基本:――――――
1:ウチの……せい?




目に映るのは、ほぼ白に染まりきった世界。
その中で、彼女は一つのことを確認する。

手に伝わる、硬い物質の感触。
良かった、と思わず安堵の息を漏らす。

ついに手に入れたそれを、あるべき場所へ届けるために体に力を入れる。
が、足、腰、腕、ありとあらゆる部位に力が入らない。
どれだけ立ち上がろうとしても、足は言うことを聞いてくれない。
どれだけ起き上がろうとしても、腰は言うことを聞いてくれない。
ここで止まっている訳には行かないのに。

真っ白だった視界に、一人の青年が現れる。
「春、春、ねえ、春」
見間違えるはずなども無い、愛しい彼の姿だ。
体は動かなくても、まだ声は出る。
何度も何度も呼ぶが、彼は依鈴を見つめたままじっと動かない。
「見つけたよ……倖せを、見つけたんだよ」
青年へ、手にしたものを届ける。
手で持ち上げることは出来なくても、手でずらすことは出来る。
少しでも彼の傍に、彼の近くに持っていくために。
「やっと……やっと終わったよ、春……倖せに……なれるよ」
全てが終わったことと、幸せをようやく手に入れることが出来た実感から思わず、涙が零れる。
流れる涙を拭うことすらせず、満面の笑みで彼女は語りかける。
「ただいま」
何故、その言葉を呟いたのかは分からない。
でも、彼女には聞こえていたのだろう。
「おかえり」という、彼の言葉が。

最後に見たのは夢だ。
夢は、夢でしかないが。

少なくとも、彼女にとってはいい夢だったのだろう。

最初で……最後の。

【草摩依鈴@フルーツバスケット 死亡確認】
【残り 39人】

※依鈴の支給品のデイパックがH-1、撮影所の城内の和室に放置されています。
※依鈴の死体が慊人の部屋の黒い箱@フルーツバスケットを握り締めています。



出会い 時系列順 透友人帳
投下順
本編開始 松井風花 [[]]
草摩依鈴 死亡
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