環境教育*
現代の
学校教育では、環境教育の重要性が指摘されている。
☆環境問題の目的☆
1972年 国連人間環境会議(ストックホルム)
自己を取り巻く環境を自己のできる範囲内で管理し、規制する行為を一歩ずつ確実にすることができる人間を育成すること。
☆学校教育における環境教育☆
今まで…
社会科、公民科、理科、技術・家庭科、保健体育科を中心に各教科の特質に応じて、まてそれらとの連携を図りつつ、環境問題や環境と人間との関わりに関する理解を深めるよう行われてきた。
↓
1998(平成10年)改訂小・中学校学習指導要領
1999(平成11)年改訂高等学校学習指導要領
↓
理科などの各教科等における環境に関わる内容の一層の充実を図るとともに、新設された「
総合的な学習の時間」において、体験的・問題解決的な学習を通して、地域の実情を踏まえた、環境問題について、教科横断的・総合的に学習を深めることができるよう改善充実が図られた。
例えば、身近な自然環境から地球規模の環境までを対象に環境を調べる学習など、問題解決的な学習や体験的な学習の一層の充実が求められる。
社会科、公民科
(3・4学年)
○飲料水,電気,ガスの確保や廃棄物の処理と自分たちの生活と産業とのかかわり
(5学年)
○公害から国民の健康や生活環境を守ることの大切さ
○国土の保全や水資源の涵養のための森林資源の働き
理科
(6学年)
●自然環境を大切にする心やよりよい環境をつくろうとする態度
生活科
(1・2学年)
○自分と身近な動物や植物などの自然とのかかわりに関心をもち、自然を大切にすること
家庭科、技術・家庭科
(5・6学年)
○環境に配慮した自分の家庭生活の工夫
体育、保健体育
(3・4学年)
●健康に過ごすためには、生活環境を整えることが必要であること
道徳
(5・6学年)
○自然環境を大切にする
総合的な学習の時間
●体験的,問題解決的な学習を行う
注:●は新しく改訂されたもの
☆環境教育のポイント☆
①環境やエネルギーについての理解を深め、環境を大切にする心の育成。
②環境の保全やよりよい環境の創造のために主体的に行動する実践的な態度や資質、能力の育成。
このことを踏まえ、学校の教育活動全体を通じて推進される必要がある。
☆新聞用環境教育について☆
環境教育の目的は、自己を取り巻く環境を自己のできる範囲内で管理し、規制する行為を一歩ずつ確実にすることができる人間を育成すること。{1972年 国連人間環境会議(ストックホルム)}
社会科、公民科、理科、技術・家庭科、保健体育科を中心に各教科の特質に応じて、それらとの連携を図りつつ、環境問題や環境と人間との関わりに関する理解を深めるよう行われてきた。また、学習指導要領の改正に伴い、理科などの各教科等における環境に関わる内容の一層の充実を図るとともに、新設された「総合的な学習の時間」において、体験的・問題解決的な学習を通して、地域の実情を踏まえた、環境問題について、教科横断的・総合的に学習を深めることができるよう改善充実が図られた。 例えば、身近な自然環境から地球規模の環境までを対象に環境を調べる学習など、問題解決的な学習や体験的な学習の一層の充実が求められる。
第15回中央教育審議会第一次答申においても、環境教育の改善・充実についての提言がなされ、次の3つの視点に立った環境教育の推進が提言されている。
「環境から学ぶ」「環境について学ぶ」「環境のために学ぶ」
最終更新:2007年06月19日 15:28