問1 次の単語について説明してください。

 連合説 …
S-R理論とも呼ばれる。外界の刺激(S:stimulus)と人や動物の反応(R:response)の間に結びつき(連合)が生じることで学習(行動の変容)が成立するという考え方。

 認知説 …
S-S理論(sign-significate theory:記号意味説)とも呼ばれる。外界の刺激全体に対する人や動物の認知の変化が学習であるとする考え方。

 高原現象(プラトー)…
学習曲線の中で、初めの急速な進歩とその後の進歩との間に見られる「なかだるみ」のこと。


問2 次の事柄と関係の深い人物を書きましょう。

 忘却曲線(把持曲線)→
エビングハウス


 洞察説→
ケーラー

 モデリング
バンデューラ

 古典的条件づけ
パブロフ



問3 動機づけについて、以下の質問に答えてください。

1、動機づけには2種類ありますが、それぞれ何といいますか。
外発的動機づけと内発的動機づけ

2、いわゆる、「やる気」や「意欲」などの動機を何と呼びますか。
達成動機

3、社会生活を営む中で、他者との関係を友好的に保とうとする動機を何と呼びますか。
親和動機

4、過去の学習が後続学習に対して促進的に作用することを何といいますか。
正の転移


問4 記憶に関する記述で、以下の文章を読み、正しいものは丸、誤っているものは間違っている箇所を指摘してください。

1、感覚記憶の保持時間は15秒~30秒程度であるが、その容量はきわめて少ない。
× 「感覚記憶」ではなく「短期記憶」。

2、記憶には、記銘(符号化)、保持(貯蔵)、再生(検索)の3つの過程がある。
× 「再生」ではなく「想起」。

3、レミニエントとは、記名直後よりも一定時間経過後において成績が良くなる場合のことである。
× 「レミニエント」ではなく「レミニセンス(レミニッセンス)」。

4、中国の歴代王朝の名を順序通り記憶するような学習を系列学習という。


問5 思考について、以下の質問に答えてください。

1、過去の経験やその記憶を直接当てはめる思考を何といいますか。
再生的思考

2、過去の経験にない新しい方法を見出すような思考を何といいますか。(2種類あり)
生産的思考 又は 創造的思考

3、2の思考を活用した討議法としてオズボーンが考案したものを何といいますか。
ブレーン・ストーミング

4、拡散的思考集中的思考の違いを答えてください。
拡散的思考は多様な異なる解決法を導き出す思考過程であるが、集中的思考は焦点を的確に追求し、一つの正答に到達しようとする思考過程である。
最終更新:2008年12月07日 17:42