shoutoftheearth 第五話 (Middlevillage氏)
救命ポッドから突然現れた桃色の髪の少女
少女とは言えなんとも言えない、そう、一言でいうなら「神々しい」オーラを放ったその少女の出現にハガネ艦内は音もなく静まり返っていた
そんな静寂を破ったのはやはりこの男の一言
リュウセイ「か、かわいい・・・・」
だが、リュウセイの言うことはもっともである
腰まで伸びたピンク色の髪
端正な顔立ち。いかにもお嬢様という感じである
そして長い睫毛、眼は閉じているままでもわかるような美しい切れ長の目
ゼンガー「こ、これはどういうことなんだ?」
そんな時少女の目が突然開いた
少女「ふぁ~あ・・・・」
一同「!!」
少女「あれぇ?ここどこぉ・・・?」
セト「コホン・・・・ここはハガネという戦艦だ。我々は宇宙のど真ん中でフヨフヨ浮いている救命ポッドを先ほど拾った。そして中から出てきたのが君というわけなんだが・・・・」
少女「ちょ、ちょっと待って。いきなりそんないっぱい言われても困るってw」
セト「・・・・・とりあえず名前からでも教えてくれるだろうか」
少女「あたしの名前は架音、カノンっていうんだ、ノーレッジ星っていうところに住んでるんだけど・・・・ッハ!!みんなは!?」
セト「さっきも言ったとおりポッドには君だけだった。しかし、あのノーレッジ星の人間か・・・宇宙のど真ん中に少女一人を放り出すなんて。。。何かノーレッジ星であったのか・・・?」
カノン「・・・・・アタシ一人・・・ということはみんなは・・・・」
少女の怯え、そして焦り具合は尋常ではなかった
リュウセイ「こいつぁ・・・何か事情があるみたいだな」
ゼンガー「よければ、何があったか話してくれないか、娘。我々でよければ力になる」
しばし考えるカノン、だが、何かを決意したように言った
カノン「・・・・わかった。ちょっと長くなるけどいいかな?」
リュウセイ「全然オッケーだぜ!」
セト「成程・・・・そういうことか・・・・」
ハガネクルー一同言葉を失っていた
カノンから聞いた話はこうだ
カノンの住むノーレッジ星、星の規模としてはあまり大きくないが資源に溢れ豊かであることで有名な星だ
カノンはその星の王族の一人娘だそうだ
豊富な資源もあったことで貧富の差もほとんどなく、争いといった争いもなく平和に暮らしていたノーレッジ星の人間達
しかし、今から7日ほど前に事件は起こった
ノーレッジ星の豊富な資源を狙って星を襲った一団がやってきたらしい
恐るべき強さのその一団はあっという間に星の中枢を掌握、星にいた人間はほとんど一団のために馬車馬のように働かせているという
焦った王は一人娘をなんとか生かそうとカノンを救命ポッドで宇宙に放り出したというわけだ・・・・
リュウセイ「なんてこった・・・じゃあ、ノーレッジ星はそいつらのもんってことか・・・・」
ゼンガー「7日で星を掌握・・・・ノーレッジ星がいくら平和な星だといってもそれ相応な防御力はあるはず、そのノーレッジ星を・・・とんでもないやつらだな」
カノン「お願い!残っている人たちを助けて!それだけじゃなく、このままじゃ・・・奴らはノーレッジ星だけじゃなくこの銀河を脅かす存在になってしまうわ!」
セト「して、ノーレッジ星を襲った奴らの正体というのは?」
カノン「Gosic Crisisって名乗っていたわ・・・」
セト「ゴシッククライシスだと・・・?!」
ざわ・・・・ざわざわ・・・・
クルー「おい・・・・ゴシックだとよ・・・」
クルー2「嘘だろ・・・・?」
みるみる青くなっていくクルーの顔、だが、やはりこの男だけは違った
リュウセイ「なんだ、そいつら?とにかくカノンの星が危ないんだ!助けに行こうぜ!」
ゼンガー「なんておろか者だ・・・ゴシックの名前も知らないとは・・・」
サヤカ「はぁ・・・・私から説明するわ、Gosic Crisis その正体は銀河でも有名な海賊、そして奴らが何より恐ろしいところ、ノーレッジ星を7日で落とすほどの戦力。でも、その構成員はたったの4人なの・・・」
リュウセイ「たった4人?なんだ、楽勝じゃねーか!!」
セト「馬鹿か、お前は・・・4人で星一つを落とせるんだぞ?一人一人の戦力はそれこそ計り知れない、一騎当千の力を持ったやつらなんだ・・・・」
リュウセイ「そういうことか・・・・でも、このままじゃカノンみたいな子が増えていく、今、俺達がそいつらを叩かないと、こんな悲しみを背負う子がもっと増えるんだぞ?!」
クルー「あいつ何言ってんだよ・・・ゴシックに逆らってタダですむわけねーじゃねーか・・・」
一同「ざわ・・・ざわざわ・・・・」
ゼンガー「正気の沙汰じゃないな・・・・だが、お前の言うことも一理ある。このままだとたとえ俺達が新しい星を見つけても奴らが来る可能性がある、どうせいつかは戦う敵だ」
セト「さらにこちらにはハガネがある、勝機が全くないわけでもないな・・・・。どうせこのまま彷徨っていても燃料と食糧は尽きる、戦って死ぬか、何もしないで死ぬか。それだったら・・・・」
サヤカ「やるしかないわね・・・・・」
リュウセイ「心配すんな!カノン!俺達がそいつらをぶったおしてノーレッジ星のみんなも助ける!」
カノン「ありがとう・・・みなさん・・・・」
セト「よし!それではこれより惑星ノーレッジへ向かい宇宙海賊GosicCrisisとの戦闘に入る!!みんな・・・・ここで勝たないとどっちにしろ我々は死んでしまう・・・・生きるために、命を燃やすぞ!!」
クルー「どうせこのままだと死ぬんだよな・・・・じゃあ!戦って、未来をつかむ!ついて行くぜ!艦長!」
一同「うおおおおおおおおおおおおおお!!!」
カノン「(待っててね・・・みんな。必ず助けるから・・・・!)」
かくしてハガネ一向は惑星ノーレッジへ向かった
彼らを待ち受けるGosicCrisis・・・・
怒りと涙、そして別れ・・・・
ノーレッジで待ち受けるあまりにも残酷な運命をまだ誰も知らない・・・・
- この作者の文の終わりには周期性がある。
それは・・・・最後がいつもみんなの叫びで終わること。
-- リュウセイ (2008-08-31 23:48:01)
- テンションを・・・・テンションをあげるのが俺達じゃないか・・・・ -- カズキ (2008-09-01 00:10:56)
- ほんまやw
全部「うおおおおおおおおおおお!!」で終わってるw
-- hiromi (2008-09-02 11:33:52)
最終更新:2008年09月02日 11:33