あの人ならきっと ◆VxAX.uhVsM
「来ませんね、戯言さん」
「そうね」
元英雄が
戯言遣いを発見した頃…。
八九寺真宵とツナギはまだ動かずにいた。
いくらなんでも戯言遣いが帰ってくるのが遅すぎる。
それは二人とも、考えていた頃だ。
「……私たちも、向かいませんか?戯言さんにもし何かあったら…」
「私たちに何ができると思う?」
そこでつなぎの容赦ない…。
いや、現実的な回答が返ってくる。
いくら運が良くても格上には勝てない。
勝てたとしても数多とあるうちの一つの確立だ。
小説でもない、そんな今ではまず不可能だ。
「ッ――で、でも」
八九寺真宵はあくまでその可能性に欠けている…訳ではない。
彼女の大事な友達…
阿良々木暦ならこうするだろう。
そう言った安直な考えである。
「でもも何もないよ。力もないのに行ってどうするの?
強敵が出てきたら?化物が出てきたら?どうしようもないよ
それでも、それでも行くっていうなら私は止めないよん」
「……私は、…行き、たいです…きっと…阿良々木さんならそうすると思いますし。
戯言さんも心配ですから…行かなくちゃいけないと思います」
八九寺は心中を言い放つ。
それをツナギは受け止め、悩むようなそぶりを見せる。
「……うーん、了解了解…うん、もうすぐ放送か…それから動いても遅くはないかな?
いや、もう手遅れだったらそれは既に遅かったとでも言うのかな?」
「放送後に、向かいましょう……でも、もしそこで戯言さんの名前が呼ばれたら…」
「その時はその時…あとで考えればいい、放送もすぐだし今から考える時間は無いよ」
「……ですね」
そして、放送が始まる。
その放送は八九寺真宵にとって、どのような放送となるのか。
少しづつ…少しづつ6時に近づく。
1秒が長く感じられる。
そしてついに
放送が、始まった
【一日目/早朝/F-4】
【八九寺真宵@物語シリーズ】
[状態]健康
[装備]
[道具]支給品一式、ランダム支給品(1~3)
[思考]
基本:殺し合いはしない
1:放送を聞いて、終わったら学習塾跡に向かう
2:ツナギさんと行動。戯言さん……
3:ここにいたら阿良々木さんを探す
4:あれは夢だったんでしょうか
[備考]
※傾物語終了後からの参戦です。
※真庭鳳凰の存在とツナギの全身に口が出来るには夢だったと言う事にしています。
【ツナギ@りすかシリーズ】
[状態]健康、満腹、下半身裸
[装備]
[道具]支給品一式、ランダム支給品(1~3)、お菓子多数
[思考]
基本:襲ってくる奴は食らう
1:放送を聞いてから学習塾跡に向かう
2:面白そうなので真宵ちゃんと行動
3:真宵ちゃんとの親睦を深める
4:タカくんとりすかちゃんがいたらそっちと合流する
5:なんか食欲が落ちてる気がする
[備考]
※九州ツアーの最中からの参加です
※魔法の制限に気づいています(どのくらいかは、これ以降の書き手さんにお任せします)
※処理能力の限度についてもこれ以降の書き手さんにお任せします
最終更新:2012年10月02日 08:52