千波秋武
牧野知晴
- 登場:『化生』
- 所属:捜査一課主任
- "陰気な顔"(『火宅』p.209)
- "捜査一課の牧野知晴主任。いかにも不機嫌そうな目でこちらを睨んでいる。そのせいか、もともと陰気な牧野の顔立ちが、よけいに不穏な色を孕んで見えた。"(『狼眼』p.21)
高木政勝
- 登場:『火宅』
- 所属:捜査一課管理官
- "高木は由起谷が高輪署の刑事課捜査員を拝命したときの主任であった。当時高木はすでに四十に近く、万年巡査部長と呼ばれていた。それは要領が悪く出世に縁のない不器用者への陰口でもあり、努力を怠らずこつこつと地道に捜査を続ける叩き上げへの称賛でもあった。着任後すぐに、由起谷は高木がこれまで数々の事件を手がけたベテランでありながら、出世の機会を逸し続けた不遇の人であることを知った"(『火宅』pp.10-11)
- "由起谷の着任後、半年も経たぬうちに高木は警部補に昇進し、赤羽署に異動となった。そしてさらに警部へと昇進すると同時に、八王子署の刑事課長に着任した。(中略)八王子署には一年ほどいて係長待遇で警察庁に派遣された。さらに歳月は流れ、警視への昇進を果たした高木は刑事部捜査一課の管理官を拝命した"(『火宅』pp.11-12)
- "高木は蒲田署の頃に離婚している"(『火宅』pp.16)
最終更新:2017年11月16日 15:54