フォン・コーポレーション

概要

  • 登場:『無印』『自爆』『化生』
  • "フォン・コーポレーション。香港の実業界でも一、二を争う馮グループの日本総代理店であり、経産省の肝煎りで進められている日中合同プロジェクトの中核を担う存在である。その一方で、これまで特捜部が手がけた数々の重大事案の陰で暗躍してきた<限りなく黒に近いグレイ>企業でもあった。特捜部とは因縁浅からぬ関係と言っていい"(『化生』p.218)
  • "丸の内にあるフォン・コーポレーション本社ビル"(『完全』p.101)
  • "俺のような傭兵が勤める国際警備企業でも警官上がりは多いが、あれは警官でも軍人でもない。匂いで分かる。そんな連中を警備に揃えている企業か。それだけでもう真っ黒ってもんだ"(『完全』p.104)
  • "社長室は最上階の二十七階だという"(『完全』p.103)
  • "通された社長室は、モダンな内装の広大な空間だった。全体に白い光が溢れている。一切の無駄な装飾を排して空間を演出する。計算され尽くしたデザイン設計。隈なく差し込む光が生活感を残らず殺菌しているようだ"(『完全』p.104)
  • "そうだ、確か馮グループはだいぶ前からアクトライド社と契約していたはずだ"(『完全』p.107)


職員

馮志文


關剣平


唐浩宇(タン・ハオユー)

  • 登場:『化生』
  • 所属:フォン・コーポレーション情報企画室室長代理
  • 備考:如月フォトニクス研究所の強制捜査の前日に帰国
  • "死亡した平岡課長補佐と秘密裡に接触していた人物は、唐浩宇、三十九歳。国籍、中国。現住所、新宿区北新宿二丁目。職業、会社員。勤務先、フォン・コーポレーション"(『火宅』p.217)
  • "都市戸籍を持つ家庭に生まれ、北京大学を卒業後、共産党の有力者に近い親族の縁故で馮財閥関連企業の北京支社に入社。年齢とともにそれなりの実績を積んで香港の馮グループ本社に栄転。それから日本のフォン・コーポレーションに課長待遇で出向となった。およそ二年前のことだという"(『火宅』p.219)

程詒和(チョン・イーフー)

  • 登場:『狼眼』
  • 所属:フォン・コーポレーション情報企画室室長
  • "「殺害された客は、木ノ下貞吉参院議員の私設秘書である湯原郁夫三十一歳、金融コンサルタントの花田猛作四十七歳、それにフォン・コーポレーションの社員である程詒和(チョン イーフー)四十二歳とその部下の仲村啓太三十二歳」"(『狼眼』p.22)

仲村啓太

  • 登場:『狼眼』
  • 所属:程の部下

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最終更新:2017年11月16日 15:51