警護課

概要

  • "<襦袢>とは、警視庁警備部警護課に配備された要人警護用機甲兵装のことである。トラック等に偽装されたパッケージの中で発進待機し、基本的に外に出ることのないキモノであるため警察内の隠語でそう呼ばれる。目立たぬことを信条とする警護任務とは一見奇異にも思われるが、二年前、資源開発援助計画の交渉のため来日中だったナイジェリア特使が機甲兵装で襲撃されるという事案が突発した。警備部では当時最高レベルのSPによる警護態勢を取っていたものの、小火器を携帯した程度の人間では暗殺という明確な意志を持つ機甲兵装を阻止できなかった。幸い特使は一命を取りとめたが、この前例から、SATをはじめとする特殊部隊以外で唯一、警護課に機甲兵装が配備される運びとなったのである。配備されたのは第二種機甲兵装『ニーグル』二機。要人警護に特化した機体で、特に選抜され訓練を受けたSPが搭乗する。この隠されたジュバンこそ、警備部警護課の密かな誇りであった"(『自爆』p.374)


職員

佐久間康則

  • 登場:『自爆』
  • 警護課課長。警視

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最終更新:2015年05月07日 10:39