概要
- "一班につき四機の構成で、SATは計八機のブラウニーを投入している。第一種機甲兵装『ブラウニー』は欧米の群体、警察で広く採用されている優秀な機体であるが、基本スペックの格段に向上した第二種に比べると旧式の感は否めない。SATはその年の始めに第二種の最新鋭機『ボガート』計六機を導入していたが、SAT殲滅を狙った地下鉄立て籠もり事案で全機を失っている"(『自爆』p.241)
- "制圧第一班は全滅。SATは虎の子のボガート六機を一瞬で失った"(『完全』p.73)
- "荒垣警部補を班長とする一班は、六機のボガートを中心に四個分隊で編成されている"(『完全』p.48)
- "先頭車両の剥き出しになった荷台に、荒垣班長のボガート一号機がゆっくりと上がり込む。続けて部下のボガートが二機。残る三機は後続の作業車に。歩兵の突入隊員もそれぞれ二個分隊ずつ同乗する。同じく住吉側でも三機のブラウニーが作業車に乗り込んでいるはずである"(『完全』p.52)
職員
広重琢朗
- 登場:『無印』
- 所属:SAT隊長。警視
- "広重隊長は陽に焼けた赤銅色の顔をどす黒く染めて部下達に命じた"(『完全』p.20)
- "広重は機動隊出身の叩き上げで、人生の大半をSATの強化育成に捧げてきたような男である"(『完全』p.27)
- "事件の三日後には広重SAT隊長が辞表を提出、受理されている。同日警備部佐野次長の降格処分が発表された"(『完全』p.92)
荒垣義男
- 登場:『無印』
- 所属:SAT突入班長。警部補
- "荒垣の髭面が目に浮かぶ。粗野で無愛想。目元の意外な柔和さ。そして、口下手"(『完全』p.51)
安西勉
- 登場:『自爆』『未亡』
- 所属:SAT隊長。警視
- "安西は先の地下鉄立て籠もり事案の責任を取って辞職した広重の後任である。叩き上げの広重を慕っていたという安西は、官邸の判断とはいえ、特捜部の指揮下に置かれた不満を隠せずにいる"(『自爆』p.240)
福島猛
- 登場:『自爆』『焼相』
- 所属:SAT突入班長
- "SAT突入一班、福島班長の声。BN=ブラウニー。BN01は福島班長の乗る一号機の暗号名"(『自爆』p.240)
最終更新:2015年04月13日 19:21