ロシアン・マフィア
・概要
・構成員
アルセーニ・ゾロトフ
- 登場:『暗黒』
- 所属:ロシアン・マフィア
- 備考:別名「影」
- "波打つ黒髪に漆黒の双眸。不敵でもなく、傲岸でもなく、すべてを受け入れるかのようにカメラを見つめている。「アルセーニー・ネストロヴィッチ・ゾロトフ。通称ティエーニ。ロシアン・マフィアの中でも最高位とされるヴォル・ザ・コーネの一人だ。ヴォルの称号を得た者は本名ではなくクリクハというヴォルの通り名で呼ばれる。この男の場合はティエーニ、すなわち<影>だ」言われてみると確かに写真の男には、甘い面差しにもかかわらず隠しきれない翳りのようなものがあった"(『暗黒』p.67)
- "彼の両肩には一対の鷲の刺青がある。両手首には牙を剥く蛇。足首には狼。二の腕には赤い芥子の花束。胸には無数の十字架。腹には髑髏。背中にはキリル文字の経文。他に両肘、両膝、脇腹、尻、耳の裏、足の裏に至るまで、彼の全身は毒々しい文字や意匠で埋め尽くされている"(『暗黒』p.22)
イジャスラフ・ガムザ
- 登場:『暗黒』
- 所属:ロシアン・マフィア
- 備考:ゾロトフの腹心
- "コクピットから立ち上がったスキンヘッドの大男が上気した顔で言った。イジャスラフ・ガムザ。<ティエーニ>ゾロトフの腹心兼用心棒。元軍人で南オセチアやチェチェンで従軍したという"(『暗黒』p.28)
姓名不詳
「それならユーチューブでデモを見たことあるぜ。片腕で倒立したゴブリンがM82でリンゴを撃つんだ。マジで凄かった」
- "若いブリガーダの一人が興奮の声を上げた"(『暗黒』p.29)
- "元軍人の眼光に、若いブリガーダははっとしたように口を閉ざした"(『暗黒』p.29)
ヤコフ・スィロヴァトコ
- 登場:『暗黒』
- "第一試合、対戦者は元ザーパド大隊のヤコフ・スィロヴァトコ。チェチェンで覚えたレイプと殺人が癖になり、除隊後は専らその方面で活動"(『暗黒』p.288)
- "反対側の薄闇から、ブリガーダに囲まれた三十くらいの男がやってきた。監禁されていたことを示す髭と脂の浮いた顔。血走った眼。薄汚れたトレーナー"(『暗黒』p.288)
イサーク・パナマリョフ
- 登場:『暗黒』
- "キキモラに搭乗するのはイサーク・パナマリョフ。元ヴォストーク大隊の精鋭です"(『暗黒』p.305)
- "粛々と進行させるブラギンの紹介に応じて、軍用パイロットスーツを着た筋肉質の男が現れた。監禁されていた囚人ではない、組織側のテストパイロットだ。やはり元スぺツナズ。落ち着いたその目には不安も動揺もない。そして油断も慢心も。さっきの男より明らかに腕が立ちそうだ"(『暗黒』p.305)
最終更新:2016年06月24日 15:17