民間企業

・SNS(ソルジャー・ネットワーク・サービス)

  • 登場:『無印』『自爆』
  • "「国際傭兵仲介組織ソルジャー・ネットワーク・サービス。一般には、と言えるほど一般的でもないが、単なる傭兵の派遣会社のように思われながら、どうしてどうして、なかなかに興味深い動きをしているようだな。国際軍事の裏面で何を考えているか、知れたものじゃない」「へえ、俺は単に兵隊専門の職安と理解していたよ」「変わらんな、君は。SNSの幹部と昵懇の君が知らんはずはないだろう」"(『完全』p.192)

レジナルド・サマーズ

  • 登場:『無印』『自爆』
  • 所属:SNSの営業担当幹部

レナルズ

  • 登場:『完全』
  • "レナルズの野郎もさぞ……え、死んだ? レナルズが? そうか、死んだか。あれだけ用心深い男だったのに……本当に何があるか分からんな"(『完全』p.93)

姓名不詳

  • 登場:『無印』
  • "今話してた相手だがな、俺の同業者で、ソマリアにいるんだ。小氏族の小競り合いがまた始まったらしい"(『完全』p.95)

  • "だったら民間企業と契約すればいいじゃないか。アクトライドでもブラックフォールズでもいい"(『完全』p.107)

・ミウネ貿易

  • 登場:『無印』『自爆』
  • "倉庫の借主は『ミウネ貿易』。実体のないペーパーカンパニーだった。書類上の名義はすべて虚偽。貸主に月々の賃貸料を振り込んでいた口座の資金は、下手なマネーロンダリングなど足許にも及ばない複雑なルートを経たもので、解明には相当の困難が予想された"(『完全』p.269)

・シェルビンカ貿易

  • 登場:『暗黒』

ゴラン・ミカチューラ

  • 登場:『暗黒』
  • 所属:シェルビンカ貿易代表
  • "ゴラン・ミカチューラ。五十三歳。クラスノヤルスク出身。浅黒い顔をした短軀の男。抜け目がなく用心深い性格は写真からも充分に窺えた"(『暗黒』p.158)

・経団連

花園

  • 登場:『化生』
  • 所属:経団連会長

・本川製作所

  • 登場:『輪廻』
  • "同社は医療機器のメーカーで、身体障害者用の義手や義足を製作している。業界では中堅として知られていた。後ろ暗いところはまったくない。社会的には完全に堅気の企業である"(『火宅』p.66)
  • "本川製作所営業部河野高雄、同社第一製作部山浦晃、北和弘""台東区本川製作所本社""同社取締役三田孝之介""台東区本川製作所工場"(『輪廻』p.66)

・海棠商事

  • 登場:『化生』
  • "旧財閥系の大手商社"(『化生』p.208)
  • "フォンと経産省が進めているという件の合同プロジェクトに参加していないほぼ唯一の大手商社"(『化生』p.239)

・如月電工

  • 登場:『化生』『狼眼』
  • "製造コスト削減を喫緊の課題とする如月電工は数年前インド進出を試みて手ひどく失敗、撤退を余儀なくされている。そのときに得た教訓を元に、現在は東南アジアへの進出を慎重に進めているところであるという。有名企業だけに技術力自体には定評があり、社会的信用や知名度も申し分ない"(『化生』p.223)

榮川文夫

  • 登場:『狼眼』
  • 所属:常務取締役

・如月フォトニクス研究所

  • 登場:『化生』
  • "如月電工はフォンと提携関係にあり、このフォトニクス研究所にもフォンの資本が入っています"(『化生』p.219)

西村禎成

  • 登場:『化生』
  • 所属:主導研究員
  • "年齢は三十七歳、学会では気鋭の研究者として通っていますが、この男がなんと言いますか、どうも臭い"(『化生』p.222)
  • "未婚で独り暮らしだが、暮らしぶりは派手だった。水商売の女に入れ上げてはそのつど大金を使っている。優秀な研究者であるが、自己顕示欲も強く、人望が厚いとは言い難い。にもかかわらず研究チームを任されているのは、それだけ彼の研究が有望視されているということであろう"(『化生』p.222)

・大代興産

大代

  • 登場:『沙弥』
  • "大代興産は地元の実業界でも名の通った企業である。創業者は下関の発展に力を尽くした人物だったらしいが、よくある話で二代目、三代目は鼻持ちならない傲慢な性格に育った。その三代目の息子が<四小の大代>だ。現在は東京の私立大学付属高校に通っているらしい"(『火宅』p.140)

・青丹建設

  • 登場:『狼眼』
  • "「青丹建設の飛岡さんは元国交省の総合政策局でな、建設族の小林半次郎とは昵懇の仲だ。青丹と飛岡を調べていることが小林先生に知れたら、どんなことになるか」"(『狼眼』p.128)

青丹善次郎

  • 登場:『狼眼』
  • 所属:青丹建設会長
  • "株式会社青丹建設会長、青丹善次郎、七十二歳。政治家への数々の献金疑惑等で〈政商〉とも呼ばれる人物です。地検特捜部が小林半次郎議員の政治資金管理団体『半蔵会』を政治資金規正法違反の疑いで立件しようとした際、この男の名前がマスコミで頻繁に取り沙汰されたのは記憶に新しいところかと思います。ウチも以前からマークしていた大物ですが、クイアコンに気を取られている間にこんな動きをしていたとは、まったく面目ない次第です。まさかここで奴がクイアコンに関わってこようとは…」"(『狼眼』p.121)

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最終更新:2017年11月19日 10:41