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・
ゅぅ……はやきゅかえっちぇこにゃいきゃにゃ……
パタパタパタ
ゅっ?おみゃどしゃんにいりゅにょだりぇ?おにーしゃんにょおうちだよ!
「 ! !」パタパタ…ピョン
ゅ?あしょんじぇきゅりぇりゅにょ?
「 ♪」ピョンピョン
ゅー♪ゆっきゅりしちぇいっちぇにぇ!
※
※
※
「ゅんぅ…♪……ゅ?」
ありぇ?れぃむにょおちょみょだち……
キョロキョロ
あ、おにーしゃん…にぇちぇりゅ…
「ゅぅ……れぃむゆっきゅりおきちゃよ…」
たにょしきゅちぇ、ゆっきゅりできしょうだっちゃにゃ…おちょみょだち……
・
・
◇次の日
「ゆっきゅりおきちぇにぇ!」ポムッ
……ん…ちびが起きたか……………………だめだ喋るのめんどくさい…
―…まだ寝てなさい…
「ゅぅ!おきちぇにぇ、あしょんじぇにぇ…」コロン…コロン
…だめか。
うるさいのは大丈夫だが……よりめんどうになんのもめんどい…
―…わった…待て…
と、起きようとしたその時
ピンポーン
ん?…起き抜けに…
「ゅっ!ぴんぴょん!」
―…れいむ、これは悪魔の誘いだ。ほれ静かにこっち来なさい
「ゅゅゅ…ぁっちゃきゃぃ♪」
うちでは呼び鈴はやり過ごし一択一択だ。
宅配便ならそれとわかる反応がある、でなくとも知ってる奴ならわざわざ呼び鈴鳴らさな
ピポピポピポピポ
ピポピポピポピポ
ピポピポピポピポ
ピポピポピポピポ
ピポピポピポピポ
ピポピポ…
ひッ…?!
「あきゅみゃしゃん!ゆっきゅりしちぇにぇ!」
ピポピポ
ピポピポ
ピポピポ
止む気配がない
ピポピポ
…これは…
ピポピポ
出たほうがマシかな…念のためちびを布団に隠れさせて、と
―ジッとしてろ
「ゅぅ!」
・
ピポピポピポピポピポピポピンポーン…
覗き窓が無いから相手がわからんが、ノックしないのが吉か凶か…
深く息を吸い、俺は覚悟を決めて玄関を開けた。
そこには…
ブゥン→「どうも清く正しいきめぇ丸です」ブゥン←
←ブゥンブゥン→
←ブゥンブゥン→
―
間に合ってます。
バタン
…見なかった事に
ピポピポピポピポピポピポピポピポピポピポ
ガチャ
ブゥン↑「どうも清く正しいきめぇ丸です」ブゥン↓
ブゥン↑
ブゥン↓
ブゥン↑
ブゥン↓
―結構です。
パタン
…見なかった事に
ピポピポピポピポピポピポピポ ガチャ
「どうも清く正しいきめぇ丸です。」
・
・
・・・今度は動かないな。じゃ、気を取り直して…
そこには想定外の客が佇んでいた。
―で…ご用件は?うちヤクルトしかとらないんだけど。
「おお、
恩返し恩返し。先日はどうも」
恩返し?こいつに覚えは………!!…まさか?
「…にやり」
その瞬間、頭の中に昨日の事がフラッシュバックする…。
別に期待とかしてない、来るなんてそれこそ…でも、これは
な ん だ こ の 詐 欺 は。
回復どころか育ちすぎだろ!
なんだ?進化か?進化したのか?あの後、進化したのか?!
あ、いや待て…あやときめぇ丸は確か=同一だ。
ならこれはごく自然な…いやいや、ない!い、いかん、思ったよりショックがでかいぞ…
(おぉ、単純単純…)ボソッ「大丈夫のようですね。出ておいで…」
「ゅ!」ピョコ
―ん?
聞き覚えのある声に視線を戻すと、きめぇ丸の後ろから一匹の子ゆっくりが出てきた。
「おにーさん、どうも!きよくただしいゆっくりあやです!」
体の下部分の色が新しい…間違いなく昨日のあやだ。
あぁ…よかった、本当に、色々な意味で。
―ほんとに来たのか…素人治療の経過はどうだ?
「おぉ、順調順調」
―お前にゃ聞いちゃおらん、とゆうかさっきの聞こえてたぞ。どうゆう意味だ
「いい意味で…単純」
いい意味で?!つーか紛らわしい事しおって、お前一体なんなんだ?
「ゅっ!あやのかかさまです!」スリスリ
「おぉ…むすめ、むすめ」
母親だったのか…なるほど、警戒してついてきたのか。
あいつが言うにはこのくらいが親には良いっつってたな
―まぁとりあえず入る「おぉ、おかまいなくおかまいなく」か、って早いなオイ。
「ゆっくりおじゃまします」
当の娘より早いし…
・
『『ア゙ア゙ーッッア゙ーッ!』』゙
―Σって、なんじゃあこりゃあ!?ベランダが真っ黒じゃねーか!
これは…カ、カラス?こ、怖すぎる。
「おにーしゃん!きょわいよ!」
―と、とりあえず窓があるからちょっとは持つ… ガララッ!
キィヤァーッ!開けおったぁ!
『ア゙ーァ゙ッア゙ッ!』
ヒュバッ!シュタッ…
「あ゙ーぁ゙っあ゙ーっあ゙っ゙!」
・
・
『『ア゙ーッ゙!!』』バササササッ!
―・・・あれ? 「ゅ…?」
「…おお、失礼失礼。護衛です」
―やる事なす事ホラーすぎるんだよ!…つーかお前らカラスとは仲悪いんじゃ…
「ゅ?みんないいひとですよ?」
そうなのか…色々あるもんだな。
―とりあえずお隣さんに迷惑だからもうちょい目立たないようにしときなさい。
「おお、了解了解」
「ゅぅ…おにーしゃんみょうだいじょびゅ?」モゾモゾ
ビュバッ!「おぉ、大丈夫大丈夫」
・ ・ ・ 、
「お゙に゙ーしぁ゙ぁぁぁあ゙っ!!あきゅ゙み゙ゃしゃん゙きちゃ゙ぁぁぁあ!」
「おぉ、ひどいひどい…」ズイズイズイ…
「ゅ゙ゔぅぅぅぅっ!」
―あーとりあえず布団の中でちびをおどかすなよー。
・
・
「ゅぅ…びっきゅりしちゃよ…ゅゅゅ…」
「ごめんね…ほら!かかさまも」
「………おぉ…おぉ」
と、まぁ色々あったがようやく何とか色々と落ち着いてきた。約一匹めっさ凹んでるけど
「ゅゅ!みょうれぃむひぇいきだよ!だきゃりゃゆっきゅりしちぇいっちぇにぇ!」
だそうだ。
「ありがとう!ゆっくりしてい…ゅっ…でもでも、おんがえし…」
そういや『恩返し』か…ちびの事もあってまともに考えなかったし、まぁ特に頼める事も……ん、まてよ
―あや
「ゅ!おにーさん!なにかありましたか…」
―れいむの遊び相手を頼めるか?
「ゅっ?おにーさんは?」
―普段はバイトでいない
「でも、でも…」
―それで最近困ってんだ。で、ダメか?
「……わかりました、きよくただしくゆっくりあそ…おんがえしです!」パタパタ…ピョン
「ゅ?あしょんじぇきゅりぇりゅにょ?」
「うん、あそぼ♪」ピョンピョン
「ゅー♪ゆっきゅりしちぇいっちぇにぇ!」ピョンピョン
ん、これでちびの事は解決したな…
『ぎゅ゙ゅ~ゔぅぅぅっ…』
・ ・ ・
「おぉ、はらへりへりはら」チラッ…チラッ
チラチラ見るな、つか古い言葉知ってんな。
「かかさまだめです!おんがえしは『きゅるる~…』…これ…から……ゅぅ」
「…おぉ、はらへりへりはら」チラチラッ
―・・・とりあえず何か食うか?玉子焼きで良きゃあるぞ コツコツコツ…
「ゅゅ♪あやや!おにーしゃんにょたみゃぎょやきしゃんはしゅごきゅゆっきゅりできりゅよ♪」
「ほんと!ゅゅ…またごおんが」
―気にすんな、せいぜいゆっくり返してってくれ。コトン ちびも食え
「ゅっ!いちゃぢゃきみゃしゅ!むーちゃむーちゃ!」「いただきます!もくもく…」
「「ちぁゎちぇー♪」」
うむ、相変わらずの食いっぷりだ
「きめぇ丸めは、ほろ苦くさわやかなのどごしの…」
―お前ちょっとは気にしろ。ほれコーヒーゼリー。カッ
「さんくす」
《にょん》チュルルン
「このあじ…おさないゆかりんにまだはやいかしら。
でも、このおいしさがわかるなんて…ちょっぴりおとなになっちゃった☆
じゃあ、ゆっかりしていってね!」《にょん》
・
・
ゼリーは突然現れたゆかりに一瞬で食された。
アイツはカップデザートに何かこだわりでもあるのか…?
「おぉ…おぉ…」
―大丈夫だ、カップ系はこうゆう時のために…「おお、二個二個。」
どさくさに増やしやがった。
だが、
附に落ちんがコーヒーゼリーは四つあるのだ。
『「ゅっゅっゅ~♪おちょみょだち~♪」「ゅゅ~ゅ~っ♪おとも~だ~ち~♪」』
おしまい。
あとがき
ども『とりあえずパフェ』です。誕生日にうつつをぬかしててちょっとかかりました。
最初は一本の予定でしたがきめぇ丸の奇行が描きたくて前後編になりました
- いちいちれいむの挙動がかわいいなぁ…… -- 名無しさん (2009-07-04 23:32:39)
- きめぇ丸欲しいな -- 名無しさん (2010-11-29 18:14:18)
最終更新:2010年11月29日 18:14