時刻は何時だろう?
このホテルは、窓が少ない。
かなりの長い感覚で設置されている窓から外を見たが、霧がすごい。
エレベーターは見えるのだが、廊下は長かった。
長すぎる。
誰かに騙されているんじゃないかと思うほど、長い。
歩いても歩いても、辿り着けない。
ついに、荷物の重さにも耐え兼ね、明美ちゃんは壁際でへたりこんだ。
涙も枯れ果てていたが、少し落ち着いた所で、また立ち上がる。
それが、5回ほど続いただろうか?
疲れよりも酷い敵が襲ってきた。
空腹である。
勿論、食べ物など持参してはいない。
一応荷物は食べ物だが、生肉だし、何よりそれに手を出す発想自体は、流石に明美ちゃんには生まれなかった。
転びかけ、遠くに見えるエレベーターを睨みつつ、明美ちゃんは咽び泣きながら歩いた。
食べられない、というのがこんなに辛いとは思わなかった。
疲れる。辛い。 それを通り越して、そろそろ痛い。
普段なら10歩行くところが、ようやく1歩だ。
どうすれば………
と、後ろからガラガラと音がした。
振り向くと、ゆっくりおりんが押し車を持って、にやにやしながらこちらを見ている。
「お運びしましょうか?」
何だから怖くて、思わず明美ちゃんは首を横に振った。
「おや、それじゃあ」
おりんは、押し車ごと、少し先にあるトイレに入ってしまった。
時間をかけてその前まで明美ちゃんは辿り着いたが、おりんはまだ出てこない。
何なんだ? と思ってたら、エレベーターの前に到着していた。
803号室――――考えてみれば、明美ちゃんの部屋が、702号室なので、すぐ下にある訳だ。その気になれば
逃げる事もできるが、もうそんな発想自体が無い。
明美ちゃんは―――――「工事中」との札が付着し、一面を分厚い布で覆われた廊下の前に立っている。
ここの先に、803号室がある訳だが、これではいけない。
「パチュリーさん」は、この立札の前で話せばいい と言っていた。
明美ちゃんは、恐る恐る話す。
「こんばんはー」
もったいぶらずに、返事がきた。
あの、低いのか高いのか解らない、悪意のこもった意地悪ばあさんみたいな声だ。
『だれじゃああーー…………』あー あー あー
「あの、お嬢様が、ぬえさんと、お酒をのみたいからきてください、 って言ってます」
『あの吸血チビの犬になりさがったか、小娘よ… ならば奴に伝えよ。貴様からでむけとなー』なー なー なー
なー…… なー… ナー…
無駄にエコーがかかる。こんな意味もなく大声で話して、周りの部屋の人が怒らないかと心配だったが、
誰も出てこないからいいのだろう。
「お酒も
おもちしましたぁ」
『おぉ酒だとー?』とー とー とー……
「ナゴヤコーチンも」
『それはもう もらったわいー』いー いー いー……
「そんなこといわないでぇ…… うう…… あれ? まだ入ってる?」
紙袋には、「たけのこの里」が入っていた
『たけのこの里だとー?』とー とー とー……
(え……? 喜んでるの? 怒ってるの?)
『どおおおぉぉれいいいいいぃぃ この布の中に入ってくるがよいぞ、小娘ええええぇぇぇ』えー えー えー……
(あのあの、ごめんなさい。ぬえさん。 もう一つおねがいがあるんです)
『言うてみいい』
―――ちるのちゃんと、るーみあちゃんを、元に戻してほしい
それから、それからでいいから、自分を人間に戻してほしい。人間にみられるようにしてほしい。
そして――――お嬢様の言ってた通りにしてほしい。
お願いですから。
「工事中」の布を押しのけて入る。
そこは――――何故か、どこも壊れていなかった。工事もしていない。
はて? と思いつつ、辺りを見回すと、俎板が床に置かれ、包丁と布と、大きな魚が置かれていた。
『そこの魚を捌いてもらおうか』
「ええ~………」
料理はほとんどやったことが無い。
幼稚園の時に、パンをこねた事があるくらいだ。
包丁は危ないからと、まだ持たされていない。
『どうした? おぬしの覚悟はその程度か?』
「………………」
泣きながら包丁を握った。
――――魚に愛着がある訳ではない。
だが、完全に生前の姿を保った食べ物をみるのは、これが初めてかもしれない。
包丁の先端を、とりあえず一番痛くなさそうな背びれの辺りに突き立てようとして、跳ね返された。
何度もやって、ようやく鈍く切れ込みが入ったが、そこで止まってしまった。
『……………』
「ごめんなさい…………」
『――――…… まあいい。 単なる嫌がらせだ。全く持って意味はない。入れ』
もうエコーがかかっていない。
とんでもない後悔や恥ずかしさが渦巻いていた。
お嬢様と会ってから、色々な事を考えていたが、また一つ、それが膨らんだ。
昼間の自分に会って、できたら殴ってみたい
明美ちゃんは涙でベトベトになった顔を拭いて――――803号室を開けた。
そこには そこには
(<、,,> ":::::::::::::::::::::::::::: 、
~〈/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)
〃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<、 ど ロ こ
~そ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,) も リ の
、_ ,, /::::::::::::::::::::::::、,ゝ===く:::::::,:::::ヽ め コ
`V::::::::::::::::::::、_γ `ヾ,_ < ! ン
l::::::::::::::::::::::く( r,J三;ヾ )> く,
~v,ん:::::::::::::::´:::::::=; {三●;= } ,=ニ `/l/!/⌒Y
l:::::::::::::::::::::::::::::ゝ≡三=イ ´::::゙:::::::::::::::::::::::::::::::
l:::::::::::::::::::::::::::::::,,_ ,-‐、--、_,-‐-、゙:::::::::::::::::::::::::::::::
l::::::::::::::: /~/ /--、_,-‐''`, ゙:::::::/\/\ ヽ
l:::::::::::::::/ /´ / ,‐-____/\/_,,....:::::::\i
l:::::::::::::/ i /\/:::::::::::::::::ィ´  ̄`''ヽ /
l:::::::::::::/ :: i::::::::| |::::::::/´´ ̄`―-、-、 `ヽ、 /ヽ
l:::::::::::::i i::::::::| |::::::{ ヽ 〉ヽ  ̄
/_.-‐''i ヘ::::::::| |:::::::〈 i. \ヽ ヽ ヽ ゝ i,
ヽ、:::::::ヽ \'`| ||`':::〉 i 人〈\(ヽ_ゝ_ヽ从リ } 〉
\,、 l ヽ | | リ ハ`‐-‐ ヒ_ン )ノィ’ i
/ } | | リ!/! ,___, "" リ ノ )
/ / | | 〉', (_ノ ノ´ } ヽ
/ ,,/ (彡 リ. > ..,____ ,,. ,フノリヽハ)
「…………………」
「…………………」
「…………………」
「…………………」
「どうよ?」
「えっ?」
玄関で、出しゃばるように、ゆっくりこがさが立っているのでよく解らないが、ぬえお姉さんは部屋の奥で、
何だかものすごくだらしない格好でくつろいでいるみたいだった。下着だけらしいが、あのスイートルームに
戻って、お嬢様が同じ格好をしていたらいいのにと明美ちゃんは疲れた頭でぼんやりと思った。
ゆっくりこがさは、パタリ、と不自然な傘を閉じた。
「最初は鵺だと思ったでしょ?」
「え、ええ…………」
「それも、あの少女形態じゃなくて、
ノノ
y´⌒ヾ、⌒゛ー-´:く≦
」⌒l ,,'::::::::::::::::::::::;::::';:::';:::;:ヾヘ
l O \ .i::!:::::;:::::::::';:::::::';::::',:::)::)::;ヾ
r'´ ノ\ `!ソ:::;ノメ;;,、:::ソ::ンノヾ;':::'::::::;ノ),'⌒ヽ、
//」⌒l `,ノ」:::ノゝ、 ヾノ / ヌリ:'::::::;ソ⌒ヽ ヽ
. l/ l O \从イ (ヒ_] ヒ_ン ) レ、::::::::}`ヽ .} }
r'´ ノ\ .)ノ!"" ,___, "" ,ノ:::::::ノ ノ ,ヘ ム
/ / ヾー:::イ人 ヽ _ン ,イ:::::::ノ 「 7< .|
l/ `ーz::::::>、.,___,,..イ:::::::/ レ′ とか
y´⌒ヾ、⌒゛ー-´:く≦
」⌒l ,,'::::::::::::::::::::::;::::';:::';:::;:ヾヘ .,ィつry
l O\ i::!:::::;:::::::::';:::::::';::::',:::)::)::::;ス、ノ:://:ン. //フ_ とか
´ノ\\!ソ:::;ノメ;;,、:::ソ::ンノヾ;':::':::::::::;ノ)ノ:ノィ斗、/// /ゥ
」⌒l .\ノノ」::::ノゝ、 ヾノ / ヌリ:'::::::‐ .::: /`ハ / / / / ラ
l O\:::イ (ヒ_] ヒ_ン ).レ }l彡"ィノ/}}/ / / /∠っ,, -z― 、
r'´ノ\ )イ,|"" ,___, "" ,ノl11`o' :: / ,'))入,,/r≦z'' .::::.ーニ\
/,ヘ、\ノ::', ヽ _ン イ:ルィ`○ ,))))) }ニ,ン´' .:::≠:::、≠=`丶/´"^`丶、
ヾ、::::::::::::::::ヽ、 ,ノ::::三=メ/′爻彡"=ニフ.:::=::::, ' ヽ ''''ニ三ヒン` \
-≧;;;;` ー--─ ´;;;;:ミ≡'ゞy 爻彡ヘ>`z::=:::/ ';, / ヽ、ミ)
.彡:::.:.:`,..:.::.:.:.:::::ミ  ̄ ̄ ̄`.ミ::'ノ__ / / V"
彡:::::.:::::..:.:::::::.::ミ .. ゙V'_`丶 (__,>
彡::::::.:.:.:.::::::::::ミ _., `ヽ: : : `ヽヽ `, _,,...,_ ,
|メ!川!,ハ'i |ー´`ヽ: .|ヽ: / │`、,./" .r=ァヽ
(~⌒~i !~⌒~} \, :`i |: ノ` ヽ (´ r=‐ ,ィ'
i`""i i""゛i 〕 :| |: / `一-ヾ, '=彡'',)
ノ ;, ,' ト | :/ (:: |, "、_,_',ノ
/ | | `丶 | ( |: i'
∠ | ノ `、 丿 :/ .|:: `i
_ノ=´レV`,i- 厶ス /`v`〉 (,,/゛ ,i´ ./
//´^ / ノ 《レ' i " `iノ く_/
`'ー-^ー'´ `ー'ー'´
みたいなのがドアの先に待ち構えていると思ってたでしょ?」
「ええまあ」
ガラガラと、妖怪鵺の図を描いたホワイトボードを片付け、ゆっくりこがさは直も食い下がった。
「で、実際いたのは、”こがさ”!!」
「…………」
「しかも、本人じゃなくてゆっくりの方かよ! っていうアレね。それ」
「…………」
名古屋コーチンはどうしよう? お酒はどこに置こう? と明美ちゃんは辺りを見回す。
「まあ、ガムでもどうよ?」
低い声で、ゆっくりこがさはどこからともなく、板ガムを取り出した。
腹は減ってるが、こんな時に何を……と思っていたら、思い切り手を挟まれた。
「あっ 痛い」
やさぐれきった声でこがさは笑う。
「どうせこんな事でしか驚かないんでしょ? どうせそうだと思ってたわよ」
「………」
「はいはい」
ボフッ と布団を叩く様な音で、こがさから煙がたなびいた。
「……?」
「はい、実は本人でしたー」
そこには――――昼間に見た、サングラスをかけていたお姉さんがいたのだった。
「???????」
「―――………解らないなら解らないでけっこう……」
だらしない下着姿のぬえお姉さんは、異様な程大人びた下着をつけていて、部屋の奥で着替えていた。
あれがお嬢様だったらいいのに、と明美ちゃんは何度も思った。
「さて………それじゃあ、食堂に行こうか」
「え?」
「食材はもう、十分にそろった」
困惑する明美ちゃんの手を、こがさ似のお姉さんがつかみ――――きちんと着替えたぬえお姉さんと
一緒に、3人は部屋を出た。
そのまま、上の階のスイートルームに行ってほしかったのに………明美ちゃんは、それを説得したが、
てんで無視されたままーーーー3人はエレベーターで、1階へ向かった。
その日のお昼に入ったレストランーーーー「みどりひげ」
本当にもう深夜だろうに――――他の店は閉まっているのに、そこだけが営業している。
ただし、お客は一人も無し。
「いらっしゃいませ」
出迎えてくれたのは、昼間のシェフリグル。
「ようこそ」
テーブルに配膳しているのは、ゆっくりさなえさん。
そして座っていたのは――――
「お、お嬢様!?」
メエドさんも一緒に、えらくにこやかにスタンバイしている。
「…………何であんたも?」
「言っておくけど、私は毎年このホテルに来てるの」
「はい、お得意さまでございます」
シェフ達は嬉しそう。
「毎年ここでしか食べられないご馳走が楽しみの一つなのに、他にも妖怪が来て何か注文してるっていうでしょ?
覗いてみない手はないわね」
――――それは………
「はい。当店では、すべてのお客様に満足していただく料理を提供させていただいております」
例えそれが―――
……さなえさんはにやりと笑っている
「人間のお客様でも、ゆっくりでも、 亡霊でも――――――妖怪であったとしても」
まさかまさか――――………
あとずさった明美ちゃんに、シェフリグルがとびかかる!
「きーっく!」
ポコリ
――――どこら辺でキックしたのかよく解らなかったが―――明美ちゃんの口から、何かが飛び出した。
「ひとだま?」
漫画などの表現ではよくある。
疲れたり驚いたりして、口から魂が出るという、あれだ。
それは相当大きく―――お嬢様が座っているテーブルよりも大きかった。
虫網を咥えたさなえさんが、ジャンプし、それをかき集めて―――調理場の方へ移動させていった。
「あの? どういう事?」
「妖怪が食べるのは、人肉とは限らないんですよ」
メエドさんが説明してくれる。
「ここにいる小傘さん――――ちゃんとしたお客さんの―――――みたいに、人間の『驚き』を食べる
妖怪もいるんですよ」
「????」
「実の事言うと、私も食べる。生き胆よりも好き」
ぬえお姉さんは早くも座ってナプキンをつけている。
あ、この子は泊まってはいないけど、私の連れという事で、と小傘似のお姉さんはりぐるに説明している。
「いや、お嬢ちゃん、親御さんや友達を困らせてるあんたを昼間に見かけたら、どうにも美味しそうに見えてね?」
「心が弱っている人間や、悪い人間は妖怪の大好物なのさ」
「だから、ぬえちゃんに協力して、色々やって驚いてもらおうと思ったのよ―――まあ………」
紅魔館一行がいるとは知らずに……
と、お姉さんは気まずそう。
「この店は、おそらく外の世界でも数件しかないと言われる、『驚き』 を 『調理』できる店なんです」
「お昼からかけて、じっくりため込んだ悪いこの『驚き』ですね」
そんな事は聞いていない――――
「人間の皆さんには秘密なんですけどね。 妖怪のお客様は、素性を隠したがってますから」
ややあって、店の中には、美味しそうな匂いが充満した。
そして、運ばれてきたものは――――――
「う、うわあああああああああああああああ!!!」
逆に、今が一番驚いたんじゃないだろうか?
持ってきたお盆には――――――― つやつやの大量の山盛り茄子が!!
「何でええ?」
「あなた、茄子が本当に嫌いなのね」
「『驚き』を調理すると、その人間が不快に思ってる食材の形になってしまうんですよ」
「あ、あなた自身は食べない方がいいですよ。自分の『驚き』なんて食べたら危険です」
「ほほお」
ガタガタと震える明美ちゃんの前で、依頼主であろう小傘似の女と、お嬢様、メエドさん、そして、驚くというより
単純に恐怖と不快感を与え続けてくれたぬえお姉さんは、さも美味しそうに食べ始めた――――
「この中はさっくり、外はトロトロ! 何と言う触感!」
///////////
――――なんて言い訳が、信じてくれないよね…・・・・・
今の所、泣きながら回鍋肉を取り皿によそってくれるママに、この後話す内容を一通り整理して、明美ちゃんは
ため息をついた。
まあ、実際言い訳じゃなくて、本当のことだけどね?
「良かった……本当によかった! ………お説教は後だけど、今は食べなさい……」
あのまま、美味しそうに食べる4人を見つつ、空腹よりも疲れが出て、明美ちゃんは眠ってしまった。
そして、気が付いたら食堂で一人で朝を迎えていたのだった。
この季節、寒いはずなのに、風邪ひとつひかずにーーーーー
何故か、紅茶が置いてあったが、寝た後に置かれたので、当然冷め切っていた。無意味な心遣いだが、
何となく嬉しかった。
「ありがとう」
警察の人にも色々聞かれたけど、殆ど話せなかった。
ちなみに、ちるのちゃんも、るーみあちゃんも、廊下で寝ていて、何が起こったかは覚えていなかったそうな。
「ありがとうね、二人とも」
「えっ? なにがあったけ?」
「何だっけ? 干し柿のこと?」
そして、「みどりひげ」に、ゆっくりの店員はいないという…………
もしかしたら、本当に何もなかったのかな?
「いただきます」
合掌。
良く晴れた日だ。
――――こんな日じゃ、流石にお嬢様とは会えないだろう。
涙目になりながら、明美ちゃんは自分で頼んでよそった麻婆茄子を、涙目になりながら頬張った。
了
おまけ
明美ちゃんが去った直後のスイートルームでは……
「あの、何ですか、その――――『同級生と家族を皆殺し』って器用な話は……
正直ドン引きなんですが」
「――――いや、咲夜。お前の事じゃないか……そんなに思い出したくない過去
なら、言って悪かったわよ」
「誰の事ですか? いえ、職業ですから、人肉捌くのはまあ慣れましたけど」
「何か能力とか関係無しに、親から虐待受けてたって話してたけど」
「――――………・・ ああ」
遠い目で、完璧で瀟洒なメエドさんは言った
「確か、今回はそういう設定でした………」
「―――今回? ちょっと待て」
「咲夜、お祖母ちゃんから紅魔館のメエドを継いだんじゃかったの?」
「うわあ、私は能力のせいで村から迫害されて、家に火をつけられてから放浪してたって聞きましたよ?」
「私は、お嬢様に国を滅ぼされて、唯一生き残ったのを気に入られたって話で……」
「ちょっと、何で私一人だけそんなに穏やかなのよ」
「うーん……どうでしたかね…………」
悩んでいるメエドさんの顔は、冗談か本気か解らないが、前者なら腹が立つし、後者なら後者で不安になる。
寝室で遊び疲れて眠っているフランドールが起きたら、どんな設定なのか聞いてみよう と一同は思った。
- フェイントwぬえの”正体をわからなくする程度の能力”がこんなにも
物事を正体不明にするとは・・・ -- 名無しさん (2011-01-05 14:44:18)
- ホラーと見せかけといてところがぎっちょん
作品自体に正体不明の種が入っているかのようでした
そして何故かエコーの台詞(『』のところ)はCV若本で再生されました -- 名無しさん (2011-01-09 00:39:31)
最終更新:2011年01月09日 00:39