私の名前はアリス・マーガトロイド
前の話を見ていない人のために簡単なあらすじを説明しておくわ
ある日、私の家に傷ついたゆっくりありすがたどり着いたわ
そのゆっくりありすは不思議な事に様々なゆっくりを生む事ができたの
大方、群れのゆっくりに怖がられて群れを追い出されたのでしょうね
ちなみに私の家に着いたときにはゆっくりありす、れーせん、けーね、こまちを生やしていたわ
このまま家の前で死なれると目覚めが悪くなりそうだから
適当な処置を施して家で飼う事にした訳
次の日、ゆっくりを独自に研究しているパチュリーと一緒に
赤ゆっくり達が生まれ落ちるのを見届けたと言った所かしら
さて、無事に赤ゆっくり達も生まれ落ちた訳だし
赤ゆっくりのための餌を探してきますか
「パチュリー、餌を探してくるわ」
「赤ゆっくりの餌は必ず親ありすから与えさせる事は忘れないでね」
親ゆっくりからではなく、飼い主から赤ゆっくりに餌を与えてしまうと
親子の絆を育む事ができないのは想像に難くないわ
私はありす達をパチュリーに任せ、餌を探しにいく事にした
雨が止んで間もない魔法の森
赤ゆっくりに与える餌はお菓子は控えた方が良いみたい
早いうちに舌が肥えるとお菓子しか食べられなくなっちゃうんじゃないかしら
ゆっくりは赤ゆっくりの時に与えられた餌を好むと聞くわ
それなら自然で育ってきたと思われる親ありすと同じ自然の産物を採ってくるべきね
私はその辺りの木の根元に生えているきのこ等を集めていく
普段は近くの町まで買い出しに行くけど、この辺りのきのこの毒の有無は判別済みよ
あまり触れたくないけど小さな虫とかも採っておく、本当は近くの町まで行きたいんだけどね
私が家に着くとパチュリーが迎えにくる
「ただいま、ゆっくり達の様子はどう?」
「今の所問題は無いわ、強いて言えば少ししたら赤ゆっくりが腹を減らすわね」
「それじゃ、私は紅魔館に戻るわ、試作品の様子を見に行かないといけないし」
「困ったときは相談に来なさい、遠慮なく乗ってあげるわ」
家から出るパチュリー、これからも聞く事が出てきそうね
「ゆ?おかえり、ゆっくりしていってね!!!」
「ただいま、元気そうね」
赤ゆっくり達は既に蔓を食べ終わったようでゆっくりしてるわ
「さあ、ご飯を採ってきたわ、後であなたが子供にあげるのよ」
「ゆっくりわかったわ、これはおやのしごとってやつね」
「そういうこと、近いうちに一緒に餌を探しに行きたいわね」
私は試しに赤ゆっくり達に接触してみる事にした
まずは子ありす、種が同じ分、あまり変に気を使う事は無いと思うけどね
「ゆ?おかーしゃんをたちゅけてきゅれたおねーしゃん?」
「そうよ、まあ気にしなくてもいいんだから、ゆっくりしていきなさい」
「ゆっ!ゆっきゅりちていきゅわ!!!」
次にゆっくりれーせん、気弱なのか親ありすの陰に隠れているわ
「れーせん、あのおねえさんはありすたちをゆっくりさせてくれるひとだからあいさつしてね!!!」
親ありすの説得によりゆっくりと前に進み出るれーせん
その姿がなんともかわいらしいわね、もう抱きしめたくなっちゃう位にね
「ゆ…ゆ…おねーしゃんはゆっきゅりできりゅひと?」
「ええ、怖がる事は無いわ、安心してゆっくりしていってね?」
「ゆ…ゆっきゅりちていきまちゅ……」
まあすぐに慣れるでしょう、そう思いつつ私はゆっくりこまちを探す
「こまちー!どこいるの?」
言った途端に赤髪のゆっくりがおもちゃの陰から飛び出してくる
この子がゆっくりこまちよ、この子、他の赤ゆっくりとは違って
モデルが話好きだからか発音がしっかりしているの、おかげで意思疎通がしやすいわ
「ゆっ?あたいになにかよう?まあゆっくりしていきなよ!!!」
「その様子だと元気そうね、ゆっくりしていくわ」
こまちとおしゃべりしていると青い帽子を被った赤ゆっくりがやってくる
ゆっくりけーねよ、どうもこの子、赤ゆっくりの時から妙に発音が良いのよね
多分この会話を文章にしたら簡単な字は漢字になるんじゃないかしら
「けーね、元気にしてる?」
「ゆっ!けーねは元気にゆっくりしている!!!」
「けーねの豆ちしき!、けーねたちとあそぶ時はまわりに気をくばってね!!!」
どうやらゆっくりけーねは話の際に豆知識を話すみたいね
ひょっとしたら参考書には載っていない知識も話してくれるんじゃないかしら
そうしている内にお腹を空かせたとの声が聞こえるようになってくる
「おかーしゃん!ゆっきゅりおなきゃちゅいたよ!!!」
「なにたべればいいの?こまち、おなかすいてきたよ!!!」
私が新聞紙を引くと何を意図しているのかを察したのか親ありすが新聞紙に乗る
「こどもたち、ありすについてきてね!!!」
次々とついてくる赤ゆっくり達、床を汚されると少々面倒だわ
参考書によるとこういう時は新聞紙を敷く等して床が汚れないようにすること
親ありすが私から渡された餌を口に含み、咀嚼し始める
このようなありす種は食べ物を食べる際に口を開ける事は絶対にしないらしいわ
多分、とかいはを自称する辺り下手に下品な行動はできないのかもね
餌を細かく砕き終えた親ありすは餌を四つに分けて吐き出す
「ゆっくりたべてね、ほかのこのぶんをとっちゃだめよ!!!」
一斉に餌に食いつく赤ゆっくり達、でもゆっくりによくあるらしい食い散らかしをする様子が無いわ
子ありすに至っては親を見習い、口を開けないくらいよ
この辺についてはパチュリーに聞いた方が良さそうね
ゆっくりと餌を食べ終わった赤ゆっくり達はお腹がいっぱいになったのか眠ってしまった
私は親ありすの分の餌を出す、その辺のきのこよ
「ゆ…ありがとうなんていってやらないんだから!!!」
そう言いつつ親ありすはきのこを飲み込んで行く
丸呑みもあまり行儀は良くなかった気がするけど、音を立てて食い散らかすよりはマシね
そもそも胴なしのゆっくりにテーブルマナーを理解させ、実践させるのは無理に近いわ
「おなかいっぱいよ、ごちそうさま!!!」
腹一杯食べる事ができたからか、本当に満足そうね
「ところで…どうしてここまでありすのめんどうをみてくれるの?」
「決まってるじゃない、あなたが今、帰る場所はここなんだから」
わざわざオリジナルの髪飾りまで作ってしまったんだから(私のサインを入れただけだけどね)
最後まで責任とって育てて行かないといけないでしょ?
「ここは私がきちんと責任を持って最後まで育ててあげるんだから…感謝しなさいよ?」
「ゆ!ちっともありがたくなんておもってないんだからね!!!」
「…それでもここにいてほしいっていうんなら…いてあげるんだから……」
既に私の心は決まっていた、このありす達とは最後までゆっくりと付き合って行こうと
こんなに可愛らしい事言ってくれるんだから誰かが手放せと言っても絶対に手放さないんだから!
- ゆっくりけーねがかわいいんだぜ。 -- 名無しさん (2008-10-05 21:44:36)
- いろんなゆっくりを生むという発想は無かった、続きが楽しみ -- 名無しさん (2008-10-12 19:05:09)
- おぉ・・名作の悪寒がw (作者がレイブンというのも(ry -- トミー (2008-12-07 16:52:12)
- れーせんとけーねとこまちだなんて夢の組み合わせじゃないか!! -- 名無しさん (2011-04-30 19:00:48)
- この発想は無かった -- 夢想夏郷 (2011-08-23 21:54:50)
- れーせんに 萌え殺されそう -- 名無しさん (2012-08-14 15:57:28)
- さすが私をモデルにしたゆっくり -- 白上沢けいね (2012-09-25 17:34:38)
最終更新:2012年09月25日 17:34