- かなりアホな内容になっていますのでシャレの通じない人は読まないでください
ではネタ文開始です。
「ぱちゅりー! ばれんたいんてにゃに?」
「むきゅ! ばれんたいんとはいいこがすきなひとからちょこれーとがもらえるひよ!」
「こぁ! ぱちゅりーさまはものしりですね!」
「むきゅ! ただわるいこはつののはえたおにさんにたべられてしまうのよ!」
「うんうんわきゃりゅよー! いいこにしてればもんだいないんだにょー!」
「「むきゅ、ゆっくりりかいしたわ!」」
「うーうー♪ ゆっくりりかいしたんだどー♪ うーうー♪」
冬も終わり近くになったのか春一番が吹いたとある里
その中のある家で飼われているゆっくりたちが楽しそうな会話をしていた。
いろいろと勘違いしているがいい子になればチョコレートをバレンタインにもらえると信じている。
その会話を聞こえないフリをしながら俺は聞いていた…罵煉蛇胤(バレンタイン)だと
期待させておいて地獄に落とされるバレンタインなんて無くなっちまえばいいんだ。
そう思った瞬間に俺はゆっくり達の前に出て叫んでいた。
「いいかおまえらよく聞け!!
バレンタインなんてもんはな菓子屋に踊らされている馬鹿のやることなんだ
チョコレートをあげるだふざけるんじゃねー!
欲しくもないのにもらって返さなければいけないこっちの気持ちを考えやがれ!!
仕事帰りにいきなり渡されて浮かれた勢いであんなことをしちまった…ちっ
だったら最初から渡さなければいいんだよ…あのアマ…本命と勘違いしたこっちの身になりやがれ
勇気を出して告白したのに『ゴメンネ』の一言でチョコレートのように消えたんだぞ。俺の愛はよ
その時、俺はようやく気付いたんだよ…っふふうふうふっふふ」
そういうと目の前の男は自分に酔ったような感じで歌い始めた
「真実の愛は次元が違う!!… 恋せよ男子! 左手にゃマウス! 恋せよ男子! 右の手は何だ」
男は自分の妄想を大声で叫びながら踊り始めた
股間に右手を当てたり頭の上に大きく振りかぶったり普段の男とは全く違う姿だった
そして、最後にギブ・ミー・くださいチョコレートといいながら泣き始めたのだった…
その様子をみながらゆっくり達はバレンタインデーの事と今日の出来事は忘れるべきなのか迷ったのだった。
エンド…下のほうにも文章があるので暇なら読んでください
ではあらためて駄文開始です
久々に歌ったが彼の歌は最高だった。今の俺はあの偉大な男になっている気がする。
何故かゆっくりたちに引かれている気がするのは気のせいだろう。
とりあえずこれでバレンタインの事は忘れてくれたに違いない
やはり面白いイベントは当日まで知らないほう楽しいに決まっている
そして、2月14日バレンタインデー
家のゆっくり達に適当な用事を言いつけた俺はゆっくりしないで調理を開始した。
あいつらの来たお祝いの意味もこめての3時のおやつパーティにするつもりだ。
用意したものは森の近くの店で手に入れたクッキー型を利用したゆっくり達の顔をしたチョコレートクッキーだ。
この型を買った時に銀髪眼鏡の店主がニヤニヤしていたのは俺が自分を慰めると思ったからだろうか?
だがそれはハズレだ。これは俺の大切なゆっくり達…いや、家族へのプレゼントだ。
日本以外では男女が愛を確かめるためにプレゼントを交換するらしい。
だがおれは家族への感謝をこめてもあげても問題はないと考えている。
まあ、独身男がチョコレートを焼いていると聞けばひくのも仕方ないかもしれない。
とりあえず人数分のオレンジジュースとクッキーをいつでも用意できるようにしておいたので俺は玄関であいつらが来るの待っていた。
あいつらが喜ぶ顔や驚くか顔を想像しながらゆっくりと待っていた。
いつもの散歩コースとは逆に帰ってきたようだが気にせず家の中に戻ってテーブルの横のイスに座った。
「「「「「ゆっくりかえったよ!!」」」」」
「おかえり。今日は散歩の途中に何か楽しいこととかはあったかい?」
「むきゅうー…おにいさんはきょうはなんのひかしってる?」
「さあ、わからないけど…なんのひなんだろうか?」
そういうと少し落ち込んでしまったようだ。チョコレートもらえないと思って落ち込んでるのか可愛いな。
そんなこと考えながらゆっくり達を見ていると小さな包装紙に巻かれた箱を目の前に置いた。
これはなんだろうかと混乱していた…今日は何の日だ…まさかこれは?
「おにいしゃん!! これはちぇんたちからのばれんたいんちょこだよ!!」
「てんこ! らんやちぇんやみんなのおやつをがまんしてためたてんこ!」
「むきゅ! わたしたちもほしいごほんをかうのをやめたわ!」
「うーうー♪ ぷっでーんやあまあまをがまんしたんだどー♪ 」
なんだろうか目の前が見なくなってきた。不覚にもゆっくり達の行動に泣いてしまった。
俺がここに来てから数年が経っているがこんなにうれしい事は初めてかもしれない。
この前の演技と違って心から泣いているとゆっくりたちが心配そうに声をかけてきた
「わきゃらないにょー!! にゃんでおにいしゃんがにゃいちぇいるきゃわきゃらにゃいよ!」
「ごめんてんこ! ごしゅじんがきらいなのにばれんたいをやったからくるしいのかてんこ?」
「むきゅ! ゆっくりあやまるからなかないでちょうだい!」
「うーうー… ごめんなさいだどぉーー…」
…これ以上恥ずかしい姿を見せられるかと思い涙を拭うと包装紙を破り捨ててチョコレートにかぶりついた
外の世界から来たのだろう市販の板チョコにだ。だがあいつ等の気持ちが甘さを倍増してくれた
ああああーーこいつらは最高にいいやつだ
「このチョコレートは本当においしいよ。むしゃむしゃ、しあわせだよ」
その言葉を聞いたゆっくり達はうれしいそうに互いの顔をすりすりして喜び始めた。
その様子をみながら俺はこいつにおれいをしなければと思いテーブルの下に隠していた紙の箱を取り出した。
「ゆっくりしていってね!」
「「「「ゆっくりしていってね!」」」」
「ゆっくりしないでこの箱を注目してね!!」
みんなが箱に注目している事を確認して箱を開けはじめた。
中に入っているのはゆっくりたちがいない間に焼いておいたゆっくり達の顔をしたチョコレートクッキーだ。
用意していた皿に均等に分けてあげるとゆっくり達の前に置いていった。
それとオレンジジュースをお椀に分けていき胴体つきの2匹には
コップに入れてあげた。
「それじゃたべようか…ゆっくりいただきます!!」
「「「「「「「ゆっくりいただきます!!」」」」」」」
その言葉と同時にゆっくり達はいきおいよくクッキーを食べ始めた
「にゃーにゃー!!しあわせだにゃ!! おいしいにょ!!」と2本の尻尾をぐるぐる回しながら食べるちぇん
「てんこ! おいなりさんとおなじぐらおいしいてんこ!」としあわせそうにたべるらん
「むきゅ! むきゅ! しあわせ…ケッホケッホ」むせながらもクッキーをほおばるぱちぇ
「こあ! ぱちゅりーさまだいじょうぶですか?」ぱちぇを心配するこぁ
「「むきゅん!むきゅん!」」とおいしいそうに食べ続ける子ぱちぇ達
「うーうー♪ あまあま♪ うまうま♪ しあわせ~だどぉ♪」クッキーをぼろぼろこぼしながら食べているれみりゃ
そんな様子をみながら俺は彼女のいないバレンタインを楽しんだ
…一応ゆっくり達も女性と考えるならハーレムだぜ…
「ヒャアッホーー」
これが男女の愛と同じことなのかわからないがあの言葉の意味がわかった気がする
『真実の愛は次元が違う』…2次元…いや、ゆっくりを愛してしまった人達にバレンタインおめでとう
お耳汚しでした
最終更新:2009年02月16日 10:25