※編注:容量制限に引っかかったので分割しました。
● YRPGリプレイ 「春をさがして」
しと、しと、しと、雨ぞ降る。
ここは物知りゆっくりぱちゅりー、通称ぱちぇの家。
遊び盛りのゆっくり達が集まっていた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
【まりさ】……キャラできたのぜ!
【ありす】はやっ! ちょっとみせてみてね!
(まりさ紙を受け取る)ふむふむ。これならなんでもできそうね……っておばか!
のーりょくちが全部18なんて、イカサマだとだれだってわかるわっ(べしっ)
【みょん】ずるっこはいけないみょん。
【まりさ】ゆゆ……まほーせんしがやりたかったのぜ……
【ぱちぇ】サイコロふってきめて。
【れいむ】ゆゆ~ん! どうして1さんばっかりでるのぉ~???
まりさも渋々紙を書き直し始める。
部屋の中に、サイコロを転がす音が響く――
今日は雨なので、みんなでYRPGを遊ぶことになった。
YRPG、ゆっくりとーく・ろーる・ぷれいんぐ・げーむは、人間の世界で言うところのTRPGに相当するものである。
(TRPGがどんなものかは調べてみてね!)
マスタースクリーンと呼ばれる衝立を挟んで一人離れているぱちぇがYM(ゆっくりますたー)で、他の4人がプレイヤーだ。
今は
ゲームに入る前、キャラクター作成をしている。
ある意味、一番楽しい時間である。
【ぱちぇ】むきゅ! そろそろできた?
【みょん】できたみょん!
【まりさ】できたのぜ!
【ありす】できたわ!
【れいむ】ゆ~ん、ちょっとまってね……ゆ、ゆっくりできたよ!
【まりさ】れいむおそいのぜ!
【ありす】あれだけふりなおしてればしかたがないわね。
【ぱちぇ】むっきゅっきゅ(不思議な笑い)、それじゃみんなのを見てみようかしら。
そんなわけで出来たキャラクターがこちら。
ちなみに体力度(STR)は力の強さやスタミナ、知性度(INT)が頭の良さと感覚の鋭さ、幸運度(LUK)は運の良さ、
耐久度(VIT)は肉体と精神の強さとHP、器用度(DEX)は素早さと手先の器用さ、
そして信仰度(CHA)は信仰の深さや信用のされやすさ、社交スキルを表しているぞ。
・【れいむ】の場合
巫女Lv1 種族:ゆっくりれいむ(信+1、器-1)
体力度15 知性度 9 幸運度 6 耐久度12 器用度 5 信仰度16
【まりさ】ぶきっちょすぎなんだぜ。
【れいむ】ゆっ、これでも12以上がでなくて、4回もふりなおしたんだよ! ゆっくりほめてね!
【ぱちぇ】(4回もふりなおしたんかい)
【みょん】みことしてはきゅーだい点だみょん。
【ありす】信こうが16あるのはりっぱだわ。
【れいむ】ゆゆ~ん(照)。
・【まりさ】の場合
盗賊Lv1 種族:ゆっくりまりさ(耐+1、信-1)
体力度 7 知性度13 幸運度12 耐久度 8 器用度14 信仰度 3
【ありす】まりさもれいむのこと言えないじゃない。
【まりさ】ふっ。力がひくすぎて、まじゅちゅしもだんねんしたのぜ(きらん)。
【みょん】たいりょくどは7みょん。
【ぱちぇ】<ゆっくりでもくらえ!>1回で気絶するの。
【みょん】しんこーどが3みょん。
【ありす】ほとんど信用されてないってことね。
【みょん】たいきゅうどが8みょん。
【ありす】たまよけにはなるでしょ。
【まりさ】ひでぇ!
・【みょん】の場合
戦士Lv1 種族:ゆっくりみょん(器+1、幸-1)
体力度15 知性度13 幸運度11 耐久度11 器用度13 信仰度 9
【ぱちぇ】みょんはふつーなの。
【れいむ】ちからがつよいよ!
【まりさ】ま、とりたててはなすこともないのぜ。
【みょん】(それはそれでさみしい……)
・【ありす】の場合
人形遣いLv1 種族:ゆっくりありす(器+1、耐-1)
体力度12 知性度14 幸運度 9 耐久度13 器用度14 信仰度13
【まりさ】ありすはのうりょく高いのぜ!
【ありす】あと1つで(幸運度が12以上だったら)まほうせんしになれてたわ。
【れいむ】じゅーぶんうらやましいよ!
【ぱちぇ】(ありすにはきたいしているの……おもにツッコミ役として)
【ありす】なにかいった?
【ぱちぇ】ううん、なにも。
【ぱちぇ】むきゅ。というわけで出そろったの。
ジョブもいいぐあいにわかれてる。
ありすがうしろで、ほかの3人がまえ?
【まりさ】じつはありすが1ばんうたれづよいんだぜ!
【ありす】状況によってはまえにでるわよ。
【みょん】そうならなくてもいいようにがんばりますみょん。
【れいむ】ゆっくりがんばるよ!
【ぱちぇ】なるほど。ではそろそろ、ゲームをはじめましょうか。
【【みんな】】ゆっくりYRPGしようね!!!
『ゆっくりその1 ゆっくり村の美少女』
【ぱちぇ】(以下、YMモード)
ここはゆっくり村。あなたたちは仲の良いぼうけん仲間です。
――とりあえず広場にいることにしましょう。
【みょん】きっと、つぎのぼうけんの話をしてるみょん。
【れいむ】ゆっくりぼうけんにいくよ!
【まりさ】このまえたいじしたドラゴンはてごたえなかったのぜ。
【ありす】あれはとかげでしょ。
【YM】ところであなたたちにはもう一人、仲の良いぼうけん仲間がいます。
みんなのあこがれのまと。町一番の美少女ゆっくり、ゆっくりぱちゅりーです。
【【みんな】】・・・
【ありす】……村じゃなかったの?
【YM】むきゅ。そうだった。で、その村一番の美少女ぱちぇだけど、ここのところ寝込んでいてなかなかあつまれません。
【れいむ】それはおきのどくなんだよ。
【みょん】きょうもおやすみみょん?
【YM】そのようです。
【みょん】じゃあお見まいにいくみょん。
【れいむ】ゆっくりさんせいのはんたいだよ!
【まりさ】どっちなのぜ。
【れいむ】ゆゆっ、このまえきたおじさんに教えてもらったことばだよ! ずばりさんシェーだよ!(もみあげをSの字に振る)
【YM】???
【ありす】ま、とりあえずおみまいにいくことでみんないいわね。
【まりさ】しかたないのぜ。
【YM】では、ぱちぇの家にやってきました。めしつかいのこぁがでむかえます。
【こぁ(YM)】みなさまようこそおこし下さいました。
ただ、ぱちゅりーさまはふせっているのですが……。
【まりさ】かおだけでも見たいのぜ。
【こぁ(YM)】わかりました。さ、こちらへどうぞ。
【YM】そうしてぱちゅりーの部屋にあんないされます。
【ありす】へやはどんなかんじ?
【YM】中はうすぐらいけど、本がたくさんつまれているのがわかります。
そしてその中央、ベッドには病にふせる美少女が一人……。
【みょん】ききき、斬っていい!?
【YM】むきゅー! な、なぜ斬るーー!!(悲鳴)
【みょん】これがみょん流のナデ斬り療法だ!
【れいむ】ゆ、ゆっくりなだめるよ!
【YM】え? えーと、信仰度でLv1セービングロールね。(いいのかな?)
セービングロールは行為が成功するかどうかの判定のことだ。
該当する能力値+2Dがレベルごとの目標値に届くか届かないかで成否が決まる。
Lv1なら目標値が20、興奮した相手を宥める「慰撫」は信仰度が基準なので、れいむならサイコロ2つで3か4以外であれば成功というわけだ。
ちなみに3か4の場合は自動的失敗といって、あわせて目標値を越えても失敗とみなされるので注意しよう。
【れいむ】Lv1ならゆっくりらくしょーだよ!(ころころ)ゆ、ゆゆ!?
【まりさ】しっぱいなのぜ!?(焦)
【YM】むきゅーっ!?(し、死む~!)
い、いやまって、、1と1ならふり足しできるから成功よ。(ふぅー)
振ったサイコロがゾロ目の場合、もう一度振って足し合わせることが出来る。
今回は1ゾロなので、ふり足せば5以上になるから成功というわけだ。
(もう一度2、つまり1ゾロをふっても振り足すことになるので)
まぁセービングロールは出た目だけ経験点になるから、振るだけは振っておこうか。
【れいむ】今度は1と3……足すと1+1+1+3=6……ゆ、ゆっくりあぶなかったよ!
【ありす】ともかくみょんをおさえつけるわ!
【みょん】ふぅーっ、ふぅーっ。
【まりさ】どうどう。
【こぁ(YM)】(あきれて)あの……あばれるなら帰っていただけますか?
【まりさ】まぁまぁ。で、ぐあいはどうなんだぜ?
【こぁ(YM)】よくないです……お医者さまもいませんし。
【ありす】あら? いしゃがいないの?
【こぁ(YM)】はい。えーりんさまはどこかにでかけているとかで……。
【YM】むきゅ。知性度でLv1でふってみて。
【れいむ】9+(2+2)+(6+1)=20
【まりさ】13+(2+5)=20
【みょん】13+(2+5)=20
【ありす】14+(5+5)+(3+4)=31
【ありす】あら、みんな成功ね。
【まりさ】らくしょーなのぜ!
【YM】なら、あなたたちもしっています。
村にはえーりんというお医者さんがいたんだけど、今は迷いの竹林の家にでかけているらしい。
【まりさ】ばしょはわかるのぜ?
【YM】えーと、成功度が高いから……ありすが知っていたの。
村から4時間くらいのところだそうです。
【れいむ】じゃあゆっくりむかえにいってくるよ!
【こぁ(YM)】え、いいのですか?
【まりさ】ほかならぬぱちぇのためだぜ。
【ありす】しかたないわね。どうせひまだし。
【みょん】ふんむー、ふむふむふむむーっ。(みょんもいぞんはないみょん!)
【YM】(はずしてあげなよ、さるぐつわ)
【こぁ(YM)】ありがとうございます! それではこちらを
おもちください。
【れいむ】なに?
【YM】体力度が1D点回復する薬です。
【まりさ】それはありがたいのぜ。では、いってくるのぜ!
【れいむ】あ、そのまえにしたいことがあるよ!
【YM】なに?
【れいむ】もにょもにょって、ぱちぇに<いたいのとんでけ!>をかけるよ!
ゆっくりなおってね!
【みょん】やさしいみょん。
【こぁ(YM)】みなさまいってらっしゃいませ!
《今回のNPC》
・【ぱちぇ】
魔法使いLv1 種族:ゆっくりぱちゅりー(知+1、耐-2)
体力度 9 知性度17 幸運度14 耐久度 6 器用度12 信仰度10
・【こぁ】
従者Lv1 種族:ゆっくりこぁ(体+1、幸-2)
体力度14 知性度10 幸運度12 耐久度11 器用度13 信仰度 9
『ゆっくりその2 通せんぼの悪魔』
【YM】それでは迷いの竹林に向かうということで。
【みょん】まよわないのかみょん?
【YM】正確にはえーりんがいるのは林に入る前の小屋らしいので、迷うことはないでしょう。
どうやらえーりんの別荘があるらしい、とありすはきいています。
【みょん】それは良かったみょん。
【れいむ】ゆっくりあんしんだね!
【YM】(安心? それはどうかな?)
村を出て大体3時間くらい道を歩いていくと、途中に変な建物がみえてきました。
【ありす】たてもの? なにかしら?
【まりさ】近づいてみるぜ。
【YM】れみりゃがいる。
【【みんな】】うわあああ、れみりゃだあああ!!!
【れいむ】み、みんなおちついてね!
れみりゃはれいむたちにきがついてる?
【YM】(ころころ)どうやら気づいてない。
【まりさ】こ、ここは草むらにかくれて行くのぜ!
【ありす】だいじょうぶなのかしら?
【YM】一応隠れられそうな草はあります。
【まりさ】ゆっくりすすむのぜ!
【YM】じゃあ器用度でLv0(目標値15)でロールしてちょうだい。
【れいむ】5+(2+3)=10
【まりさ】14+(2+4)=18
【みょん】13+(4+4)+(2+5)=28
【ありす】14+(3+5)=22
【YM】ま、とーぜんのごとくれいむが失敗したの。
【れいむ】うう……みんな、れいむのことわすれないでねぇ!!(泣)
【YM】安心して。れいむが見つかったらみんな見つかるから。
……ではれみりゃがてくてくやってきます。
【れみりゃ(YM)】うー♪ うー♪ おまんじゅうさんたち、こんにちは、だどー♪
【れいむ】こ、こんにちはだよ! ゆっくりしていってね!
【みょん】ここでなにしているみょん?
【れみりゃ(YM)】ここはかりしゅま☆せきしょだどー♪
とおりたければ、1おくえんはらうんだどー♪
【YM】どうやら関所ごっこをおもいついたようです。
【ありす】はためいわくな……。
【まりさ】なんとかここを通らせてほしいのぜ!
【YM】じゃ、信仰度でLv2(目標値25)でロールしてちょうだい。
【まりさ】3+(1+3) → 自動的失敗
【まりさ】や、やっちまったのぜ(怯)。
【ありす】だいたい、信こうが3しかないまりさはやっちゃだめでしょ!
【まりさ】ゆゆぅ。
【YM】……れみりゃは怒り出した。
【れみりゃ(YM)】うー、ごちゃごちゃいわずにはらえばいいんだどー!
はらわないと。
【まりさ】はらわないと?
【れみりゃ(YM)】(手を振り上げて)たーべーちゃーうーぞー!!!
【【みんな】】うわあああ!!!
【YM】では戦闘スタート。こちらはれみりゃ一人だけど、そちらは?
【ありす】つかえるまほうがない……ありすはようすを見るわ!
【まりさ】おなじく。といいたいとこだけど、まりさはなぐってやるのぜ!
【みょん】こここ、こんどこそ斬れるみょん(はぁはぁ)
【れいむ】れいむもこわいけどぶつよ! ちょーぶく!
・1ターン目
というわけで戦闘が始まった。
怒りのれみりゃにゆっくり4人は勝てるのか?
さてこのゲームの戦闘は、基本的に乱戦になる。
こちらとあちらで攻撃のヒットを比べ、低い方がその差分だけダメージを食らうというものだ。
ではまず、れみりゃのヒットを見てみよう。
れみりゃは「かりしゅま☆とらいでんと」を装備しているがこれはサイコロを4つ振る武器なので、その分だけサイコロを振る。
すると2、2、3、3、という目が出た。
このうちゾロ目はセービングロールと同様に振り足すことが出来る。
ただし、振り足すサイコロの組はゾロ目だった組み合わせになることに注意。
今回は(2、2)と(3、3)の組になる。
この組で振ると、(1、3)、(3、3)という目になった。
今回は3が3つ出ているが、(1、3)の組は(3、3)と分かれているので、次に振り足すのは(3、3)だけになる。
この組で振ると、(1、6)という結果が出た。
武器の補正とれみりゃ自身の補正が合わせて16あるので、これに今出した全てのサイコロ目を足し合わせたものが、れみりゃのヒット数になる。
まとめると次のような感じだ。
【れみりゃ】武器:かりしゅま☆とらいでんと 4D+16
1回目(4D):2+2+3+3
2回目(2D+2D):(1+3)+(3+3)
3回目(2D):(1+6)
計:27+16=43
次にれいむ達のヒットをみてみよう。
彼女らがヒットを出してみると、それぞれ次のような結果になった。
【れいむ】武器:ゆっくりさーべる(しょーと) 3D-3
1回目(3D):3+1+1
2回目(2D):(2+3)
計:10-3=7
【まりさ】武器:ゆっくりさーべる(しょーと) 3D+1
1回目(3D):1+4+6
計:11+1=12
【みょん】武器:ゆっくりそーど 3D+8
1回目(3D):3+6+6
2回目(2D):(2+5)
計:22+8=30
この3人を足し合わせた7+12+30=49が、れいむ側のヒット数だ。
つまり、
れいむ側:49
れみりゃ側:43
で、差分の6点分がれみりゃ側へ抜ける。
ダメージは服などの防護点で引かれるので、「かりしゅま☆おべべ」分の4点を引いた2点分がれみりゃへ与えたダメージとなるのだ。
このダメージは耐久度を削っていく。れみりゃの元の耐久度が21だったので、今は19点になった。
・2ターン目
【れいむ】な、なんとかなってるよ!
【れみりゃ(YM)】うー、おこったどー!!!(ぷんすか)
【YM】れみりゃはバーサークするの。
【まりさ】や、やめてほしいんだぜぇぇぇ!
れみりゃやふらんは戦闘でダイスにゾロ目があると、バーサーク宣言することが出来る。
詳しくは端折るが、これは怒りのあまり暴走した状態で、爆発的な攻撃力を出すことが出来るのだ。
/れいむ側
【れいむ】武器:ゆっくりさーべる(しょーと) 3D-3
1回目(3D):1+3+4
計:8-3=5
【まりさ】武器:ゆっくりさーべる(しょーと) 3D+1
1回目(3D):1+2+5
計:8+1=9
【みょん】武器:ゆっくりそーど 3D+8
1回目(3D):2+2+6
2回目(2D):(1+5)
計:15+8=23
合計ヒット:37
/れみりゃ側
【れみりゃ】武器:かりしゅま☆とらいでんと 4D+16
1回目(4D):2+5+6+6、ゾロ目あるのでバーサーク効果なし
2回目(2D):(3+5)
計:27+16=43、体力度22→20
合計ヒット:43
今度はれみりゃ側が勝ったので、れいむ側にダメージがいく。
攻撃に参加したのはれいむ、まりさ、みょんの3人だから、6を3で割って2点ずつダメージという計算だ。
・3ターン目
【れいむ】こんどはまけちゃったよ~!
【まりさ】れみりゃつよいのぜ!
【れいむ】だめーじはふせいだよ! ぼうぐさんありがとうね!
【まりさ】こんどはありすにも参加してほしいのぜ!
【ありす】しかたがないわね。
【YM】(れみりゃも意外と踏ん張るの)
/れいむ側
【れいむ】武器:ゆっくりさーべる(しょーと) 3D-3
1回目(3D):2+3+3
2回目(2D):(5+6)
計:19-3=17
【まりさ】武器:ゆっくりさーべる(しょーと) 3D+1
1回目(3D):1+1+5
2回目(2D):(4+4)
3回目(2D):(3+5)
計:23+1=24
【みょん】武器:ゆっくりそーど 3D+8
1回目(3D):4+4+5
2回目(2D):(5+5)
3回目(2D):(2+5)
計:30+8=38
【ありす】武器:ゆっくりさっくす 2D+7
1回目(2D):2+3
計:5+7=12
合計ヒット:81
/れみりゃ側
【れみりゃ】武器:かりしゅま☆とらいでんと 4D+14
1回目(4D):2+6+6+6、ゾロ目あるのでバーサーク効果なし
2回目(3D):(3+3+6)
3回目(2D):(2+2)
4回目(2D):(5+5)
5回目(2D):(1+5)
計:52+14=66、体力度20→18
合計ヒット:66
れみりゃ側に15点のヒットが抜ける。防具で4点減らして、11点がダメージ。
耐久度が19点なので、残りは――
・4ターン目
【YM】……8点残った。
【まりさ】ゆゆっ!? いますごいヒットでたのぜ?
【れいむ】れみりゃつよいよ~!
【みょん】やはり中ボスはつよいみょん。
【YM】(中ボスというより、肩ならしのつもりだったんだけど……)
しかし流石にジリ貧で、れみりゃもこのターンにはピチュることとなった。
【まりさ】な、なんとかかったのぜ……!
【ありす】さすがに4対1ならかてるのね。
【みょん】ありすはとちゅうまでいなかったみょん。
【ありす】それはそれよ。
【れいむ】れみりゃはどうなったの?
【れみりゃ(YM)】うう……む、むねんだど~。
【YM】ピチュったからもう戦えないけど、一応生きてる。
【みょん】死なないみょん。
【YM】一応ね。
【れいむ】じゃあ<いたいのとんでけ>をかけてあげるよ!
ゆっくりなおして、ゆっくりはんせいしてね!
【れみりゃ(YM)】ごめんなさいだど~、ゆっくりはんせいするど~。
【みょん】どうしてせきしょなんか作ったみょん?
【れみりゃ(YM)】こーまかんをたてたかったんだど~、そのためにはおかねがいるんだど~!
【YM】そういってれみりゃは新聞を出します。「文々。新聞、秋のトレンド関所特集号!」と書かれています。
【れみりゃ(YM)】そしたらこんなのをひろったから、れみりゃもまねっこすることにしたんだど~。
……でもこんないたいめにあうならこりごりだど~!
【まりさ】しょーもないのぜ。
【みょん】おさわがせしんぶんみょん。
【ありす】じゃあ、たびをつづけましょうか。
【れみりゃ(YM)】ばいばいだどー。(手を振る)
というわけでれみりゃを残し、一行はえーりんの元へと向かうのでした。
《今回のNPC》
・【れみりゃ】
お嬢様Lv1 種族:ゆっくりれみりゃ(体*3/2、耐*3/2、知*2/3)
体力度22 知性度4 幸運度10 耐久度21 器用度15 信仰度13
『ゆっくりその3 えーりんと帰ろう!』
【YM】しばらく歩いていくと、目指すえーりんの別荘が見えてきました。
【まりさ】おおきいのぜ?
【ありす】どろぼうはだめよ?
【みょん】ゆっくりたいほするみょん。
【れいむ】ゆっくりしょへごどうこうねがうよ!
【YM】じじょうちょうしゅうする。
【ありす】あなたがやったのね?
【みょん】カツどんくうか? みょん!
【まりさ】か、カツどんだけたべてぬすんだものはかえすのぜ……(汗)。
【れいむ】ゆっくりじきょうがとれたよ!
【YM】(なかなかすすまない)
あなたたちがくると、えーりんがでむかえてくれます。
【えーりん(YM)】あら、ゆっくりいらっしゃい。
【れいむ】ゆっくりおじゃまするよ!
【ありす】あがってどーするのよ!
【みょん】かくかくしかじかで、ぱちぇがたいへんなんだみょん!
【まりさ】いっしょにきてほしいのぜ!
【えーりん(YM)】あらそうなの、でもこまったわね。ここを片付けていかないと……。
【YM】そういってえーりんは後ろを振り向いた。積荷がごそごそと鳴っている。
【まりさ】? なんなのぜ?
【YM】すると、中からゆっくりりぐるが3匹飛び出してきた!
【れいむ】げげぇーッ!
【みょん】ゆっくりおそうじみょん!
縄張りを荒らされたと思ったりぐるとれいむ達の戦闘が始まった。
りぐるは能力は先ほどのれみりゃと違って能力は低いが体が硬い(8点の防御力)。オマケに3匹いる。
ここも苦戦するか……と思いきや、ありすの魔法<あっちにいってね!>が連発炸裂し、一気にカタをつけることができた。
【れいむ】ゆっくりしょうり!(ぶいっ)
【ありす】ぜーひゅー、やっとまほうのおひろめができたわ!……ぜーひゅー(体力度残り2)。
【YM】(MRのモンスターだとこんなものなの……メモメモ)
【まりさ】さ、えーりんもきてほしいのぜ。
【えーりん(YM)】掃除も出来たし(にっこり)。
わかったわ。いま、支度するわね。
【みょん】これでぱちぇはたすかるみょん?
【ありす】どうかしらね。(YMを見る)
【YM】(……まぁ、まだおわりじゃないの)
一行はえーりんを加えて村へと戻る――が、その道の途中、えーりんの提案により、道を変更することになった。
付近にれみりゃの群生地があるらしいので、迂回しようとのことだ。
【YM】さっきはたまたま一人だけだったようだけどね。
【みょん】れみりゃはおこるとこわいみょん。
【ありす】わがままだし。
【まりさ】じゃいあにずむのぜ。
【れいむ】たくさんいるともっとこわいよ!
【まりさ】でもこっちってたしか、川があるのぜ?
【えーりん(YM)】ええ、だから、川を下っていくの。
【ありす】えっ、川?
えーりんに案内されて進んでいくと、そこには川があり、そして、木のボートが係留してあった。
【えーりん(YM)】これをこいで進みましょう。
【ありす】これはどうしたのかしら?
【えーりん(YM)】竹林へはこれを使って行き来しているのよ。
ただ、いつもはおとものうどんげとかいるんだけど……。
【みょん】きょうはみんなでこぐしかないみょんね。
【れいむ】おちたらゆっくりふやけるよ(ぶるぶる)。
【まりさ】しかたないのぜ。ぱちぇのいのちがかかっているのぜ!
【れいむ】(ピン!)そうだね! ゆっくりいそごうね!
【みょん】いくみょん!
【YM】むきゅ。じゃあ、説明しましょう。
といってもルールはかんたん。
1回ごとに力任せか、それとも器用さに任せるか、どちらかを選んでこぐの。これは4人あわせてね。
それで力任せなら体力度、器用さなら器用度でLv1のセービングロール。
5回中1回、4人とも成功すれば、村にたどりつけます。
【ありす】5回しっぱいしたら?
【れいむ】し、しずんじゃうの?
【YM】すぐには沈みません。でも、幸運度でLv0のセービングロールに失敗するとしずむでしょう。
【まりさ】れいむのうんならほぼいっぱつでしずむのぜ……(ガクブル)。
【YM】ちなみに1回こぐごとにつかれるので、体力度は1点ずつさがります。
逆にこぐ事になれるので、器用さでこぐ場合は1回ごとにボーナス1点が追加されます。
【ありす】はじめはちから、さいごは器用さの方が有利ってことかしら。
【YM】そんな感じ。
・1回目:体力度
【ありす】とりあえずはじめはちからまかせでやってみましょ。
【みょん】そうするみょん。
【れいむ】せーの。
【れいむ】15+(2+6)=23
【まりさ】7+(6+6)+(1+3)=24
【みょん】15+(6+5)=26
【ありす】3+(4+5)=12
【ありす】あああ! さっきまほう使ったっきりかいふくしてなかったわ!(汗)
【まりさ】せ、せっかくまりさがんばったのぜ!
【みょん】しかたないみょん。
【れいむ】つぎがんばろうね!
【ありす】(しょぼーん)
【YM】あ、言い忘れてたけど、1回休んだら体力を3点回復していいの。
・2回目:休憩
【YM】まぁありすが気絶しちゃうからしかたないでしょう。
【まりさ】つぎがんばるのぜ。
・3回目:器用度
【まりさ】れいむがんばれ! のぜ!
【れいむ】ゆっくりがんばるよ!
【れいむ】5+1+(1+1)+(2+3)=13
【まりさ】13+1+(4+5)=23
【みょん】14+1+(1+3)→自動的失敗
【ありす】13+1+(1+1)+(1+3)=12
【れいむ】がんばったけどだめだったよ……(ガックリ)。
【ありす】ま、まだ2回あるわ!
【まりさ】そうだぜ! あきらめるな! だぜ!
【みょん】……みょん。(自分が失敗してるので何もいえない)
・4回目:器用度
【れいむ】5+2+(2+6)=15
【まりさ】13+2+(4+6)=25
【みょん】14+2+(5+5)+(1+3)=30
【ありす】13+2+(4+6)=25
【れいむ】……。
【まりさ】き、きびしすぎなのぜ……!
【ありす】ゆうう、ありすがまほう使ったから……。
【みょん】きにしたらまけみょん。
あきらめたら、そこでしゅうりょうみょん!
【れいむ】でもあと1回しっぱいしたらしずんじゃうんだよおお?
【ありす】こ、ここがゆっくりポイントのつかいどきかしら?
【YM】(そろそろヒントだすか)ちょっと確認しましょう。
今度の舟こぎは、「4人とも成功すれば、村にたどりつける」というものですむきゅ。
【みょん】そうみょん。
【まりさ】それがどうかしたのぜ?
【YM】この舟に乗っているのは?
【れいむ】だから、この4人と……あ。
【ありす】えーりんはどうしたの?
【えーりん(YM)】いるわよ、ずっと。
【まりさ】えーりんは手先器用なのぜ?
【YM】はい、キャラシートどぞー。
・5回目:器用度
【まりさ】じゃあ、れいむのかわりにえーりんということで……。
【まりさ】13+3+(2+2)+(1+4)=25
【みょん】14+3+(6+6)+(1+3)=31
【ありす】13+3+(3+6)=22
【えーりん】15+(3+3)+(2+3)=26
【みょん】らくしょーみょん!?
【れいむ】どうしてはじめからてつだってくれなかったのおお?!
【えーりん(YM)】だっていわれなかったし、いつも誰かこいでくれてたし……。
【まりさ】ま、けっかオーライのぜ!
【ありす】これで村についたの?
【YM】正確には近くの川岸だけど、ついたの。
【れいむ】ぱちぇのおうちにゆっくりいくよ!
【みょん】いくみょん!
【こぁ(YM)】みなさん! おつかれさまでした! ゆっくり休んでくださいね!
【YM】というわけでえーりんともどもぱちゅりーの家につきます。
でも今日はおそいので、診察するえーりんを残して明日にしたほうがいいでしょう。
【れいむ】ゆー! やっとぱちぇがたすかるよ!(喜)……ゆ?
【ありす】あら? えーりんをつれてきたらおわりじゃないのかしら?
【まりさ】おわりじゃないのぜ?
【YM】(もうちょっと続くんじゃよ)
《今回のNPC》
・【えーりん】
薬師Lv4 種族:ゆっくりえーりん(知*2)
体力度15 知性度28 幸運度18 耐久度13 器用度15 信仰度15
・【りぐる】×3
MR21(ジャイアント・コックローチLv1相当)
最終更新:2009年04月02日 21:14