あらすじ
※第二部第一回のガイドの■今回までの簡単な流れ■はかなり嘘っぱちなので、信用しない方がいいです。
エリュシオン帝国のイコン部隊・
第七龍騎士団に追われながら逃走していた少女・
アイシャが、
シャンバラの東端に広がる
ジャタの森に辿り着き、逃げ込む。
アイシャが女王の力を秘めている事は、それを察知した
コリマ・ユカギール《未編集》と
アーデルハイト・ワルプルギスらによって各校の生徒の知るところとなっていた。
画して、東西政府それぞれの思惑によりジャタの森でのアイシャ争奪戦が勃発する。
各校の生徒達は
ヴァイシャリーを目指すアイシャと接触するが、話半分くらいで意に染まないと判断してはテレポートで逃げられてしまう為、彼女を保護する事が出来ない。
テレポートを乱発し、ヴァイシャリー側の出口で
ヘクトル達第七龍騎士団が待ち構えているという情報を聞いていたのにも関わらず、真っ直ぐ森を出ようとしたアイシャは、当然の如くヘクトル達に捕らわれてしまうのだった。
一方、この事件に際して
カナン《未編集》との国境へ派遣された
天御柱学院の
イコン部隊は、古代のイコンが
ゴーストイコン《未編集》として蘇る瞬間を目の当たりにし、応戦する事に。
しかし、取り逃がしたゴーストイコンがシャンバラ各地に飛び、それによって眠っていたイコンがゴーストイコンと化し暴れ始めた為、東西政府は対応に追われた。
西シャンバラ政府がイコンに関する技術を独占していた為、
東シャンバラはゴーストイコンの猛威に対抗出来ず、民を守る為已む無く
鏖殺寺院の
イアン・サール《未編集》の力を借りなければならない状況に陥ったが、事情を省みず東を責める西側の校長もおり、東西の間に暗雲が立ち込めていた。
ヴァイシャリー郊外の館に幽閉されたアイシャをエリュシオンへ送り返される前に奪還する為、西シャンバラは西シャンバラ・
ロイヤルガード達を中心に戦いに挑む。
東シャンバラ・ロイヤルガードと第七龍騎士団が迎え撃つが、元々多勢に無勢の上東側の生徒の多くも奪還作戦に協力した為敗北、アイシャは西シャンバラに保護された。
ここで前回、アイシャが意固地になって先に
セレスティアーナと会おうとしたかが判明。
アムリアナ女王から記憶と力を託されたアイシャは、女王のパートナーである2人の
代王達の血を吸い、
アトラスの傷跡に出現した
旧シャンバラ宮殿《未編集》で『戴冠式』を執り行う事によってシャンバラの新たな
国家神となる事が使命だった。
しかし、アイシャに力を託した時点で意識不明となった女王は、アイシャが代王に対する吸血を行う毎に更にダメージを受ける事になる。
セレスティアーナは女王のパートナーとなって日が浅く、
理子《未編集》よりも絆が浅い為に女王が受けるダメージも少ないからという判断からのようだ。
しかし、それでもアイシャが国家神になった時点でアムリアナ女王が死亡する可能性はとてつもなく高かった訳だが。
アイシャが代王達から吸血を行った後、それに呼応するように
シャンバラ大荒野に
旧王都《未編集》が復活。
女王への忠誠心が元々高かった
ザンスカールと
イルミンスール魔法学校、
タシガンと
薔薇の学舎が西シャンバラと協力する事になる。
復活した旧シャンバラ宮殿での戴冠式に臨むアイシャだが、その前に
エリュシオン帝国の浮遊要塞
マ・メール・ロア セット《未編集》と5000人の部隊、そして東シャンバラ勢が立ち塞がる。
更に、宮殿と共に目覚めた
ネフェルティティは
アイリスによって捕らわれてしまう。
向かった人員が足りなかった為危うく制空権を奪われ掛けたが、生徒達はヘクトルを説得しマ・メール・ロア セットを退かせる事に成功。
旧王都市街戦では勝利を収め、機を知った
桜井静香が
百合園女学院の西シャンバラへの帰属を宣言。
旧王都周辺にもゴーストイコンは蔓延っており、そちらに回った生徒達は駆逐に苦慮していたが、駆けつけたルドルフが齎した『特効薬』によって状況は一変。
ゴーストイコンに憑いていた
フラワシが離れ、フラワシの憑依によりイコンが操られていた事が判明した。
市街戦を突破し、アイシャと共に旧シャンバラ宮殿に入った生徒達は、宮殿のセキュリティシステムと戦いながら王座の間を目指し、ついにアイリスと対面。
アイリス側についた生徒もいたが、伏兵と隙を突いてネフェルティティを奪還し、アイシャが限定的に使える国家神の力を用いてアイリスの動きを拘束している間に戴冠式は遂げられ、アイシャは晴れて国家神となった。
国として成立する事の出来たシャンバラの地も力を取り戻し始め、エリュシオンの軍勢は撤退。
統一された東西は行政区分として形を残した。
アムリアナ女王は死亡したが、国家神の力と魂を切り離されて地球で復活した。
最終更新:2011年02月05日 14:11