Θανατοζの読み方はタナトス
タナトスはギリシャ神話における死そのものである
【考察】
Θανατοζが母上と呼び続けているのは運命の女神であるΜοιραであろう。
運命の前で万人に平等であるのはΘανατοζだけつまりは死のみであるということ
母を貴柱と呼んでいるのはただ単に神を数えるときの単位が柱だからだとおもわれる。
不運ナ姫君 迎ェニ往コゥ 血濡レタ花嫁 迎ェニ往コゥ
ここの不運な姫君=血塗られた花嫁が成り立つと思う
おそらくこれはアルテミシアのことを指す
シヲ抱ク瞳 彼はΘノ器{われのもの}
母ヲ殺メル夜 迎ェニ往コゥ 双ツハヒトツ
死を抱く瞳=紫を抱く瞳
つまりエレウセウスの事である。
エレウセレスがタナトスの現実世界における器
これは
死と嘆きと風の都 -Ιλιον-の奴隷時代に人に見えない影を見れたという表記からも感じ取れる。
【登場人物】
【リンク】
【歌詞】
時を運ぶ縦糸...命を灯す横糸...
其を統べる紡ぎ手...其の理を運命と呼ぶならば……
Μοιρα{ミラ}
Θανατοζ――{タナトス}
其レハ冥府ノ支配者ニシテ亡者達ノ王
地上ノ者達ガ【死神】ト呼ビ畏レテイル存在
そう、我こそは死だ…
彼女モ同ジヨゥニ 愛シテル 彼氏ト同ジヨゥニ 愛シテル
王者モ奴隷モ 聖者モ娼婦モ 等シク愛デヨゥ
生者{アナタ}モ同ジヨゥニ 愛シテル 死者{ワレラ}ト同ジヨゥニ 愛シテル
老人モ若者モ 詩人モ勇者モ 等シク散ラソゥ
母上{マザー}...貴柱{アナタ}ガ命ヲ運ビ続ケルノナラバ
Θ{タナトス}ハ――
生キトシ生ケル全テヲ
殺メ続ケルコトデ 奪ィ続ケヨゥ
『冥府ヘヨゥコソ!』
貴方ハ逝ッタ 唯 逝ッタノダ
貴方ハ逝ッタ 唯 逝ッタノダ
訳モ解ラズ 遣ッテ来テ 運命ニ弄バレ
貴方ハ逝ッタ 唯 逝ッタノダ
不運ナ姫君 迎ェニ往コゥ 血濡レタ花嫁 迎ェニ往コゥ
シヲ抱ク瞳 彼はΘノ器{われのもの}
母ヲ殺メル夜 迎ェニ往コゥ 双ツハヒトツ
【黙したまま死を告げる冥王の瞳】
アナタ方モィズレ 知ルダロゥ
コノ世界ニ 平等ナド ナィノダト Θ{カレ}以外
無慈悲ナ 女神ガ統べる
コノ世界ニ 平等ナド ナィノダト Θ{カレ}以外
遅カレ 早カレ 避ケラレヌ 別離
ソゥ...Θ{かれ}コソガ死{タナトス}ダ
母上{マザー}...貴柱{アナタ}ガ命ヲ運ビ続ケ
怯ェル仔等ニ痛ミオ与ェ続ケルノナラバ
Θ{タナトス}ハ――
生キトシ生ケル全テヲ
殺メ続ケルコトデ 救ィ続ケヨゥ
最終更新:2011年01月21日 01:16