美しきもの

【考察】

重い病を患って、苦しみながらも笑って亡くなったモニカ(少女)の弟or妹のロラン(Laurant)

彼が駆け抜けた短い時間と彼の愛した美しい世界をモニカが歌い綴った物語。


【登場人物】

•少女(モニカ)
•Laurant(ロラン)


【リンク】


【歌詞】

君の大好きなこの旋律(mélodie)…大空へと響け口風琴(harmonica)…
天使 が抱いた窓枠の画布(toile)…ねぇ…その風景画(paysage)…綺麗かしら?


其れは(C'est)――
風が運んだ…淡い花弁…春の追想…
綺麗な音…唄う少女(Monica)…鳥の囀0902[り]…針は進んだ →
其れは(C'est)――
蒼を繋いで…流れる雲…夏の追想…
綺麗な音…謡う少女(Monica)…蝉の時雨…針は進んだ →


綺麗だと…君が言った景色…きっと忘れない…
「美しきもの」…集める為に…生命(ひと)は遣って来る……


君が抱きしめた短い季節(saison)…痛みの雨に打たれながら…
「心配ないよ」…笑って言った…君の様相(visage)忘れないよ……


其れは(C'est)――
夜の窓辺に…微笑む月…秋の追想…
綺麗な音…詠う少女(Monica)…虫の羽音…針は進んだ →
其れは(C'est)――
大地を包み…微眠む雪…冬の追想…
綺麗な音…詩う少女(Monica)…時の木枯…針は進んだ →


綺麗だね…君が生きた景色…ずっと忘れない…
「美しきもの」…集める為に…生命(ひと)は過ぎて行く……


君が駈け抜けた眩い季節(saison)…病の焔に灼かれながら…
「嗚呼…綺麗だね」…笑って逝った…君の面影(image)忘れないよ……



君が生まれた朝…泣き虫だった私は…小さくても姉となった――
嬉しくて…少し照れくさくて…とても誇らしかった……


苦しみに揺蕩(たゆた)う生存(せい)の荒野を
「美しきもの」探すように駈け抜けた
果てしなき地平へ旅立つ君の寝顔
何よ0902[り]美しいと思ったよ……


君の大好きなこの旋律(mélodie)…大空へと響け口風琴(harmonica)…
天使 が抱いた窓枠の画布(toile)…ねぇ…その風景画(paysage)…綺麗かしら?


(わたしは 世界で一番美しい≪焔≫(ひかり)を見た その花を胸に抱いて Laurantの分も 詠い続けよう)


(其処にロマンは在るのかしら?)
最終更新:2009年06月30日 14:00
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