Ελευσευςの読み方はエレウセウス
【考察】
【登場人物】
【リンク】
【歌詞】
――自由か死か...
歴史に刻むのは彼等が生きた戦いの証
あの日の少年には 空を征く鳥が何よりも自由に見えた
嵐女神{シェーラ}の気紛れで 為す術もなく地に堕ちるというのも知らずに
彼は何処に征くのだろうか?
ヤァ 息仔ョ 失ゥコトノ 堪ェ難キ痛ミニモ モゥ慣レタカィ?
何もないのだ 希望など遺されていないのだ もうお前(私)には……
生命とは 喪われるもの……
あの日の少年――
運命に翻弄され続けし者――
黒き剣を取った彼の復讐劇が始まる
月日流れても 繰り返す愚行
血汐流しても 止められぬ不幸
何処へ 何処へ 何処へ向かって行くのかしら?
何故に 何故に 何故に行かなければならないのかしら?
平等なんて幻想 死以外の約束など 交わせはしない
何度繰り返すのだ…運命よ{ミラ}!!!
人間は皆 運命の哀しい奴隷だというのに
その奴隷が 奴隷を買うなど 笑えぬ喜劇だ
諦めるな 抗うのさ 無力な奴隷は嫌だろ?
剣{つるぎ}を取る勇者があるなら 私と共に来るがいい
――自由か死か...
おまちください
縦糸は紡がれ 時代は廻る 紫眼の狼と呼ばれし男
各地の奴隷達を率いて 異民族が統べる鉄器の国へと奔った
神が持つ永遠に比ぶれば 人間は刹那
冥闇は世界を浸し 英雄達は流る星へと消えて逝く
傀儡と化した王 かつての勇者を射た星屑の矢
其の射手を刺したのは蠍の毒針 其の蠍を屠ったのは雷の獅子
死せる英雄達の戦いは未だ終わりを告げず――
東方より来る足音 運命に導かれ やがて二匹の獣は出逢うだろう……
最終更新:2008年09月28日 06:03