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みんなで世界を創るスレ・一発ネタ集
【アイデンティティー】
「トエルちゃんって、普通に漢字使えるよね」
「ふぇ?」
トエルといえばひらがな。しかしこの前、トエルは普通に漢字を使っていたぞ!(正義の定義11話参照)
気になった白石はトエルに尋ねてみることにした。
「なんでひらがなしか使わないん?」
「ふぇ!ようじょのアイデンティティーですし」
「ああ、やっぱり一応そういうの気にしてるんだ」
個性的なキャラが多いシェアワスレ。きのこるためには個性も必要!?
「でも何でも個性的にすりゃいいってもんじゃないよね」
「さいきんとりあえずきばつにしときゃいいってふうちょうがつよいですし。ふぇふぇ」
トエルの言うことにも一理あり。特にラノベとかでそういう傾向がよく見られる。
「そういういみでは、わたしはかなりおうどーなようじょです」
「でも今時幼女でもふえぇなんて言わないと思うけど」
鋭い指摘をみせる白石。今時ふえぇなんてつかってるのは多分ネットで幼女のふりをして書き込みをするオッサンくらいのものだ。
いわゆる、現実にボクっ娘なんざいねぇんだよ!理論である。
「そこはほら、あれですよ。にじげんてきな」
「幼女のくせにそういうところは割り切ってるんだね」
「ふえぇ。そんなことをいったらしらいしだってそのほっかいどーべん、ふしぜん!ふぇ!ふぇ!」
反撃と言わんばかりにトエルは白石に言い放つ。しかし白石は
「わざとですよ、これは」
なんて言うもんだから困った。
「わざとってどういうコトだオラァ!」
「だって北海道の人は案外標準語の人がおおいよ?」
「ふぇ?」
「北海道弁なんてお年寄りしかもう使ってないし、まあでもたまに『手袋履く』とか『ゴミ箱捨てといて』とか言っちゃうけど」
「おそろしいほど、ひょうじゅんごではなしてるこのひと…ふぇ」
思わぬところで現実を垣間見たトエル。本場を目の当たりにすると、案外あっけなかったりするものだ。
過度な想像が生んだ虚像と現実に存在する実像とのイメージがかけ離れているなんてのはよくあることで。
「ふぇ!ほっかいどーではからあげのことザンギっていうんでしょ?」
「言うよー。小学校くらいまではザンギが標準語だと思ってた」
「というか、ザンギと唐揚げは別モンだとおもってた」
「ふえー」
「まあ、兎にも角にも。このシェアワスレでは"だべさ"とか"でしょや"とか多用して、北海道弁キャラを推して
いかないと、きのこれないわけですよ!」
「なるへそ……」
「トエルちゃんも、オチオチしてるとそのうち他の個性的な新キャラに出番持ってかれるよ!」
「ふえぇ、きをつけますし」
「そういうことさ。あ、天草ちゃんだ!天草ちゃーん!」
「ふぇ?」
トエルといえばひらがな。しかしこの前、トエルは普通に漢字を使っていたぞ!(正義の定義11話参照)
気になった白石はトエルに尋ねてみることにした。
「なんでひらがなしか使わないん?」
「ふぇ!ようじょのアイデンティティーですし」
「ああ、やっぱり一応そういうの気にしてるんだ」
個性的なキャラが多いシェアワスレ。きのこるためには個性も必要!?
「でも何でも個性的にすりゃいいってもんじゃないよね」
「さいきんとりあえずきばつにしときゃいいってふうちょうがつよいですし。ふぇふぇ」
トエルの言うことにも一理あり。特にラノベとかでそういう傾向がよく見られる。
「そういういみでは、わたしはかなりおうどーなようじょです」
「でも今時幼女でもふえぇなんて言わないと思うけど」
鋭い指摘をみせる白石。今時ふえぇなんてつかってるのは多分ネットで幼女のふりをして書き込みをするオッサンくらいのものだ。
いわゆる、現実にボクっ娘なんざいねぇんだよ!理論である。
「そこはほら、あれですよ。にじげんてきな」
「幼女のくせにそういうところは割り切ってるんだね」
「ふえぇ。そんなことをいったらしらいしだってそのほっかいどーべん、ふしぜん!ふぇ!ふぇ!」
反撃と言わんばかりにトエルは白石に言い放つ。しかし白石は
「わざとですよ、これは」
なんて言うもんだから困った。
「わざとってどういうコトだオラァ!」
「だって北海道の人は案外標準語の人がおおいよ?」
「ふぇ?」
「北海道弁なんてお年寄りしかもう使ってないし、まあでもたまに『手袋履く』とか『ゴミ箱捨てといて』とか言っちゃうけど」
「おそろしいほど、ひょうじゅんごではなしてるこのひと…ふぇ」
思わぬところで現実を垣間見たトエル。本場を目の当たりにすると、案外あっけなかったりするものだ。
過度な想像が生んだ虚像と現実に存在する実像とのイメージがかけ離れているなんてのはよくあることで。
「ふぇ!ほっかいどーではからあげのことザンギっていうんでしょ?」
「言うよー。小学校くらいまではザンギが標準語だと思ってた」
「というか、ザンギと唐揚げは別モンだとおもってた」
「ふえー」
「まあ、兎にも角にも。このシェアワスレでは"だべさ"とか"でしょや"とか多用して、北海道弁キャラを推して
いかないと、きのこれないわけですよ!」
「なるへそ……」
「トエルちゃんも、オチオチしてるとそのうち他の個性的な新キャラに出番持ってかれるよ!」
「ふえぇ、きをつけますし」
「そういうことさ。あ、天草ちゃんだ!天草ちゃーん!」
「"さん"を付けろよデコ助野郎オオオオオォォォォ!!! 」
さん付けしないと許さない。それが彼女のアイデンティティー。
【キャット×キャット×キャット・みんつくスレムービー大戦2010】
† † †
ごきげんうるわしゅう読者の諸君。半人化で人気もうなぎ上り。みんつくスレのマスコットこと…あ、いやはや
それはあまりに驕りすぎるか。では、二番手くらいにしておこう。みんつくスレ永遠の二番手こと、タバサです。
ダじゃないから気をつけるように。どっかの愚民が間違えて相関図に書いたりしてたけど皆様は同じ過ちを
犯さぬよう注意して頂きたい。
それはあまりに驕りすぎるか。では、二番手くらいにしておこう。みんつくスレ永遠の二番手こと、タバサです。
ダじゃないから気をつけるように。どっかの愚民が間違えて相関図に書いたりしてたけど皆様は同じ過ちを
犯さぬよう注意して頂きたい。
今私は困ったことに道に迷ってしまっている。お使いで少しいつもより遠くに行ったばかりに、
こんな醜態を晒すことになるとは。エリカ様すみません。タバサはもう少し帰りが遅れそうです。
そんな訳で道なりに進んでいますと、霧が出てきました。この先さらに霧が深くなる可能性がある。
然し乍ら立ち止まっているわけにもいかず、私は歩を進める。何故なら早くエリカ様にこの
「マジヤバ!モテる女の10の秘訣」
というタイトルの書物を持っていかなければならないというのだから。おのれ霧め。
ところでこの本、エリカ様がお申し付けなさったんだ、とても教養のある読み物なのだろう。
こんな醜態を晒すことになるとは。エリカ様すみません。タバサはもう少し帰りが遅れそうです。
そんな訳で道なりに進んでいますと、霧が出てきました。この先さらに霧が深くなる可能性がある。
然し乍ら立ち止まっているわけにもいかず、私は歩を進める。何故なら早くエリカ様にこの
「マジヤバ!モテる女の10の秘訣」
というタイトルの書物を持っていかなければならないというのだから。おのれ霧め。
ところでこの本、エリカ様がお申し付けなさったんだ、とても教養のある読み物なのだろう。
霧が深くなってきた。先程から視界も随分悪くなり、これじゃあ何処を歩いているかわかったもんじゃない。
こんな調子で帰れるのかしら?そんな事を考えていると不覚、前方不注意で何かにぶつかってしまいます。
こんな調子で帰れるのかしら?そんな事を考えていると不覚、前方不注意で何かにぶつかってしまいます。
「ニャ!?痛いにゃあ!?」
にゃあ?なんと安直な語尾だろう。でじこだって「にょ」とか工夫してたわ!……っと思わず突っ込みそうになった
ところで霧のかかる中、ぶつかった相手の姿を確認する。
ところで霧のかかる中、ぶつかった相手の姿を確認する。
「ニャ!ぶつかっておいて謝罪の言葉もないとは!失礼極まりない奴ニャ!」
猫。我々の種族のベースとなった存在だ。しかしこの猫、人語を喋っている……
「にゃ、にゃあ……」
「何だニャ?ちゃんと日本語で離してくれないとわかんないニャ!」
「何だニャ?ちゃんと日本語で離してくれないとわかんないニャ!」
猫だというのにこの猫は、根本的に何かがおかしい。このままではろくに意思の疎通もままならない。
仕方なく私はジェスチャーでコミュニケーションを図ることにした。
仕方なく私はジェスチャーでコミュニケーションを図ることにした。
「にゃ、にゃ」
「ん?なにしてるニャ。霧が濃くてわからないニャ」
「ん?なにしてるニャ。霧が濃くてわからないニャ」
うかつだった……。霧の濃さを失念していた。相変わらず会話は成立しないし、はて、どうしたものか。
…そんな時である。あのジャージの二人組が現れたのは。
…そんな時である。あのジャージの二人組が現れたのは。
「やー、侍女長様も人使いが荒いニャー」
「こんな所まで怪しい薬の材料を取りに行かせるニャんて」
「きっとまた胸の大きさでも誤魔化す薬でも作るに違いないニャー」
「こんな所まで怪しい薬の材料を取りに行かせるニャんて」
「きっとまた胸の大きさでも誤魔化す薬でも作るに違いないニャー」
《……突如として現れたミケとブチ!語尾的な意味でアカトラと喋り方の区別がつかないぞ!
いろんな意味でどうなる!?》
いろんな意味でどうなる!?》
「にゃーにゃー(まあ私には関係無いんですけどね)」
次回へと続かない!
【湯乃香と回る、温泉の旅】
温泉マスターとの呼び声高い湯乃香ちゃん。今回彼女がやってきたのは、地獄世界。
かの有名な閻魔大王も利用したと言われる地獄の名湯「流罪の極湯」である。
「いやあ、私、ワクワクしてきたよっ!」
「酒ー!飯ー!」
「混浴…ゴクリ」
今回旅のお供を務めますはご存知、アリス=ティリアス・天野翔太の二人。はてさて、今宵の旅路はどうなりますことやら。
かの有名な閻魔大王も利用したと言われる地獄の名湯「流罪の極湯」である。
「いやあ、私、ワクワクしてきたよっ!」
「酒ー!飯ー!」
「混浴…ゴクリ」
今回旅のお供を務めますはご存知、アリス=ティリアス・天野翔太の二人。はてさて、今宵の旅路はどうなりますことやら。
「ようやくきやがったデスか、今回お前たちの案内をしてヤルリリベルデス。さっさとついてきナサイ」
出迎えてくれたのは悪魔の少女、リリベル。バスガイドの経験もあるという彼女、案内人にはうってつけというわけだ。
一行が案内された先は、地獄世界でも有数の温泉街。盆地に設けられたこの娯楽地域に一際存在感を
みせる建物が、今回湯乃香一行が訪れる温泉旅館「地獄の佛」である。旅館としての評判もさることながら、
やはり目玉はなんといっても名湯「流罪の極湯」。
数多の温泉マニアを唸らせたと言われるこの湯に浸かることを湯乃香は心待ちにしていた。
「いらっしゃいませー」
「ボンクラ三名様ご案内デス!」
リリベルにつられるまま旅館へと足を踏み入れる一行。そこで待っていたものは大勢の従業員たち。
一人一人が整った結いた髪で身だしなみを統一しており、徹底された管理に湯乃香達は一流の風格を感じずにはいられなかった。
「すっげー!」
翔太は素直に感嘆の声を上げた。絢爛な旅館の内装。仄かに香る高貴な様々な湯の香り。これが興奮せずにいられるものか。
「やれやれ……おちつきたまえ翔太くん。温泉は逃げないぞ」
「なんか湯乃香キャラが……」
湯乃香ちゃんは既に賢者タイムに入っていた。
出迎えてくれたのは悪魔の少女、リリベル。バスガイドの経験もあるという彼女、案内人にはうってつけというわけだ。
一行が案内された先は、地獄世界でも有数の温泉街。盆地に設けられたこの娯楽地域に一際存在感を
みせる建物が、今回湯乃香一行が訪れる温泉旅館「地獄の佛」である。旅館としての評判もさることながら、
やはり目玉はなんといっても名湯「流罪の極湯」。
数多の温泉マニアを唸らせたと言われるこの湯に浸かることを湯乃香は心待ちにしていた。
「いらっしゃいませー」
「ボンクラ三名様ご案内デス!」
リリベルにつられるまま旅館へと足を踏み入れる一行。そこで待っていたものは大勢の従業員たち。
一人一人が整った結いた髪で身だしなみを統一しており、徹底された管理に湯乃香達は一流の風格を感じずにはいられなかった。
「すっげー!」
翔太は素直に感嘆の声を上げた。絢爛な旅館の内装。仄かに香る高貴な様々な湯の香り。これが興奮せずにいられるものか。
「やれやれ……おちつきたまえ翔太くん。温泉は逃げないぞ」
「なんか湯乃香キャラが……」
湯乃香ちゃんは既に賢者タイムに入っていた。
「さあ……これが念願の流罪の極湯よー!」
旅館についた一行は真っ先に温泉へと向かった。そこはこの世の天国……いや、地獄なのだが。
はしゃぐアリスと打って変わって、湯乃香は異様なほど落ち着いていた。勿論、頭に愛用のシャンプーハットを
付けて。眼前には金色に輝く液体が湯船に湛える。さすがは天下の名湯、見栄えも素晴らしい。
「すばらしい、これが流罪の極湯か」
もはや別キャラとなった湯乃香を横目に、翔太は湯加減を確かめるため、"流罪の極湯"へと右手を突っ込んだ。
「……」
「どーしたの?ショータくん?」
湯船に手を突っ込んだ直後、様子が急変する翔太を心配したアリスは声をかける。すると翔太は徐々に体を震わせ……
旅館についた一行は真っ先に温泉へと向かった。そこはこの世の天国……いや、地獄なのだが。
はしゃぐアリスと打って変わって、湯乃香は異様なほど落ち着いていた。勿論、頭に愛用のシャンプーハットを
付けて。眼前には金色に輝く液体が湯船に湛える。さすがは天下の名湯、見栄えも素晴らしい。
「すばらしい、これが流罪の極湯か」
もはや別キャラとなった湯乃香を横目に、翔太は湯加減を確かめるため、"流罪の極湯"へと右手を突っ込んだ。
「……」
「どーしたの?ショータくん?」
湯船に手を突っ込んだ直後、様子が急変する翔太を心配したアリスは声をかける。すると翔太は徐々に体を震わせ……
「あっっっっっっっっっっっっっっつううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっぅううううううううッッ!!!!」
流罪の極湯。その湯は現世の罪を洗い流すがごとく極楽。しかし温度は勿論地獄基準である。
「湯乃香やめとけ!これ下手すりゃ死ぬぞ!」
「素人め。心頭滅却すれば火もまた涼し」
「湯乃香……!」
翔太の制止を振り切り、湯船へとその全身を沈めていく湯乃香。その姿は、悟りを開いた僧に通ずるものがあった。
「……よーきーかーなー……」
一言呟く湯乃香。その顔は、感動と満足に満ちていた。
今回の名湯・流罪の極楽。湯乃香ちゃん的には星3つだったそうです。
「湯乃香やめとけ!これ下手すりゃ死ぬぞ!」
「素人め。心頭滅却すれば火もまた涼し」
「湯乃香……!」
翔太の制止を振り切り、湯船へとその全身を沈めていく湯乃香。その姿は、悟りを開いた僧に通ずるものがあった。
「……よーきーかーなー……」
一言呟く湯乃香。その顔は、感動と満足に満ちていた。
今回の名湯・流罪の極楽。湯乃香ちゃん的には星3つだったそうです。
「いやーいい湯だったね~」
「いや、俺ら全然入ってないんだけど……」
「いや、俺ら全然入ってないんだけど……」
今回の旅も大満足だった様子の湯乃香ちゃん。彼女の旅はまだまだ続く!
次回は異形世界の名湯「島津の大温泉」を訪問します。それではまた次回。
次回は異形世界の名湯「島津の大温泉」を訪問します。それではまた次回。
【いーつまでもてをーつないでーいられるようなきがしていたー】
「今日もまた、ハブられたであります……」
監視の塔で一人呟く世界の観測者こと境灯。彼女はあくまでも世界を見守る立場、他の物語とは干渉しないのだ。
故に一人。今日も寂しくお茶の時間。
「こうして人は忘れられていくのね、ああこわい」
そんな事を言っても灯はもうこの生活に慣れてしまった。今更寂しいなんて口には出さない。
ただ、心が少し切ないだけだ。
「あー暇であります。本日はどこの世界も平常運行であります。もう寝るかな」
早々に就寝することにした灯。布団に入ると、一人のベットが広く感じた灯は、枕を抱くようにして眠りについた。
監視の塔で一人呟く世界の観測者こと境灯。彼女はあくまでも世界を見守る立場、他の物語とは干渉しないのだ。
故に一人。今日も寂しくお茶の時間。
「こうして人は忘れられていくのね、ああこわい」
そんな事を言っても灯はもうこの生活に慣れてしまった。今更寂しいなんて口には出さない。
ただ、心が少し切ないだけだ。
「あー暇であります。本日はどこの世界も平常運行であります。もう寝るかな」
早々に就寝することにした灯。布団に入ると、一人のベットが広く感じた灯は、枕を抱くようにして眠りについた。
―かり…yん…―
―あ…ちゃ…―
―あかり…ちゃん…―
灯ちゃん!!
「はっ!?」
何かの声に呼ばれたような気がして、目を覚ました灯は上体を起こす。あたりを見回すも、誰かがいるはずもなく。
「……はは、気のせいでありますよ……」
自嘲気味に言う灯。ふと、喉が乾いたので灯は水を飲みに二階へと降りることにした。
「うー暗くて何も見えな……」
パチリとリビングの電気をつける灯。そこには……
何かの声に呼ばれたような気がして、目を覚ました灯は上体を起こす。あたりを見回すも、誰かがいるはずもなく。
「……はは、気のせいでありますよ……」
自嘲気味に言う灯。ふと、喉が乾いたので灯は水を飲みに二階へと降りることにした。
「うー暗くて何も見えな……」
パチリとリビングの電気をつける灯。そこには……
「「「「誕生日おめでとう!!」」」」
「へ…?」
パン!とクラッカーの鳴る音。明かりの点った部屋には溢れんばかりの他世界の住人がいた。
「灯ちゃん!誕生日おめでとうでべさ!」
「ふぇ!」
「あの、ケーキつくってみたんですけど、よろしければ……」
「にゃーにゃー」
「タバサもあなたに花束のプレゼントがあるんだって」
見覚えのある面々。異形世界の者達。
「ほら、今日の主役は笑ってないと。写真写り良くならないぞ?」
「おめでとう。俺も、そして子供達のメンバーも心から君を祝福するよ」
「私達兄妹も貴方の誕生日をお祝いしに来ました」
「ああ、本当におめでとう」
「今回は依頼でもないのに来てやってんだ、喜べ」
いつも外から眺めていた、閉鎖都市の面々。
「この、閻魔殿下が直々に来てやっているのだからな!有り難く思えよ!」
「おめでとうでござる。ところでこの料理は食っていいでござるか?腹が減って仕方ない」
「おめでとう~!ほら、リリベルも」
「しょうがないから祝ってやるデス」
「あ、そんな言い方じゃダメだって。もっとさー」
自分がずっと観測するだけの対象だった、地獄世界の人々。
「おめでと?えっと、灯ちゃんだったっけ?」
湯乃香が尋ねる。灯は答えようとしたが声が出てこない、無理に声をだそうとすると、別のものが出てきた。
「あれ……?これ、涙…?なんで私、ないてるの……?」
「いいんだよ、泣いても」
「あ、ありがとおおおおお~~~~うわあああああぁぁんっ!!」
湯乃香の一言。それが灯の心に深く浸透した。まもなく、彼女の堤防は決壊した。
パン!とクラッカーの鳴る音。明かりの点った部屋には溢れんばかりの他世界の住人がいた。
「灯ちゃん!誕生日おめでとうでべさ!」
「ふぇ!」
「あの、ケーキつくってみたんですけど、よろしければ……」
「にゃーにゃー」
「タバサもあなたに花束のプレゼントがあるんだって」
見覚えのある面々。異形世界の者達。
「ほら、今日の主役は笑ってないと。写真写り良くならないぞ?」
「おめでとう。俺も、そして子供達のメンバーも心から君を祝福するよ」
「私達兄妹も貴方の誕生日をお祝いしに来ました」
「ああ、本当におめでとう」
「今回は依頼でもないのに来てやってんだ、喜べ」
いつも外から眺めていた、閉鎖都市の面々。
「この、閻魔殿下が直々に来てやっているのだからな!有り難く思えよ!」
「おめでとうでござる。ところでこの料理は食っていいでござるか?腹が減って仕方ない」
「おめでとう~!ほら、リリベルも」
「しょうがないから祝ってやるデス」
「あ、そんな言い方じゃダメだって。もっとさー」
自分がずっと観測するだけの対象だった、地獄世界の人々。
「おめでと?えっと、灯ちゃんだったっけ?」
湯乃香が尋ねる。灯は答えようとしたが声が出てこない、無理に声をだそうとすると、別のものが出てきた。
「あれ……?これ、涙…?なんで私、ないてるの……?」
「いいんだよ、泣いても」
「あ、ありがとおおおおお~~~~うわあああああぁぁんっ!!」
湯乃香の一言。それが灯の心に深く浸透した。まもなく、彼女の堤防は決壊した。
「ぐす…でも、私の誕生日昨日だったんでありますよ…」
「え?」
おしまい!!
「え?」
おしまい!!
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