『メイドロボ』
とある日、食堂にて。
「メイドロボだぁ?!」
シュートは素っ頓狂な声を上げた。
「そう!世は、まさに、大メイド時代なのよシュートさん!」
「…ふん、そんな事も知らないとはダリューグの血が泣くぞ?」
ミアとサイバはアニメ雑誌を片手に熱弁する。
「いや知らねーし!てか家は関係ないだろ!…大体、メイドは解るが何故ロボなんだ?」
「ふっふっふっ…ロボ娘萌が解らないなんて」
「あぁ、人として終わっているな」
(何なんだよコイツら…)
「自分の身の回りの世話をしてくれる可愛い可愛いメイドさんと!」
「ぼくらの頼もしい永遠のパートナー、ロボットが夢の超融合!」
「まさに!」
「まさに!」
謎のスポットライトが二人を照らす。
「「男の子の夢×2(クロスツー)!」」
ギャギィッ!
「いや…さっぱり俺にはわからねぇ」
「「なんでだよっ!!」」
息のあったダブルつっこみ。シュートの顔面、鳩尾にクリティカルヒット。その場に倒れ込んだ。
「こんなにボク達が説明したあげてるのに、もー!」
「そうだ、そんな奴は執事の爪の垢でも飲んでいろ…いくぞミア、そろそろ“アレ”が出来上がってる頃だ」
「そうですね、行きましょう♪」
二人は仲良く食堂を後にした。
「…たく、何だよ。まぁいい、飯だ飯だ」
「ヨォ待たせたなぁ!…て、あれ?居ない」
「えぇい騒がしい!今度は何だ!」
扉の方を見ると、ライドがひょっこり顔を覗かし辺りを見回している。
「おうシュート!サイバとミアは?」
「知らん、仲良くどこかへ行った」
「何だよぉ、せっかく完成したのにな…っと」
サイバはガラガラと何かを引きずっていた。
「どうだ?スゲぇだろ」
シュートは今世紀最大級、唖然とした。
それは人型をしていた。
黒光りする装甲。リノリウムの床を耕すキャタピラの足。肩にはミサイルポット。腕にマシンガン。
そして、フリルのスカートとカチューシャ。
「名付けて『メイド服と機関銃』だ!まさに戦うメイド、バトルメイダーとも呼ぼうか?特に、この目の部分は暗視ゴーグルにもなっていて」
自慢気に、こだわりポイントを説明するライド。
(もうメイドじゃねぇよ!立派な兵器だよ)
「そして!これを押してくれたまえシュート君。実は、このボタンを押すと、何と」
「…何と?」ポチッ
「何と!」
一呼吸おいて、
「自 爆 し ま す」
「メイドロボだぁ?!」
シュートは素っ頓狂な声を上げた。
「そう!世は、まさに、大メイド時代なのよシュートさん!」
「…ふん、そんな事も知らないとはダリューグの血が泣くぞ?」
ミアとサイバはアニメ雑誌を片手に熱弁する。
「いや知らねーし!てか家は関係ないだろ!…大体、メイドは解るが何故ロボなんだ?」
「ふっふっふっ…ロボ娘萌が解らないなんて」
「あぁ、人として終わっているな」
(何なんだよコイツら…)
「自分の身の回りの世話をしてくれる可愛い可愛いメイドさんと!」
「ぼくらの頼もしい永遠のパートナー、ロボットが夢の超融合!」
「まさに!」
「まさに!」
謎のスポットライトが二人を照らす。
「「男の子の夢×2(クロスツー)!」」
ギャギィッ!
「いや…さっぱり俺にはわからねぇ」
「「なんでだよっ!!」」
息のあったダブルつっこみ。シュートの顔面、鳩尾にクリティカルヒット。その場に倒れ込んだ。
「こんなにボク達が説明したあげてるのに、もー!」
「そうだ、そんな奴は執事の爪の垢でも飲んでいろ…いくぞミア、そろそろ“アレ”が出来上がってる頃だ」
「そうですね、行きましょう♪」
二人は仲良く食堂を後にした。
「…たく、何だよ。まぁいい、飯だ飯だ」
「ヨォ待たせたなぁ!…て、あれ?居ない」
「えぇい騒がしい!今度は何だ!」
扉の方を見ると、ライドがひょっこり顔を覗かし辺りを見回している。
「おうシュート!サイバとミアは?」
「知らん、仲良くどこかへ行った」
「何だよぉ、せっかく完成したのにな…っと」
サイバはガラガラと何かを引きずっていた。
「どうだ?スゲぇだろ」
シュートは今世紀最大級、唖然とした。
それは人型をしていた。
黒光りする装甲。リノリウムの床を耕すキャタピラの足。肩にはミサイルポット。腕にマシンガン。
そして、フリルのスカートとカチューシャ。
「名付けて『メイド服と機関銃』だ!まさに戦うメイド、バトルメイダーとも呼ぼうか?特に、この目の部分は暗視ゴーグルにもなっていて」
自慢気に、こだわりポイントを説明するライド。
(もうメイドじゃねぇよ!立派な兵器だよ)
「そして!これを押してくれたまえシュート君。実は、このボタンを押すと、何と」
「…何と?」ポチッ
「何と!」
一呼吸おいて、
「自 爆 し ま す」
・・・
「全く、扉が吹き飛んだだけで良かったものの、大怪我したらどうするの?」
ルーナは怒り浸透だった。
「包帯グルグル巻きだけどな」
ミイラ男シュートはベッドで固定され身動きが取れない。
「取り合えず首謀者三人は向こう一ヶ月、掃除と給仕当番にしておいたわ」
「メイド馬鹿にはお似合いだな…所でさっきからカーテン締めて何やってんだ?衣擦れの音がするけど着替えなら自分の部屋で…やれ…ゲッ!」
ルーナは怒り浸透だった。
「包帯グルグル巻きだけどな」
ミイラ男シュートはベッドで固定され身動きが取れない。
「取り合えず首謀者三人は向こう一ヶ月、掃除と給仕当番にしておいたわ」
「メイド馬鹿にはお似合いだな…所でさっきからカーテン締めて何やってんだ?衣擦れの音がするけど着替えなら自分の部屋で…やれ…ゲッ!」
そこにはメイド服姿のルーナが居た。
「全治一ヶ月だから、その間、私がシュートの看病してあ・げ・る♪ だから、よろしくね?ご主人様」
「全治一ヶ月だから、その間、私がシュートの看病してあ・げ・る♪ だから、よろしくね?ご主人様」
「 も う メ イ ド は こ り ご り だ ぁ ー っ ! 」
チャンチャン