創作発表板 ロボット物SS総合スレ まとめ@wiki内検索 / 「グラウンド・ゼロ 第3話」で検索した結果

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  • グラウンド・ゼロ 第3話
    ...てねーよ」 「『グラウンド・ゼロ』は」  アヤカは立ち上がった。  こちらに一つ、歩を進める。 「コロニー・ジャパン政府が“ある目的”のために開発、普及させた“AACV パイロット選出シミュレーター”なの。ゲーム内で好成績を修めている人間に『 テスター』を派遣し、勝利した者を拉致する。」  耳を疑う。 「あのゲームのロボットの、パイロット?」 「そう。」 「あれはフィクションだろ?」 「フィクションに国家予算は割かれないわ。」  アヤカはファイルを開き、一枚の写真を取り出してシンヤへ差し出した。  受け取って見ると、あのゲームに出てきたロボットとほとんど同じデザインの 巨大な機械が写っている。  CGかと疑ったが、一緒に写っている整備員の顔は紛れもない本物の人間のも のだ。  合成という可能性もあるが、今の状況やアヤ...
  • グラウンド・ゼロ
    ...ように」 第19話「グラウンド・ゼロ」 第20話「世界にむけてファック・ユー!」 第21話「空」 第22話「笑顔」 最終話「最後に笑うのは」 エピローグ「それでも俺は生き続ける」 もう一つの最終話「ハッピーエンド/バッドエンド」 オマケ1・2・3・4 クリスマス一発ネタ「馬鹿がサンタでやってきた」 グラゼロ資料庫 1年後の世界へ
  • グラインドハウス
    この「グラインドハウス」は、「グラウンド・ゼロ」の続編にあたります。 前作を読んでいなくとも楽しめますが、読んでいるとより楽しめます。 第1話「イントロダクション」 第2話「動き出す、×××」 第3話「闇はいつでも僕らのそばに」 第4話「タルタロスへようこそ」 第5話「Are you ready?」 第6話「一年ぶりの戦場」 第7話「あなたはいくらで人を殺しますか?」 第8話「お求めはHPにて」 第9話「お久しぶりです」 第10話「復讐のオルフェウス」 第11話「因幡の白兎」 第12話「冥界の番犬」 第13話「インターバル」 第14話「それぞれの夜」 第15話「真相への第一歩」 第16話「カウントダウン開始」 第17話「死神は手を伸ばした」 第18話「戦い タルタロスにて」 第19話「戦い 檻の内外にて」 第20話「戦い 心中にて」 第21話「戦い 東京にて」 第22話「決着」 最...
  • ヴィルティック・シャッフル
    ヴィルティック・シャッフル 第1話 ストレンジ 第2話 エンゲージ 第3話 クライシス 第4話 スパイラル 第5話 シャッフル 第6話 ヴァイタル 第7話 デストラウ 第8話 ブレイカー 第9話 スピリッツ 前・後 最終話 グッドバイ 前・後(上・下) エピローグ・0 過去話 エピローグ 嘘 ANUBIS風 予告 EXSEED 白鷹 ヴィルティック:EVOLVE 前・後 設定
  • 転移戦線異常有り!? 大海上都市群「兵庫」重歩兵中隊がワームと戦うようです
    プロローグ 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 最終話A 後日談 最終話Aエンド 最終話B 最終話Bエンド 設定
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 「Wiki」創設者のPC 競売に - auone.jp 篠原悠希×田中芳樹が明かす「歴史ファンタジー小説ならではの悩み」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【Apex Legends】ヴァルキリーの能力と評価【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) 【白夜極光】最強キャラランキング【Tier表】 - AppMedia(アップメディア) 白夜極光攻略wiki - AppMedia...
  • 少女機甲録(仮) 第1話
    建物の影に身を屈める様に隠れていた87式機士の頭部センサーアイに光が灯り、ゆっくりと上半身を起こす。 身長4mの人型の装甲騎兵はその鋭敏なセンサーに複数の敵影を捉えていた。 敵の発する熱量、歩行する時の振動を各種のセンサーが関知し、その種類と数が即座に分析される。 「ガールズ・マルヒト(01)よりガールズ・マルマル(00)へ… タイプA、6 タイプB、4 本町信号機前を通過し国道227号線を南下中…予定通り市営住宅の火点で迎撃する マルヒトとマルフタ(02)はこれより誘導を開始、3秒間の射撃の後、後退する」 マルヒトの符丁を与えられた87式機士に搭乗するパイロットは10代の少女特有の高いソプラノの、透き通った声で仲間へと通信を行う。 接近してくる敵に電波無線が傍受される恐れは無いが、奴らはこちらと同様に熱や音には鋭敏な感覚センサーを有している。 目前500mにま...
  • 「ヒューマン・バトロイド」 第5話 後編
    様々な事件(リリのスターク艦内での暴走、なぜか不機嫌なリクの八つ当たり)が過ぎ去った後、つかの間の休息が訪れる。 死地へと向かう戦士達の休息が――― 「まじですみませんでした」 一部を除いて訪れた。 「つまり、オレの反応を楽しむために盗聴器まで仕掛けて艦内に生中継か」 「ほんの出来心だったんです。許して下さい」 ゴースは既に頭を下げるどころでは無い状態まで逝っている。 「協力してくれるとか言ったのもこの為か」 「それは少し違うぞ?本気で俺はその恋を応援するつもりで」 「楽しげに策略をめぐらせたと」 「本当にすいません」 リリの怒りは収まらない。 そんな艦内には、月を見ながら酒を飲んでいる二人がいた。 「久しぶりですね、月見酒なんて」 「まったくですね、最近は戦いばかりでしたから」 ハーミストとカルラは酒を酌み交わしていた。...
  • 第三話 「群狼」
    「ヴィガス、面を上げろ」  その高圧的な声によって、ヴィガスは混濁していた自らの意識を現実に引き戻すことが出来た。鎮静剤の投与による全身の筋肉に鉛を差し込まれたような倦怠感も、48時間以上の拘束による骨格の悲鳴も、肉体に付随する苦痛であれば無視することが出来た。  闇の中にぼんやりとした影が浮いている。闇に溶け込んではいるが、闇よりもなお昏い影。 「――――」  応答は視線のみ。轡球を噛ませられた状態では口が回る訳もない。元よりヴィガスにとってこの男と会話をすることは苦痛以外の何物でもない。  彼は椅子に座らされていた。ベージュの拘束衣を着させられ、照明はなく、裸足の爪先で触れた床は柔らかい材質で出来ており、それは頭部を打ちつけての自害は不可能となっている。  ――犯罪者か精神病者の扱いだ、それも重篤の。  指を弾く音がした。ついでヴィガスは、己の拘束帯が全て一斉に緩んだことに気付いた。 ...
  • 少女☆機甲録
    リアルタイム戦術SLG+恋愛AVG 『少女☆機甲録』 ハード プレイステー○ョンポータブル ニン○ンドーDS 定価 5800円 陸上自衛軍第28連隊の第4中隊の教官として赴任した貴方を待っていたのは、 女の子ばかりで構成された志願兵による、中隊とは名ばかりのお荷物部隊だった!? 彼女達をどう訓練し、どう育てるかは貴方次第! 会話して、訓練して、実戦して…貴方と少女達の軍隊生活が始まる! 果たして問題児集団になるのか、エースパイロット集団になるのか… 全て、貴方の選択にかかっている! 教官としてまず行うことは、部隊の編成だ 少女達一人一人の能力や適正にあわせ、騎兵・歩兵・砲兵・整備のそれぞれのポジションに配置を行う ただし、配置は後でいくらでも変更できるから、好みで選んでも全然構わない 玲「まあ、頼りにしてるか...
  • 「Seirenes」 第3話前
    「Seirenes」 第3話 コンキーリャはその名前の通り、貝みたいに海底にくっついて普段はじっとしているAI搭載の機械だ。 ソナーを内蔵しているから、付近を船舶や潜水艇が通りがかれば、コンキーリャは気付く。 そして、近くに居る奴なら自爆し、少し離れた所に居る目標だったら魚雷を発射して攻撃する。 グランキョと同じく大昔の戦争で使われた自動知性機雷と呼ばれる種類の兵器だ。 これを使うのは敵だけじゃない。 私たちも使う。 何かの理由で自爆しなかった奴や、スリープモードで眠ったまま目覚めない奴を回収して、分解して、 敵味方の音紋識別を再設定すれば後は自分たちの拠点や勢力下海域を警備する自動機雷として再利用できる。 あいつをサルベージした日も、これの設置と、前に設置した奴の保守点検……壊れてないか、とか グランキョが近づいてきて作動したのが無いか、作動してたらまた設...
  • 地球防衛戦線ダイガスト 第十六話
    第十六話 包囲網  薄暗い小部屋の床面から逆円錐状に明かりが立ち上っていた。  光の中に像を結んでいるのは、豪奢なローブに身を包んだ初老の男性だ。背は高く、恰幅も良いが、しゃんと伸びた背筋は、経年による体重増加のみが横幅に影響した訳で無い事を物語る。長く伸ばしたブロンドの頭髪と、顔の下半分を覆う手入れのされた見事な髭、それに頭に頂いた略式の冠は、トランプのキングを現実世界に落とし込んだらこうなるか、という説得力を持っていた。  しかしながら皺の合間に見える目の輝きは夜間の肉食獣もかくやというもので、彼らのお国柄を考えれば、まさに刃物のような光を湛えている。  帝政ツルギスタンを一代で築き上げた皇帝、スレイヤード・フォン・シュヴェルトべルグ・キーン・ツルギスタンの威容であった。 「老いたか、ハンス」  その声は太く、腹にずしりと届く。  超空間通信の象の前にかしづいたハン...
  • eXar-Xen――セカイの果てより来るモノ―― Act.6C
     ――それは、奇妙な感覚だった。  メインストリートの端の「上空」から眺める光景。  人、キャリアー、建物――全てが全てミニチュアのように小さく見えて、途轍も無く広かったはずのスチームヒルがまるで箱庭。あれだけ大きく見えたビルドグランデも対等に……いや、少し小さくすら見える。 以前リョウの店で「ガリバー旅行記」という本を借りて読んだ事があるが、その話の中で小人の国に行ったガリバーはこんな気分だったのだろうか……なんてふと考えた。 「…………」  ただ、ガリバーと俺の最大の違いは、彼は自身の大きさは変わらず周りの全てが縮んだ「小人の国」に迷い込んだのに対し、俺の場合実際に巨大な「何か」を通して巨人の気分を味わっているという事だろう。  その「何か」――白銀に輝く機械の巨人。  全高4,50mはあろうかという巨体は、今は俺そのものであり、だが何故か第...
  • シンブレイカー 第十六話
     私は倒れていた。  私は倒れている私を見ていた。  私は仰向けに倒れていた。  私はそれを見下ろしていた。  私は何の感情も無く天井を仰いでいた。  私は相反する2つの激情とともに見下ろしていた。  私は私と目が合う。  私は私の瞳の中に私を見た。  私は私がどんな表情であったか初めて気づいた。  私は泣いていた。  私は笑っていた。  私は悲しんでいた。  私は歓喜していた。  私は手を伸ばす。  私は手をとる。  私は私と重なる。  私と私の感覚は統合され、ひとつになる。  私は私を得た。  そのとき、私は私を見つめるたしかな視線の存在を感じた。  ――目が覚めた。  ベッドから身体を起こし、ぐるりと周囲を見渡す。自宅ではなかった。 家具の少ないシンプルな部屋にベッドが一台置かれていて、私はその上で眠っていたようだった。  それから...
  • GEARS 第十三話
    統合歴329年10月10日 「…どうしてこうなった?」 沈む夕日、茜色に染まる空の下、愛機アイリス・ジョーカーの足元で、学校指定のジャージで身を包んだ守屋一刀は ブロンドアッシュの長い髪をなびかせながら足早に去っていくクラスメイトを見送り、ぽつりと呟いた。 ―事の始まりは今から2時間程前に遡る。 霧坂茜華の尽力で守屋一刀はクラスメイトと遅まきながらの邂逅を果たしてから物事はあれよあれよと言うままに進み 恙無く、体育祭を迎える事となり、守屋一刀はクラスメイトの期待に応えるべく獅子奮迅の活躍を見せ付けた。 「どーよ?」 「流石!!って言うか、宣言通りぶっちぎりとは恐れ入るわ。」 何故か、八坂高校の体育祭の種目に俵競争というドマイナーな倭国特有の種目が当然のように存在している。 米俵60kgを両の手で持ち上げ、50...
  • 「少女機甲録・イナバが大陸奥地に送られるようです・3
    3 ティアーナは頭を捻っていた。 装備コンテナ内の居住モジュール内、パイロットスーツを脱いで下着姿で胡坐をかき、 昼間に発見して回収した謎の”不発弾”を前に置いて腕組みをしている姿は乙女にあるまじきもので、 他人には絶対見せられないが、今はこの大陸に人間はティアーナただ一人である。 そしてその辺の床には夕食のインスタント食品の空になったパックが無造作に放り投げられているあたり、 ティアーナは割とズボラなようだ。 だが当の本人は、それどころでは無かった。 ワームの死骸に突き刺さっていた、ミサイルと思しきその人工物……トンボの模型のようにも見えるそれは 一見単純なつくりでいながら、丹念に観察すれば精緻を極めた技術で作られたというのがよくわかる。 そして、ティアーナはそれを慎重に分解してみて最も驚愕した事は、その構造、外見同様シンプルでありながら その実精密を極めた小...
  • 地球防衛戦線ダイガスト 第十五話
    第十五話 いつか、約束の空  五月も半ばに入ったところで列強の地球侵略は再開された。  慌ただしく列強の侵攻計画が発表され、地球の各国の指導者達は束の間の頭痛・腹痛の無い日々に別れを告げる。あるいは東南アジアや南米の幾つかの途上国では敗戦を間近にした休戦交渉が再開され、また英連邦や旧ソの独立国家共同体は、気紛れな戦場指定によって名目上の広大な国土内を右往左往させられる。  本邦でも五月の後半にセラン諸惑星連合との三度目の会戦が、半月遅れで執行される事となり、関係各所が慌ただしく動き出した。  太平洋の入口に陣取るセラン諸惑星連合は、例によって日本の領海を要求していた。戦場は海上となり、矢面となる空自・海自にも陣触れが出される。  空自内で電子欺瞞用の装備の行方が不明という、あってはならない事が判明したのは、この段になってからだった。  上を下への大騒ぎの後、機材が教育隊で...
  • 地球防衛戦線ダイガスト 第四話 前編
    第四話 誰がために金は成る  日本の某所。もう少し限定するのなら、富士山の裾野のどこか。  適度に人里から離れた原野の中に、一見するとエレクトロニクス部品の工場のような建造物がある。 白亜の研究棟の隣には、体育館を大きくしたような施設が建っていた。裏手には500メーターはあろうコンクリートで整地された長大な空き地。施設全体はフェンスに囲われ、無用の方お断りの雰囲気がぷんぷんしている。ご丁寧にフェンスの各所では監視カメラまで目を光らせていた。  入り口には検門が設けられ、警備員が詰めている。正門の脇には見事な楷書で『大江戸先進科学研究所』との立て看板。  実用スーパーロボットの根拠地であろう研究所であるが、そのデザインは意外なほどに普通だ。  本当のところ、大江戸博士は複数の立方体が積みあがった奇天烈な高層建築物を予定していたのだが、役所に届出をしたら高さもデザインも富士山...
  • ビューティフル・ワールド 第二十二話 鬼
    暗く淀んだ空から容赦なく降り続いている、冷たく打ち付ける雨に身体を濡らしながらも少女は躊躇する事無く歩き続ける。 今にも折れてしまいそうな、華奢で生白い両足が、一歩、一歩と踏み出す度に跳ね返る泥水に塗れて汚れる。にも関わらず、少女は歩みを止めない。 彼女と再会した時には―――――――――久しぶりに一条遥と再会した時には綺麗に着飾られていた洋服も、既に泥塗れだ。 全身を自らの手で汚しているかのように、少女――――――――リシェル・クレサンジュは路地裏を一心不乱に歩き続ける。 路地裏はまだ昼間だというのに、どんよりとした薄暗さに満ちており先が見えない。リシェルは自分が闇の中に飲まれていく様な錯覚を覚える。 さっきまで一条遥と共に謳歌していた、明るく賑わう表通りと相反する様に僅かな光すらも届かない暗き路地裏。 レイチェルの暗部と言えるかもしれないその場所は負の空気に溢れており、ジメジメとし...
  • 前編
    第四話 誰がために金は成る  日本の某所。もう少し限定するのなら、富士山の裾野のどこか。  適度に人里から離れた原野の中に、一見するとエレクトロニクス部品の工場のような建造物がある。  白亜の研究棟の隣には、体育館を大きくしたような施設が建っていた。裏手には500メーターはあろうコンクリートで整地された長大な空き地。  施設全体はフェンスに囲われ、無用の方お断りの雰囲気がぷんぷんしている。ご丁寧にフェンスの各所では監視カメラまで目を光らせていた。  入り口には検門が設けられ、警備員が詰めている。正門の脇には見事な楷書で『大江戸先進科学研究所』との立て看板。  実用スーパーロボットの根拠地であろう研究所であるが、そのデザインは意外なほどに普通だ。  本当のところ、大江戸博士は複数の立方体が積みあがった奇天烈な高層建築物を予定していたのだが、 役所に届出をしたら高さもデザ...
  • シンブレイカー 第十二話
     翌日――次の『×』到来まであと7日(予想)。  天照研究所はあと始末のためにいろいろと大変、とのことだったので私は今日は普通の大学生らしくすごすことにした。  1週間ぶりに友達たちと会い、談笑していると、もとの生活に戻ってきたのだなぁという実感がしみじみとして、 私は大あくびが出た。 「みんな心配してたんだよ」  昼休みになってグループに合流した岡本結衣が私の顔を覗き込んで言った。  私はつとめて明るく笑いながら、感謝の言葉を添えて謝罪をする。 「体はもう平気なの?」  問いかけに私は頷いた。 「よかったね、治って。結局なんだったの? 病気? ケガ? 」  返答に窮し、適当にごまかす。 「へぇー、そうだったんだ。治ってよかったね。」  岡本はにっこり笑った。 「ところでさ、みんな3限空いてる? ご飯食べいこうよ!」  いいね、と私は返し、周りの仲間も賛成...
  • 第十二話「命というモノ」その3
     結局、エグザトリアの手により地球にいたバイラムは全て駆逐された。たった一機のパンツァーモービルが 世界を救った瞬間である反面、政府の安易な手段への落胆した瞬間でもあった。  バイラムが駆逐された十日間、一部の暴徒と化した市民によって政治家狩りと呼ばれる私刑が横行した。  警察や治安部隊が出動し、血で血で洗う中、関りのあるなし関係なく一部の政治家が私刑を受け死亡した。  またある者は裁判で無罪を主張するが弁論は一切受けられず、そのまま死刑という形になるものもいた。  血生臭い粛清の中、何はともあれ、世界はほんの少しだけ平穏を取り戻した。  そして、そこから一月という時間が流れた。日本の下関市。 「オーライ! オーライ!」  無数の白いコンテナを積んだトラックがゆっくりとバックしていく。誘導員の手には誘導灯が握られており、 ひっきりなしに思い切り振っていた。そして、所定の位...
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