巨大グリード暴走態

【名前】 巨大グリード暴走態
【読み方】 きょだいぐりーどぼうそうたい
【登場作品】 仮面ライダーオーズ/OOO
【登場話】 第16話「終末とグリードと新ライダー」
【分類】 グリード/グリード融合体
【コアメダル】 クワガタ×1・カマキリ×1・
サイ×3・ゴリラ×2・ゾウ×2・
シャチ×3・ウナギ×3・タコ×2=17枚
【モチーフ】 リクガメ、クラゲ、シャチ、タコ、サイ、ゾウ、ウナギ

【詳細】

大量のコアメダルを内包するガメル亜種完全体メズールが吸収、真木清人の手でクワガタ、カマキリの昆虫系コアメダル、更に5000枚ものセルメダルを吸収する事で誕生したグリードの融合した状態。アンク曰く「メダルの化け物」。

モチーフは全体的には巨大なリクガメとクラゲを組み合わせたような重量感のあるフォルムで、甲羅のような胴体にはシャチの背びれやタコの触手を複数備え、サイとゾウを組み合わせたような頭部からは先端部にウナギを模した顔がついた巨大な鼻が伸びているなど、重量系生物と水棲系生物のキメラモンスターのような外観。
攻撃力、防御力共に凄まじい力を有するが、力を制御できておらずひたすら周囲を破壊し暴走を続ける。

メダジャリバーを受け付けない堅牢な身体、パワーでオーズを苦しめるも、突如現れた仮面ライダーバースのブレストキャノンシュートでダメージを負い、クワガタとカマキリのコアメダルを排出し、オーズがガタキリバコンボに変身し、最期はガタキリバキックを受け爆散した。

メズール、ガメルの身体は再生されず、残ったコアメダルはアンクがゴリラとウナギ、カザリウヴァが残りを掴んで去っていった。
アンク側がコアメダル4枚、ウヴァは5枚のコアを奪い、カザリは8枚のコアを持っていった事になる。

まだ、16話という早い段階で2人の敵幹部が退場する異例の事態となったが、後に融合したメズール、ガメルの2人は36話にて復活を果たす。
結果として一つの器にメダルを集中させるという実験は"グリードを器に選んだ場合、器が暴走する"という結果となったが、鴻上光生は「失敗」と捉えたが、真木清人は「成功」と捉え、真木清人はグリードの暴走による世界の終焉を目的とし「鴻上ファウンデーション」を離反する事になる。

【仮面ライダーウィザード】

アマダムが召喚した巨大怪人の1体として登場。

【余談】

名称は特撮雑誌「宇宙船」からの情報で後に公式サイトでも呼称されている(公式サイトでの怪人のページのURLは「megagreed(メガグリード)」)。ファンの間では合体前の2体の名前を組み合わせた「ガメズール」との呼称で定着しつつある。
暴走は自分のコアメダルが9枚揃っていない状態で他の大量のコアメダルを吸収して起こった。カザリは自分以外のコアメダルを吸収する際、枚数を調整し暴走しないようにしていた。もっともウヴァ完全体のように完全体であってもコアメダルを過剰に吸収すれば暴走してしまうのに変わりは無い。

最終回ではウヴァ完全体をベースに恐竜系コア、タカ、クジャク、コンドル1枚ずつを覗いた全てのコアメダルを吸収し暴走した「メダルの器 暴走形態」が登場。
すでに生物的外見はないが、巨大グリード暴走態の背中部分にある青い文様が共通しており、「周囲を破壊しつくす」という根本的な行動原理も近いものとなっている。

最終更新:2015年12月13日 22:56