ラセツ

「(女声)敗北の味もまた、(男声)まったりとして美味」

【名前】 ラセツ
【読み方】 らせつ
【声】 西川宏美(頭/女声)
柴田秀勝(胴/男声)
【登場作品】 百獣戦隊ガオレンジャー
【登場話】 Quest32「三匹が喰う!!」~
Quest44「亀岩(ガオズロック)、落ちる」
Quest47「蒸気機関、爆走!」
Quest48「奴らが蘇る」
Quest49「鬼洞窟(マトリックス)、閉じる」
【分類】 オルグ/ハイネスデューク
【モチーフ】 口、歯、羅刹(ラクシャサ)
【名前の由来】 羅刹(涅哩底王ともいわれる破壊と滅亡を司る神)

【詳細】

第3のハイネスデューク。自称「絶望の王子」(つまり性別は男)。

頭部と胴部に2つの人格を有し、頭部の口は女声、胴部の口は男声で喋る。
何でも喰らって文明を滅亡させようとする美食家で、「テトム」の手料理を食べたいというだけにテトムを誘拐させた事もある。
ガオレンジャーの各戦士を「○(各戦士の色)団子」と呼び、巨大なナイフやフォークを武器とし、口から火炎を吐く。

ウラ」が倒された後、オルグの支配者として様々な作戦を実行する。
見かけによらず、自身が関わる時は個性豊かなオルグの特長を最大限に利用した効率のよい作戦立案を行うが、詰めが甘いのが欠点であった。

個人の最大の特徴はプロプラキュララドロドロという3体もの「デュークオルグ」を配下に置いている事。
3体はどれも強力かつ有能で、ただでさえ低かった「ヤバイバ」、「ツエツエ」の地位の低下に大きく貢献。

巨大化後、ガオケンタウロスと交戦、最期はガオケンタウロスの必殺技「獣王の舞」を受け葬られた(上記の台詞はその際のもの。)。

終盤、「ヤバイバ」の手によって「ツエツエ」と他の2人のハイネスと共に「ヘルハイネスデューク」として復活を果たす。

【余談】

羅刹はインド神話のラークシャサが仏教に取り入れられたもので、ラクシャーサとモチーフがかぶっている。
声を演じる西川宏美氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は初となる。

最終更新:2015年12月17日 16:54