上級妖怪オボログルマ

「ペチャンコにしてやったでおじゃる!」

【名前】 上級妖怪オボログルマ
【読み方】 じょうきゅうようかいおぼろぐるま
【声】 矢尾一樹
【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー
【登場話】 忍びの36「キンジ、栄光のスーパースター!」
【所属】 牙鬼軍団
【分類】 妖怪/上級妖怪
【好きな物】 ローラー
【好きな場所】 ハイウェイ
【攻撃力】 星4
【不思議な技】 星1
【ペチャンコ】 星5
【集める恐れ】 なし(ニンニンジャーの抹殺→
晦正影のサポート)
【妖怪モチーフ】 朧車(オボログルマ
【素体モチーフ】 巨大妖怪ガシャドクロ

【詳細】

晦正影の召喚した6体のガシャドクロが牙鬼幻月の妖気を受けた2枚の封印の手裏剣と融合し、牙鬼の邪悪な妖気の影響で古来の「朧車」伝承を受け継いで変化した上級妖怪。

6体のガシャドクロが変化した堅牢な骨武者鎧を全身に纏い、巨大なローラー「朧往来(オボローラー)」で様々な障害物を踏み潰しながら走り回る事ができる。
頭部に搭載された「朧決闘(オボロケット)」を発射し、行く手を阻むあらゆる物を朧往来で粉砕する無敵の超弩級戦車妖怪でもある。

ガシャドクロを素体にして誕生し、ガシャドクロを遥かに上回る巨体が本来の姿だが、自らの意志による縮小化で等身大になれる(その場合、朧往来まで小型化できない模様)。

キンジが十六夜九衛門の策略によって妖刀・浦鮫の影響でオオカミオトコとなって暴走し、晦がその隙を突いて生み出す。

圧倒的なパワーでシュリケンジンを紙のようにペラペラに押し潰し、戦線離脱したキンジと凪を除くニンニンジャーも轢き潰してしまおうとする。
彼らの逃走先にいた晦が巻き込みかけてしまい、彼に怒られる形で縮小化し、「上級ドジ妖怪」と罵る彼に謝るが、頭部の朧決闘をぶつけてしまう。

ニンニンジャーを自ら掃除しようとする晦のサポートを行い、シロニンジャーとモモニンジャーのカラクリヘンゲン弓の射撃に追い詰められる。
アオニンジャ―の「溶岩の術」によってマグマで生き埋めにされるが、持ち前の実力で脱出し、両目からの光線で3人を攻撃する。

晦の牙凌道・洒落頭で4人を変身解除に追い込み、目を覚ましたキンジと凪が合流し、変身した2人と交戦して、キニンジャーを変身解除に追い込む。
オオカミオトコの影響を自力で振り払ったキンジはスーパースターニンジャーに超強化変身し、風の術で引き寄せられ、「激熱ウイニングスーパースター」により倒される。

晦も6人揃ったニンニンジャーの攻撃に、スーパースターニンジャーの「激熱ライトニングスーパースター」で大ダメージを負う。

その直後、晦の放った肥大蕃息の術によって本来の巨大な姿に再生する。
口の中に晦を搭乗させ、ゲキアツダイオーを朧往来で押し潰そうとするが、ライオンハオーとバイソンキングが集結し、3体が覇王ゲキアツ合体して誕生した覇王ゲキアツダイオーに車勝負で挑むが、その機動性とパワーになす術もなく、覇王ゲキアツダイオーのロケットパンチで朧往来を失い、最期は「覇王ゲキアツ大一番」を受け爆散した(その際は「朧車がおんぼろぐるまになりさがったでおじゃる~!」と発言。)。

口の中にいた晦は辛うじて脱出するが、爆風に巻き込まれ何処かへ吹き飛ばされた。

蛾眉「効かんわ!その程度のカラクリ、早々に木っ端微塵にしてくれる!」

【名前】 上級妖怪オボログルマ マークⅡ
【読み方】 じょうきゅうようかいおぼろぐるま まーくつー
【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー
【登場話】 忍びの45「親子三世代!ニンジャ全員集合」
【所属】 牙鬼軍団
【分類】 妖怪/上級妖怪
【妖怪モチーフ】 朧車
【素体モチーフ】 巨大妖怪ガシャドクロ

【詳細】

牙鬼久右衛門新月の召喚した6体のガシャドクロが2枚の封印の手裏剣と融合し、牙鬼幻月の邪悪な妖気の影響で古来の「朧車」伝承を受け継いで変化した上級妖怪。
スペックは不明。

晦正影が生み出した上級妖怪オボログルマと全く同じ姿をし、ガシャドクロを上回る巨体を持ち、前回の個体よりも数倍パワーアップしている。
巨大なローラー「朧往来(オボローラー)」と頭部の大砲「朧決闘(オボロケット)」で武装しているが、意志を持たない有人機式のため、口の中に乗り込んで操縦する必要がある。

蛾眉雷蔵が乗り込んで操縦し、天晴の欠けたニンニンジャーがシュリケンジンとバイソンキングで駆け付ける。
シュリケンジン・天晴れ斬りとバイソン・荒くれバスターを弾き返し、戦闘欲求を一気に発散する蛾眉の操縦もあり、朧往来を構えた突進や朧決闘からの砲撃で2体を相手に善戦する。

前回の個体と劣らないパワーを発揮し、朧往来で踏み潰そうと襲い掛かるが、アカニンジャーと憑依合体したホウオウマルに阻止される。
今度はゲキアツダイオーの相手となるが、アカニンジャーがパオンマルのオトモ忍シュリケンで「蜿蜒長蛇の術」を発動し、ゲキアツダイオーはホウオウマルの翼を広げて飛行する。

空中を浮遊するゲキアツダイオーになす術もなく、最期はゲキアツダイオーが空中からニンニンジャー6人を撃ち出す「フライングゲキアツ大フィーバー」を受け爆散した。

爆発直前、操縦者の蛾眉は「強くなったようだな。この勝負預けておこう!」と言い残し、その場から姿を消して脱出した。

【余談】

本編において最後の上級妖怪となった。

スーツはオボログルマ、一部の映像は忍びの36を流用している。
「妖怪から妖怪が生み出される」という非情に珍しいケースの妖怪となる。

最終更新:2018年08月30日 16:16