「バカな、私がやられるなんて、父上ーー!」
【名前】 |
ガシャドクロ |
【読み方】 |
がしゃどくろ |
【声】 |
遠藤憲一 |
【登場作品】 |
忍者戦隊カクレンジャー |
【登場話】 |
第18話「ハローきのこ君」 第19話「暗闇の地獄罠!!」 第23話「電撃!!白い怪鳥」 第24話「あァ 一巻の終り」 第30話「再会 裏切りの父」 第31話「見たか!!新将軍」 |
【所属】 |
妖怪軍団 |
【分類】 |
妖怪/幹部 |
【妖怪モチーフ】 |
がしゃどくろ |
【他のモチーフ】 |
軍人 |
【詳細】
「
貴公子ジュニア」の正体。
ギターを変化させた骨状の剣やチェーンソーを武器とし、両目と左手から電撃と破壊光線をそれぞれ放つ。
第18話で「
ザシキワラシ」を守ろうとするブラックを変身解除に追い込み、ジライヤにチェーンソーで止めを刺そうと構える。「ジライヤを助けて」と願うザシキワラシを凶暴な姿に変化させるが、子供達の呼び掛けで元の姿に戻った後に殺害する。
第19話でレッドの前で初めて正体を現し、一騎打ちで苦しめるが、巨大化した
ツチグモがレッドを攻撃した隙に撤退。
第24話で「
ウミボウズ」の敗北後にカクレンジャーと対峙、巨大戦では大魔王の力も借りて獣将ファイターを苦戦させる。
無敵将軍に忍者合体しようとする5体からレッド達を外に放り出し、両目からの光線で変身解除に追い込み、封印の扉の出現後にピアノの演奏で人々を石に変えていく。
第31話で
妖怪大魔王の復活直前に再び姿を変え、カクレンジャーに最後の決戦を挑むが、ツバサマルから雷鳴剣ヒカリマルを授かったレッドの「隠流・雷鳴斬」により敗北。
その直後、
妖怪エネルギーの落雷を浴びて3度目の巨大化を果たす。
ゴッドサルダーの剣術に苦しめられるが、
ユガミ博士が「最大の発明」と自負するジェットブースターとバズーカ砲を転送し、背中と左腕にそれぞれ装備して、左腕のバズーカ砲からの火炎放射でゴッドサルダーを苦戦させ、更に左腕からの破壊光線「クラッシュビーム」でゴッドカークを攻撃する。
致命傷を負いながらも最後の力を振り絞った百地三太夫が助言、5体の超忍獣は隠大将軍に五神合体、クラッシュビームで迎え撃つも通用せず、鉄拳ゴッドフィニッシュで左腕のバズーカ砲を叩き落された挙句に吹っ飛ばされてしまう。
更に隠大将軍はツバサマルと翼合体した事によりスーパー隠大将軍となり、最後の勝負として空中戦を挑む。
大した抵抗もせずにスーパー隠大将軍の回し蹴りで地上に落下してしまい、最期は「鉄拳フライングフィニッシュ」を受け爆散した(上記の台詞はその際のもの。その際にバラを咥えた自身の顔が出現し、顔が消えた後にバラは散っていった。)。
ユガミ博士もスーパー隠大将軍に破壊された封印の扉の下敷きになった(同時に石にされた人々も元に戻った。)。
三太夫が息を引き取った後、封印の扉が修復され、ついに妖怪大魔王が2000年の封印から復活した。
「がしゃどくろ」は妖怪の中でも上位を争う程の凶悪さで、人間を相手に誰だろうと構わずに取り殺してしまう恐ろしい妖怪。
【余談】
頭部にメットを被っており、左半身は迷彩模様となっている。
デザイナーの篠原保氏によれば、「元々は『
恐竜戦隊ジュウレンジャー』の
ドーラモンスターとしてデザインし、ミリタリー要素は後に付け加えた」らしい(『百化繚乱[上之巻]』より)。
声を演じる遠藤憲一氏は怪人役としては初となり、『バトルフィーバーJ』の村野義雄役以来、15年振りにスーパー戦隊シリーズに出演。
最終更新:2017年03月27日 12:20