デーボ・バティシエ

「はい、完成 空前のヒットですよ」

【名前】 デーボ・バティシエ
【読み方】 でーぼ・ばてぃしえ
【声】 松野太紀
【登場作品】 獣電戦隊キョウリュウジャー
【登場話】 ブレイブ5「ドゴォーン!ムシバのアンキドン」
【所属】 デーボス軍
【分類】 デーボモンスター
【創造者】 喜びの戦騎 キャンデリラ
【考え】 「美味しいケーキを食べた人間は喜ぶ」
【集める感情】 喜び
【成分】 パティシエ、イチゴ、
生クリーム、ホイッパーなど
【配合】 ホイッとホイッパー、クリームおいしぼり袋
【特記事項】 どんなお菓子もスイーツと作ってしまう
【他のモチーフ】 歯、ケーキ
【名前の由来】 +パティシエ

【詳細】

キャンデリラの「美味しいケーキを食べた人間は喜ぶ」という考えによって誕生したデーボモンスター。

最高級生クリームの詰まった「クリームおいしぼり袋」を左腕、きめ細かく材料を混ぜ合わせる「ホイッとホイッパー」を右腕に装備している。

自身の手作りケーキを食べる人間から喜びの感情を集めようと目論み、とあるケーキ屋で従業員を拘束して入れ替わる。
「人間を滅ぼす」というデーボス軍本来の目的よりもいつの間にか人間の笑顔を得るのにケーキを作るようになり、至高のケーキを客に持て成す。

だが、謎の力によって虫歯凶暴態に変貌し、客を虫歯にする事で哀しみの感情を集めるようになってしまう。
駆けつけたダイゴ達5人にキャンデリラ達が問い詰められたところに姿を現し、グリーンやブラックと交戦中、2人の仲間割れを機に撤退。

元の人格に戻るとキャンデリラ達に咎められるが、即座に「虫歯凶暴態」に変貌。

【虫歯凶暴態】

デーボ・バティシエが突如湧き上がった謎の凶暴なパワーによって変貌した状態。レッド曰く「虫歯野郎」。

口から人間の全ての歯を一撃で虫歯にしてしまう「ムシバビーム」を乱射。

ムシバビームは人間の他にも植物に命中すると枯れさせ、建物に命中すると着弾部分が崩壊してしまう。
光線は自身の虫歯から発射されているが、歯は頑丈であらゆる攻撃を弾き飛ばすので、並の攻撃で正面から向かうのは自殺行為。

キョウリュウジャーがゾーリ魔と交戦している間、自身はグリーンやブラックと交戦し、ムシバビームをグリーンの剣捌きで弾き飛ばされる。
「力の源が虫歯」という事をブラックに分析されるが、「自身を盾に利用した」と誤解したグリーンが仲間割れを起こし、混乱を利用して撤退。

その後、 街中でムシバビームを乱射して暴れ回り、駆け付けたブラックと交戦。
口に向けられたブラックの攻撃を容易に弾き飛ばし、彼も虫歯にさせるが、他の4人も駆け付ける。

誤解が解けたグリーン、ブラックはお互いの獣電池を交換し、ガブリカリバーにパラサガン獣電池を装填したグリーンの獣電ブレイブスラッシュで歯を失ってしまい、ガブリボルバーにザクトル獣電池を装填したブラックの「獣電ブレイブフィニッシュ」により敗北(同時に人々の虫歯も治る。)。

その直後、「楽しみの密偵 ラッキューロ」から奪ったスクスクジョイロによって巨大化する(その際に歯も元通りになった。)。
更に頑丈になった歯でキョウリュウジンの攻撃を防御し、キョウリュウジンを接近戦で苦戦させるが、キョウリュウジャーが操縦席に5人揃った事でキョウリュウジンのステゴッチシールドは五連獣電剣に変形し、五連獣電剣の斬撃で歯を失い、最期は「獣電剣ブレイブフィニッシュ」を受け爆散した。

新たな獣電竜アンキドンが今回の騒動に巻き込まれ錯乱していた事から「同個体の仕業」と思われていたが、本当の原因は別(デーボ・ウイルスン)にあった。

【余談】

凶暴化に関してはキャンデリラ達にも予想外の事だったらしく、このようなアクシデントがなかった時はかなり平和的な怪人だった。
声を演じる松野太紀氏は多くの怪人を演じている。

最終更新:2017年01月02日 06:03