行動隊長アルマドン

「な、何だと!? これはどういう事だ!?」

【名前】 行動隊長アルマドン
【読み方】 こうどうたいちょうあるまどん
【声】 保村真
【登場作品】 海賊戦隊ゴーカイジャー
【登場話】 第17話「凄い銀色の男」
【所属】 宇宙帝国ザンギャック
【分類】 行動隊長
【プロフィール】 元々は全身の波動突起を共振させ、
微弱なバリアーを生み出す事のできる宇宙人
【強化改造】 アルマバリアー増幅リング、秘密の道連れ爆弾
【特殊任務】 巨大スゴーミンを囮にし街に爆弾を仕掛ける作戦
【生物モチーフ】 エビ、シャコ
【名前の由来】 アルマドン

【詳細】

ザンギャックの行動隊長。

全身の波動突起を開発技官インサーンの手で強化し、首に「アルマバリアー増幅リング」を取り付ける改造手術を施されている。
アルマバリアーは打撃や斬撃などのいかなる必殺技も絶対に弾き返す無敵の防御能力だが、リング後部では波動が重複するのにバリアー効果が無効化してしまう。

バリゾーグが性格的欠点を堂々とワルズ・ギルに説明したり、ワルズ・ギルの捨て駒作戦にダマラス以外のほとんどは平然とし、巨大化させてもらえなかった点から察すれば、艦隊での評判は元から良くなかった模様。

巨大スゴーミンを囮に爆弾を仕掛ける作戦を実行中、偶然ゴーカイジャーに見つかり交戦。
全方位に展開したアルマバリアーで身を守りながらゴーカイジャーを追いつめ、追加戦士に豪快チェンジした5人も蹴散らすが、ドラゴンレンジャー(グリーン)の獣奏剣が偶然バリアーの死角の首の後ろに命中して撤退を余儀なくされる。

旗艦ギガントホースに帰還後、司令官ワルズ・ギルに任務失敗を追求され、自身のプライドが傷付けられた苦痛から再改造を施されると出撃。

強化されたバリアーでゴーカイシャーの攻撃を再び無効化しながら戦い、出現したシルバーの攻撃も強化した防御力で無効化する。
実はワルズ・ギルの目の前で反抗的な態度を取り、その事に怒るワルズ・ギルはゴーカイジャー抹殺の捨て駒にしようと目論む。

バリアーの強化手術に見せかけ、弱点部分に強力な爆弾を取り付けられている事を知らずに戦う。
あまりにもあからさまな変更部分にシルバーが不審を抱き、首輪はゴーカイスピアで外された直後に空中で大爆発し、当然の事ながら自身も突然の爆発に驚愕した隙を突かれてしまい、最期はシルバーの「ゴーカイシューティングスター」を受け爆散した。

ワルズ・ギルは渾身の作戦が破られたショックのあまりに気絶するように倒れ、次々話まで一時的な昏睡状態に陥ってしまう。

【スーパーヒーロー大戦】

大ザンギャックの怪人として登場。

最終決戦ではバルシャーク、デンジブルー、ピンクフラッシュと交戦。

【余談】

第1話以来の巨大化しなかった行動隊長となる。
名前の由来となっている『アルマゲドン』は同名のSF映画からと考えられ、地球に飛来する巨大隕石を破壊しようと爆弾を仕掛けるシーンがあり、作戦行動も爆弾を仕掛けるものとなっており、何となく「ウォースター構成員を彷彿させるネーミング」と言えなくもない。

『ゴーカイジャー』の同話の冒頭ではゴーカイジャーは劇場版『ゴーカイジャー ゴセイジャスーパー戦隊199ヒーロー大決戦』で入手したゴセイジャーの大いなる力をスゴーミンとの巨大戦で使用している(劇場版は「第16話と第17話の間の話」と設定されている)。

ゴーカイジャーが豪快チェンジした追加戦士はタイムファイヤー(レッド)、マジシャイン(ブルー)、メガシルバー(イエロー)、ドラゴンレンジャー(グリーン)、アバレキラー(ピンク)となっている(5人の内の3人は鎧に大いなる力を与えた戦士でもあり、次話にも登場している)。

てれびくん2012年1月号の『宇宙ゴーカイ新聞・全戦全勝ゴーカイジャー名勝負ベスト10!!』で第10位の相手となった。

声を演じる保村真氏は次作のEDを歌う「謎の新ユニットSTA☆MEN」の1人で、スーパー戦隊シリーズでの出演は初となる。
最終更新:2017年04月10日 17:01