*戦闘前会話(ルルーシュ)

戦闘前会話(ルルーシュ)

※このページにはネタバレが含まれています


原作再現ルート第57話『ゼロ・レクイエム

勝平

勝平「この野郎!俺達を騙して、世界を支配しようとしていたことを後悔させてやる!」
ルルーシュ「相変わらずの単細胞だな、勝平。お前では私は倒せないよ」
勝平「うるせえ!どんな汚い手を使ってこようと、そんなもの俺が全部ぶち破ってやるぜ!」
ルルーシュ(その純粋さが力となる…。勝平…お前は強いよ)

万丈

万丈「残念だよ、ゼロ。結局君と僕達はこういう結末を迎えたか」
ルルーシュ「それが運命だったのだよ。だから、私は君達を潰すことに何のためらいも感じない」
万丈「らしくないな、ゼロ。君が運命などと言う言葉を言い訳に使うとは。その君に最も不似合いな結末を与えよう!それは君の敗北だ!」
ルルーシュ(そのまばゆいばかりの強い意思…。破嵐万丈…やはりあなたは太陽だ)

ワッ太

ワッ太「ゼロ!俺はあんたの事が嫌いじゃなかった!」
ルルーシュ「ワッ太か…」
ワッ太「あんたはいつだって颯爽としてた!そして、いつだって一所懸命だった!」
ルルーシュ「フ…お前も私の仮面に騙されていたか」
ワッ太「何っ?!」
ルルーシュ「私にとって子供を騙すなど容易い事だ」
ワッ太「もう許さないぞ、ゼロ!あんたが本当に悪人になっちまったんなら、俺はあんたと戦う!
ルルーシュ(来い、ワッ太。お前達の会社と世界の平和を守りたいなら、この私を倒すのだ)

闘志也

闘志也「見損なったぞ、ゼロ!お前の言う正義ってのは、こんなものなのか!」
ルルーシュ「正義というのは人それぞれなのだよ。あなた達が私を認めないというのなら、力で屈服させればいい。そう…私と同じように」
闘志也「そんな言葉にひるむかよ!俺達だってお前を止める覚悟を持ってここに来てるんだ!」
ルルーシュ(あなた達の戦いを見ていれば、それは分かるさ。…だからこそ、俺はあなた達と戦う。あなた達の力を信じて)

マリン

マリン「戦いをやめろ、ゼロ!お前は憎しみと悲しみで世界を包むつもりか!」
ルルーシュ「その果てに世界は新たな時代を迎える。私の統治の下に完全な平等と平和を手に入れるのだよ」
マリン「そんな偽りを誰も求めていない!お前だって、それを知っているからこそ俺達と共に戦っていたはずだ!」
ルルーシュ「その答えが私という絶対唯一の存在なのだよ!つまり、それに反するあなた達こそが世界の敵なのだ!」
マリン「そんな理屈を認められるか!お前が世界の敵になったのならば、俺達の手で止めてやる!」
ルルーシュ(世界の敵…か。フフ…ついに俺はそこまで達したか)

正太郎

正太郎「ゼロ!あなたはずっと僕達を自分の目的のために騙していたんですか!」
ルルーシュ「その通りだよ、少年捜査官君。君の操作能力でも、わからなかったようだね」
正太郎「あなたを見逃したことが僕のミスだとしたら、あなたは僕と鉄人が止めてみせる!」
ルルーシュ(それでいい。ミスは…罪は自らの手で償う…。それは俺も同じだ)

タケル

タケル「ゼロ!俺にはお前がこんな事をするのが今でも信じられない!」
ルルーシュ「変わらないな、タケル。君のお人よしぶりは尊敬に値するよ」
タケル「そうやって悪ぶるのはやめろ、ゼロ!お前の真意は…」
ルルーシュ「他人の心に踏み込むな!今、我々の間にあるのは戦いだけだ!」
タケル「どうしても戦うと言うのなら、お前は俺達の手で止める!それが俺達に出来る唯一のことだ!」
ルルーシュ(お前の優しさが俺にまで伝わってくる…。だが、タケル…俺はそれに背を向けねばならない)

ジロン

ジロン「ゼロォォォッ!お前は確かに手段を選ばない男だったけど、こんなことをする奴じゃなかった!」
ルルーシュ「君に私の何が分かると言うんだ、ジロン?」
ジロン「一緒に戦ってきた仲間だ!お前のことはわかってるつもりだ!」
ジロン「お前を追い出す形になったことは謝る!だから、もうやめろ!」
ルルーシュ「今更謝罪とはな!もう遅いのだよ、全てが!」
ルルーシュ「私は世界を私の力で変える!その邪魔をするものは全て排除する!」
ジロン「わからず屋が!これだけ言っても、通じないんなら、俺だって手段は選ばないぞ!」
ルルーシュ(ありがとう、ジロン。君の真っ直ぐな心に触れたことが出来ただけでこうして戦う意味があったよ)

キリコ

キリコ「お前も戦争で誰かを支配する事を選んだか」
ルルーシュ「一兵士では私の考えている事は理解できまい」
キリコ「ゼロ…」
ルルーシュ「来るがいい、キリコ。死すら越えるお前の存在も、今の私の前には無力であるのを教えてやる!」
キリコ「いいだろう」
ルルーシュ(その何者にも屈しない魂…。キリコ…お前のように俺も生きたかった)

桂「支配とか、暴力とか…。お前はそういうのを嫌ってると思ったんだけどな」
ルルーシュ「確かにそれをやられるのは我慢できない。だが、自分がそれをやる立場になれば、別の話なのだよ」
桂「そういう風に自分さえよければいいって考え方…。俺は嫌いだな」
桂「そういうわけだ、ゼロ!お前には自分のやったことに責任を取ってもらう!」
ルルーシュ(どんな強大な力にも怯む事ない奔放さ…。フフ…あなたが羨ましいよ)

カミーユ

カミーユ「もうやめろ、ゼロ!お前ならば、こんなやり方で変わった世界の行く末がわかるはずだ!」
ルルーシュ「私を見くびるなよ、カミーユ。私ならば、世界を正しき姿にすることが出来る」
ルルーシュ「そう…世界は私という王の存在により、初めて新しい時代を迎える事が出来るのだよ!」
カミーユ「お前は…!エゴに溺れて、正しいことを見失ったのか!」
ルルーシュ「そうではない。正しい事を…正義を決める権利は今、私にあるのだ!」
カミーユ「ゼロ!お前がそんな男になった責任の一端は俺達にもある!」
カミーユ「お前は俺達が止める!それがお前とともに戦ってきた俺達の役目だ!」
ルルーシュ(それでいい、カミーユ。お前はそのまま真っ直ぐに生きてくれ。それこそがお前の役目だよ)

クワトロ

クワトロ「力による支配…。知略を最大の武器とした君らしくないやり方だな」
ルルーシュ「そうではないさ。フレイヤもダモクレスも地球連邦軍も私にとっては駒でしかない」
ルルーシュ「それを使いこなす私の存在こそがこの地球を統べる真の力なのだよ」
クワトロ「ゼロ…君とはもっと話をしたかった」
クワトロ「だが、トレーズやゼクスと手を組んだ君に私が出来ることは戦う事だけのようだ!」
ルルーシュ(そうだ、クワトロ大尉。俺やトレーズではたどり着けなかったところへ、あなたなら行けると信じているぞ)

アムロ

アムロ「ゼロ…。お前が戦いを望むのならば、それに付き合ってやる」
ルルーシュ「フ…あなたの前では余計な口は利かないほうがいいようだ」
アムロ「言っておくぞ、ゼロ。俺はお前のために戦うのではない」
アムロ「どんな理由があろうと、こんなやり方を選択したお前が許せないから、戦うんだ!」
ルルーシュ(さすがだよ、アムロ大尉。あなたこそがシャルルが望んだ人類の姿かもしれない)
ルルーシュ(いつか人はシステムの力を借りずにそこへと達すると俺も信じたい)

ヒイロ

ヒイロ「この日が来たか、ゼロ」
ルルーシュ「言い訳はしないさ、ヒイロ」
ヒイロ「そうか…」
ヒイロ「ならば、ゼロ…約束通り、お前を殺す」
ルルーシュ(ヒイロ…俺は運命を変える事は出来なかった)
ルルーシュ(お前の協力に感謝する。さらばだ、ヒイロ・ユイ…)

五飛

五飛「ゼロ!お前もトレーズと同じなのか!」
ルルーシュ「………」
五飛「答えないか!ならば、もはや問答無用!」
ルルーシュ(戦え、五飛。お前はお前の信じる正義のために)

ガロード

ガロード「そこまでだ、ゼロ!お前は俺達が止めてやる!」
ルルーシュ「君にそれが出来るかな、ガロード。真正面からの戦いで私の指揮するダモクレスが落とせると思わない事だ」
ガロード「それでもやってやる!お前みたいに自信たっぷりな奴は正面からへこませてやらなきゃ、負けを認めないからな!」
ガロード「覚悟しろよ!俺達を騙していたお返しをしてやる!」
ルルーシュ(フ…お前の言うとおりだよ、ガロード。ならば正面から来るがいい。君の愛するティファを守るために)

ロラン

ロラン「僕には君がこんな戦いをする事が今でも信じられないよ」
ルルーシュ「ロラン…」
ロラン「もうやめよう、ゼロ。こんな戦いは…」
ルルーシュ「甘いな。お前程度の言葉で止まるような覚悟で私はこの場にいるわけではない!」
ルルーシュ「さあ来るがいい、ロラン!戦いを止めたいのなら私と戦うがいい!」
ロラン「ゼロ…」
ルルーシュ(お前は優し過ぎるんだよ、ロラン。だが、それがお前の強さなんだろうな…)

シン

シン「ゼロ!これ以上はやらせない!」
ルルーシュ「フ…私のことを戦いを起こす物だと言うか」
ルルーシュ「その通りだよ、シン。世界を変えるには戦いが必要なのだから」
シン「お前は!そんな言い訳で自分のやってきた事を誤魔化すつもりか!」
シン「見損なったぞ、ゼロ!お前は卑怯な人間ではなかったはずなのに!」
ルルーシュ(俺もそう生きたいと思っていた…。だから、シン…お前は真っ直ぐに生きてくれ)

キラ

キラ「ゼロ…君は…」
ルルーシュ「甘いな。かつての仲間に銃を向ける事をためらうか」
キラ「…僕にも覚悟がある。君が止まらないのならば、僕は君と戦う!」
ルルーシュ「覚悟があるのは私も同じだ。来るがいい、キラ・ヤマト!」
キラ「ゼロ!もうこれ以上、悲しみは広げさせない!」
ルルーシュ(同感だよ。だから、俺はこの場にいる)

刹那

刹那「ゼロ…」
ルルーシュ「君の革新については、スザクから聞いている」
ルルーシュ「君と同じように世界は変わる…。この私の手によって」
刹那「………」
ルルーシュ「ソレスタルビーイング…!君達の望んだ平和がもうすぐ来るのだよ、この私の手によって!」
刹那「ゼロ…。お前は世界の歪みの中心となった」
刹那「破壊する…。お前と…お前の創ろうとする世界を」
ルルーシュ(感謝するぞ、刹那。お前の変わらぬ想いに)

忍「覚悟しろよ、ゼロ!俺は裏切り者には容赦はしねえぞ」
ルルーシュ「知っているよ、獣戦機隊。君達の野生が私の管理を拒むこともね」
忍「だったら、もう言うことはねえ!やってやるぜ!」
ルルーシュ(心地いい響きだよ。その何にも屈しない強い心…忘れないでくれ)

葵「残念ね、ゼロ。あたし…それなりにあなたの事を買っていたのに」
ルルーシュ「ならば、今からでも遅くない。我が元に来るがいい、チームD」
葵「あいにくだけど、今のあなたはどうにも好きになれない。ゼロ…あなたの素顔はがっかりだったわ」
ルルーシュ「では、どうする?」
葵「決まってる…ここで落とし前つけるよ!行くよ、ゼロ!やってやろうじゃん!」
ルルーシュ(仮面を捨てて、本当の自分と向き合った君達ならきっと何者にも屈することはないだろう。フフ…正直、うらやましさを感じるよ)

バサラ

バサラ「腹の中にためこんでるものは全部吐き出しちまえ!」
ルルーシュ「熱気バサラ…」
バサラ「仮面なんて割っちまえ!俺の歌を聴けぇぇぇっ!」
ルルーシュ(いい歌だ、ファイアーボンバー…。俺もお前達のように心の思うままに生きられれば、よかったよ)

アルト

アルト「答えろ、ゼロ!お前はこんな世界を創るために戦ってきたのか!」
ルルーシュ「答えはイエスだよ、アルト」
ルルーシュ「君が歌舞伎の名門の一家に生まれたように私もブリタニア皇族に生まれ、世界の王になることを運命付けられていたんだ」
アルト「自分の生き方を誰かのせいにするな!俺はお前とは違う!この戦いはお前が招いたものだ!その責任を取ってもらぞ、ゼロ!」
ルルーシュ(そうだ、アルト…。お前はそうやって自分の運命を変えた。その自由な翼で)

竜馬

竜馬「ゼロ!言っておくが、俺は敵には容赦しない男だぜ!」
ルルーシュ「知っているよ、流竜馬。君は私にとって最も有用な兵士の一人だった」
竜馬「そうかよ!だったら、その力を今度はお前自身の身で味わえ!俺は…俺達を裏切ったお前を許さない!」
ルルーシュ(フフ…その熱さ…。もしかしたら、俺の戦略も知略も何もかもひっくり返されるかもな…)

渓「ゼロ!あんた、あたし達に追い出された腹いせにこんな事をやっているのか!」
ルルーシュ「思い上がりも甚だしいな。君達の存在など、今の私にとっては既に過去の事だよ」
ルルーシュ「君達は私にとって、ただの邪魔者に過ぎない!」
凱「お前って奴はよ!」
號「世界の敵となったのならば…」
渓「皇帝ルルーシュ!あたし達があんたを止める!」
ルルーシュ(来い、ゲッターチーム…君達が未来に進むというのなら、俺もそれと同じなんだよ)

甲児

甲児「俺達の知っているゼロと皇帝ルルーシュ!どっちが本当のお前なんだ!」
ルルーシュ「フフフ、甲児。偽りの仮面に真実など何一つないよ」
甲児「だったら、アッシュフォード学園で命がけでテロリストに立ち向かったお前は何なんだよ!」
甲児「俺は信じないぞ、ゼロ!お前は何か考えがあって、こんな事をやっているんだよな!」
ルルーシュ「そう思いたければ、勝手に思うがいいさ。だが、私はお前達を潰すのに一切の容赦をするつもりはない!」
甲児「くそっ!くそぉぉっ!どうしても戦うって言うのかよ!」
ルルーシュ(それが俺の選んだ道だ。だが、感謝しよう…。俺を信じてくれようとした事に…)

赤木

赤木「ゼロ…どうしても戦いをやめないのか!」
ルルーシュ「らしくないな、21世紀警備保障。ZEXISの中でも君は特に私のやり方に批判的だと思っていたが」
赤木「確かにお前のやり方のいくつかは今でも認めていない!だけど、それ以上にお前には何度も助けられてきた!」
ルルーシュ「………」
赤木「考え直せ、ゼロ!ギアスのことはよくわからないけど、お前は正義の味方だったはずだ!」
ルルーシュ「甘いな!私は既にゼロではない!地球の統治者である皇帝ルルーシュだ!」
赤木「そんなに俺達と戦いたいのかよ!だったら、俺だって考えがあるぞ!」
ルルーシュ(それでいい。正義の味方はあなた達がやってくれ)

ロジャー

ロジャー「ゼロ…。私は君に詫びなければならない」
ルルーシュ「今更何のつもりだ、ロジャー・スミス」
ロジャー「シュナイゼルの策略の中で君という人間の真意に触れようとしなかったのは我々の致命的なミスだった」
ルルーシュ「気にする必要はない。今の私がルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの真の姿だ」
ルルーシュ「来るがいい、ミスター・ネゴシエイター!あなたにとっては不本意であろうが、私を止めたければ、その力を振るえ!」
ロジャー「…承知した。では行くぞ、ゼロ…」
ルルーシュ(余計な言葉はいらない。今の俺が求めるものは結果だけだ)

ゲイナー

ゲイナー「やめるんだ、ゼロ!こんなやり方で世界を変えても、アロウズの二の舞になるだけだ!」
ルルーシュ「心配は無用だ、ゲイナー。私は彼らのような愚か者ではない。反対する勢力は徹底的に潰す。その芽が世間に出る前に」
ゲイナー「君は…本当に変わってしまったのか…」
ルルーシュ「そうする必要があったからだ」
ゲイナー「だったら、僕達も変わる!君を止めるために!行くよ、ゼロ!皇帝とキングの勝負だ!」
ルルーシュ(ゲイナー…君の熱さを忘れない。その力で俺を止めてみるがいい)

斗牙

エイジ「やるぞ、斗牙!ここにいるのは俺達の知ってるゼロじゃねえ!」
斗牙「でも…」
ルルーシュ「やはりな、グランナイツ。君達の中に甘さがある限り、私を討つ事は出来ない」
エイジ「お前はそこまで計算して、俺達の前に出てきたのかよ!」
ルルーシュ「勝利のためなら、どのような手段も使う。それが私のやり方だ!」
斗牙「だが、ゼロ…。負けられないのは僕達も同じなんだ」
エイジ「斗牙…」
斗牙「君が悪になったのならば、僕達はそれを討つ!それが僕達の使命だ!」
ルルーシュ(フ…世話がかかるな、天空侍斗牙。やっと君の本気を引き出すことが出来たよ)

アポロ

アポロ「感じるぜ、ゼロ!今のお前の周りを覆っている匂い…こいつは奴と同じで…」
ルルーシュ「そこまでだ、アポロ。君と話す言葉を私は持っていない」
アポロ「要するに力で決着をつけるってわけかよ!だったら、相手をしてやるぜ!」
ルルーシュ「だが、君では私には勝てない。君達の戦術パターンは全て把握している」
アポロ「甘く見るなよ、ゼロ!だったら、俺達はお前の知っている俺達の上を行ってやる!」
ルルーシュ(そうだ、それでいい。お前なら、きっとそれが出来る。その何にも縛られない自由な心があれば…)

カレン

カレン「ルルーシュ!」
ルルーシュ「カレンか」
カレン「あなたは私が倒す!それが私に出来る唯一の事だから!」
ルルーシュ「思い上がるのも、そこまでだよ。君達では私を止めることは出来ない」
ルルーシュ「所詮、君達は私の駒だ。私の世界統一の最後の障害という役割をここでは演じてもらおう」
カレン「ルルーシュ…。それがあなたの本心なの…」
カレン「もう私はためらわない…!あなたは私の手で討つ!」
ルルーシュ(来るがいい、カレン)
ルルーシュ(そして…お別れだ…)

扇「ルルーシュ!お前は刺し違えても俺達が止める!」
ルルーシュ「言葉だけは立派だな、扇。だが、それに行動が伴わなければ無意味だ」
扇「お前という存在がなくとも黒の騎士団は戦う!一人一人の胸にある決意が、その力となる!」
扇「皇帝ルルーシュ!お前は俺達が倒す!」
ルルーシュ(フ…どうやら本当に黒の騎士団に俺の居場所はなくなったようだな…)

シモン

シモン「ゼロ!アニキが信じたお前の信念や覚悟はこんなものだったのか!」
ルルーシュ「そんな昔の話をよくも覚えていたものだな、シモン」
シモン「俺にとっては10年近く前の話でもお前にとっては1年前の事だろうが!」
ルルーシュ「その短い間に私は変わったのだよ。君も統治者の立場だったのだから、今の私の心情も理解できよう!」
シモン「そんなものは理解する気はない!お前はただの悪党に成り下がった!」
シモン「アニキに代わって俺がお前を止める!歯を食いしばれ、ゼロォォォッ!」
ルルーシュ(フ…感謝するぞ、シモン。久々にカミナのことを思い出したよ)
ルルーシュ(あの男がこの場にいればきっとお前のように私に向かってきただろう…)

レントン

レントン「ゼロ! どうして、こんな事をするんだ!? こんなやり方で世界を変えたって意味がない!」
ルルーシュ「世界の行く末を子供では理解できないだろうな」
レントン「そんな言葉で誤魔化す気か! あんたはいつからそんな人間になった!」
ルルーシュ「最初からだよ。君達はそれに気付いていなかったようだがな」
レントン「だったら、俺も戦う事をためらわない! あんたは俺の…俺達の敵だ!」
エウレカ「………」
ルルーシュ(何も言うな、エウレカ。これが俺のレントンに望む事なんだ)

クロウ

クロウ「久しぶりだな、ゼロ。…と言っても、あんまり楽しい再会ではないがよ」
ルルーシュ「確かにな」
クロウ「考え直すつもりはないか?」
ルルーシュ「私にもやるべき事がある。あなたの借金返済と同じように」
クロウ「…参ったな。それを出されちまったら、俺からはもう何も言えない」
ルルーシュ「それでいい」
クロウ「じゃあな、ゼロ…。お前のこと…嫌いじゃなかったぜ」
ルルーシュ(偽りの黒羊の言葉の意味を悟りながら、俺と戦うか…)
ルルーシュ(感謝するぞ、クロウ。あなたの望む自由と平和は、もうすぐ来る)
最終更新:2012年11月12日 23:50
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。