【初出】
IV巻
【解説】
“
紅世の徒”の大集団[
仮装舞踏会]の頂点に立つモノ。
IV巻の終盤で“千変”
シュドナイに「風見鶏よりもクルクル変わるご機嫌の持ち主」「どうせ、また人間をなぶりに出ていて、ここにはいないのだろう」と言われていた。
その正体は『
暴君』が長年集積した感情の集積による擬似人格であり、「クルクル変わるご機嫌」とは
鏡像転移などで新たに感情を収集することで即座に人格が変化することを指すと思われる。
しかし、上記の『盟主』とは『真の盟主』の意思を再現するための
仮想意思総体を作り出す際に生じた副産物に付けられた紛い物の仮称でしかなく、[仮装舞踏会]の真の盟主は古き“
紅世の王”にして“
紅世”真正の『
創造神』、“
祭礼の蛇”であった。
【コメント】
☆仮の帰還を果たした当初は、
リベザルを始めとする構成員たちの反感を買っていた。
☆[
とむらいの鐘]の
首領に比べたら格好良かったな。
☆アシズをなめるな。公式ガイドブック完結編『灼眼の
シャナノ全テ 完』では、「神に対しての大魔法使い」で別格扱いだったんからな。