【初出】
I巻(具体的な意味はX巻)
【解説】
“
紅世”における世界の法則の一端を体現する、超常的存在である“
紅世の徒”を指している。
この世における「神」のように宗教で崇められる象徴や概念的な存在ではなく、実際にどこまでも現実的に存在する。
「神である“徒”」は、“紅世”での「人間」にあたる普通の“徒”や“王”とは異なる類別であるが、普段は「神ではない“
紅世の徒”」となんら変わらない存在であり、扱いも他の“徒”と同じように“
紅世の王”とされる。中には神霊体の神もいる。
しかし、それぞれが特異な権能を持ち、祈りと代償、運と神自身の意思による『
神威召喚』により、権能に沿った強大な力を発揮する。
また、一部の神は自らの
眷属たる“徒”を持ち、眷属は生贄になる役目を持つことがある。
実際に作中に登場したのは、次の3柱。
皆各々の使命に至極忠実、というか使命を果たすことを喜びとしている節があり、
“天壌の劫火”は「天罰狂い」「裁きたがり」、
“
祭礼の蛇”は「欲望の肯定者」「誰かの願いを叶えたくてワクワクしてる」、
“覚の嘨吟”は「珍しがり」とも言われている。
最終更新:2024年09月07日 04:03