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惑いの鳥 - (2009/03/15 (日) 05:38:11) の編集履歴(バックアップ)


【種別】
宝具(?)、我学の結晶

【初出】
Ⅵ巻

【解説】
正式名称は「我学の結晶エクセレント29147-惑いの鳥」。
一抱えほどの大きさがある張りぼての鳥であり、撹乱自在式が仕込まれている。ドミノたちから指令を受けることで、飛行などの動作も可能。

これに刻まれている「撹乱」の自在式は、教授あるいはドミノの遠隔操作による起動命令を受けて発動するが、起動や効果を発現するための“存在の力”は攻撃してくるフレイムヘイズなどから拝借できるため、少ない力で大きな効果を出すことが出来る。
拠点防衛に大きな威力を発揮するが、数がある程度集まらないと撹乱の力は発揮できず、また指令が無い限りはただの飾りで強度も低い。
その真の用途は『逆転印章(アンチ・シール)』の効果の加速だったが、これは未使用に終わった。

鳥のハリボテは御崎市?のシンボルかつ、『御崎市ミサゴ祭り』の象徴として夏の間飾られる予定だったモノであり、教授はこれに自在式を刻み人間の業者に設置させることで、フレイムヘイズに全く気取らせないまま、街中や花火打ち上げ用の艀などに、思うままに自在式を張り巡らせることに成功していた。

【アニメ版】
アニメ版にも登場し、公式サイトで原作準拠の解説も成されているが、肝心の撹乱機能をアニメで発揮する描写は無い。『渾の聖廟』の下準備に必要な自在式も仕込まれており、飛行しながら御崎市の上空を囲むように帯状の自在式を展開した。
を纏っての飛行も可能で、フレイムヘイズや封絶?内で動くものに襲い掛かるが戦闘能力は低く、まだ炎弾すら習得していない悠二?にも避わされている。
『アニメ灼眼のシャナノ全テ』では“燐子”と紹介されている。

【コメント】
自在法の発動とそのエネルギー源を別個にするという、研究者の教授ならではの仕掛け。ただ、“存在の力”を自身が持たないという点では、ラミーの毛糸玉も同じ発想と言えよう。