【初出】
II巻
【解説】
“
存在の力”に単純な破壊のイメージである熱量、すなわち物理的な火炎の性質を具現化させ、弾として飛ばし炸裂させる初歩的な攻撃系自在法。炎弾の色は使用者の
炎の色と同じである。
初歩ではあるが、その分使い勝手がいいのか“
紅世の徒”や
フレイムヘイズは多用し、使い手によっては連続発射したり、任意で遠隔爆破したり、他の自在法を織り込む者もいた。
威力は新米フレイムヘイズが使っても初期の大砲の威力を超え、力が強い者ならばサイズ・威力共に大きく増幅させることも可能だった。
この自在法は単純な破壊のイメージである炎の具現化であるためか、『炎弾』の自在法として“存在の力”を繰らなくとも、炎の性質を持たせた“存在の力”を攻撃手段として操る者もいた。
自在法の難易度としては、本人の適正の問題もあるのだろうが、
坂井悠二や
フレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』
シャナの習得の順番から考えて、
封絶よりやや難しい程度と思われる。
最終更新:2025年08月03日 08:58