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イナンナ - (2015/01/19 (月) 21:25:50) の編集履歴(バックアップ)


【種別】
紅世の徒”、通称

【初出】
SIII巻

【解説】
紅世の王”。真名は“絶佳の望蜀”(ぜっかのぼうしょく)。の色はマゼンダ。
宝石の一味]に所属する四人の“王”の一人。頭目であるコヨーテが「ちゃん」とつけて呼んでいるために女性の“王”と推測されていたが、結局は最後まで明かされなかった。
XII巻の回想で、『永遠の恋人ヨーハンが言っていた「誇大妄想の狂信的な“王”」とはイナンナのことである。
富と美術品の集積に執着する拝金主義者で、コヨーテたち三人は度々その口車と手管に乗って、余計な財宝探しや盗みに駆り出されている。
1864年には、頭目のコヨーテもその動向を把握していなかった。現代まで生存しているかどうかは不明。

【由来・元ネタ考察】
「絶佳」は風景がすぐれていて美しいこと。「望蜀」は中国24史の一つ『後漢書』の一節に由来し、欲望に限りがないことを指す。
真名としては「世にも美しい欲深き者」または「美しいものを追い求める者」という意味だと思われる。

イナンナ(Inanna)はシュメール神話における金星の女神。性愛・戦・金星の女神であり、数多くの愛人(愛神)を持つメソポタミア神話のイシュタルと同一視される。

【コメント】
☆当然としてアニメシリーズには未登場。
フックストンサーイコーエンエリューアルマグリンカファーディアーヴィングと同じく名前だけしか登場しなかったな。
☆女性の“王”は他にゴグマゴーグがいた。
☆灼眼のシャナノ全テ 完で詳細の多くが判明したが、性別や容姿や現状については最後まで明かされなかった。