【種別】
組織

【初出】
XII巻

【解説】
かつて宝具零時迷子』を作り出す前のフィレスと“ミステス”になる前のヨーハンがちょっかいを出した、四人の“”の集団。
瓊樹の万葉コヨーテを頭目に、“狙伺の疾霆”フックス、“無比の斬決”トンサーイ、“絶佳の望蜀”イナンナの四人で構成され、このうちイナンナのみ女性の“王”であると思われる。

それぞれ目的や志向の合致で纏まっている気の合った仲間のようなもので、『内乱』時には頭目のコヨーテが意気揚々とアメリカ大陸に乗り込んでいたにも関わらず、フックスとトンサーイは行くのを断り、イナンナに至ってはコヨーテでも行方を知らなかったりと、統率はあまりとれていないようだ。
コヨーテによると、フレイムヘイズ『擒拿の捕り手』オルメスとは、邪魔したりされたりの関係であるようだ。

基本的に盗賊集団であるが、盗み出すものの価値よりも、盗み出す過程に執着する者達である。1864年の時点で、『極微の歯車』事件、『黄金窯』奪取、[猪嶽党]壊滅など、様々な大きな事件にかかわったようだ。
多くはコヨーテが世界のバランスに関わるような事件に好んで飛び込み打ち破ったり(他のメンバーも大抵巻き込まれる)、俗物的なイナンナの語る計画や手段に他の三人が乗って事件を起こしているようだ。ちなみに、誇大妄想の狂信的な“王”とはイナンナのことである。

かつて中世に戦闘用“ミステス”『異形の戦輪使い』のことを書いた本を所有していたが、『約束の二人』に奪われた。

現代もまだ存在しているかは不明。

【コメント】
アニメシリーズには未登場。
ロフォカレが所属している一党って導きの神シャヘルとその眷属たちのことで、こいつらのことじゃなかったな。
☆組織としての規模は、[百鬼夜行]とそう変わらなかったな。
☆[巌楹院]や[とむらいの鐘]や[革正団]や[仮装舞踏会]にも盗みに入ったのかな。
☆[マカベアの兄弟]や[]や[狂気の城]にも盗みに入っていそうだ。
☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で他の三人についての詳細の多くが判明したが、性別や容姿や現状については最後まで明かされなかった。
☆どう見てもルパン一味だった。新世界『無何有鏡』でも活動しているのかな。
☆新作かスピンオフを出してほしいな。
☆真名で見ると、誰が誰に対応してるかすぐ分かる。“瓊樹の万葉”がルパン三世として、“狙伺の疾霆”が次元、“無比の斬決”が五右衛門、“絶佳の望蜀”が不二子だろうな。とっつぁん役のフレイムヘイズがオルメスのようで、銭形担当みたいだな。オルメスの神器タスラム”も枷型だしな。
ニティカアナベルグティリエルより、盗みの腕前は優れていただろうな。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手アシズや『九垓天秤ウルリクムミフワワニヌルタソカルジャリチェルノボーグモレクや『両翼』のイルヤンカメリヒムやウルリクムミの副官のアルラウネや[革正団]のサラカエルドゥーグハリー・スミスハリエット・スミスフレイムヘイズ兵団外界宿とも絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、四人とも登場している。

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最終更新:2023年08月16日 23:15