【初出】
S巻
【解説】
一定範囲内の
気配を遮断する宝具。形状はガラスの正十二面体型で、大きさは掌大。設置した者の力を受け、その者の
炎の色を薄く放つ。
各所の
外界宿の核として内部に設置されており、世界で最も数が多い宝具である。結界の維持に「断続的な力の供給」と「一ヶ所に据えておく」という条件のある、設置型の宝具でもある。
どちらかの条件を破ると途端に結界の効力がきれてしまい、再起動も相当な時間を使うという。
この宝具が何故世界で最も数が多い宝具であるのかという理由は、憩いの心が溜まると増えるためであったことが『
狩人のフリアグネV』にて判明した。
【由来・元ネタ】
ギリシャ語の「4(Tessera)」。また、1~2cm程度のサイコロ状の小片(素材は石や大理石、陶器など)を組み合わせて作ったモザイクのこともテッセラという。
正十二面体の各面は正五角形であることから、建物を飾るモザイクのテッセラの可能性が高い。
最終更新:2025年05月25日 19:14