【種別】
概念

【初出】
I巻

【解説】
この世の個体の持つ現在・過去・未来における“存在の力”の大きさの増減を、立体的にみた場合の例えである。“存在の力”の時間積分にあたる。
すなわち、その個体のあらゆる可能性・この世や他の存在への影響力のことであり、人間の『運命という名の器』は「人としての全て」ともいえる。

生きている時だけでなく、出生前・死後の影響も含まれ、本人だけで決まるものではなく、遺した功績や子孫の業績によりさらなる広がりを見せる時もある。

この世の存在の現時点での“存在の力”は時間と共に常に変動しており、必ずしも現時点での“存在の力”の大きさ(断面積)と『運命という名の器』の大きさは比例せず、実際に測るのは困難。基本的に生まれる前や死後は小さくなっていくが、生まれること自体に大きな意味を持つ王族などは生まれる前から大きな“存在の力”を持っていたり(例:『儀装の駆り手カムシン)、捨て子が大きな広がりを持っていたり(例:シャナ)、例外は多かった。

『運命という名の器』の失われた空白を『』とするフレイムヘイズの力の大きさや、人間から直接“ミステス”になった者が最初に保有していた“存在の力”の量に関係していた(例:“天目一個”、『永遠の恋人ヨーハン)。

【コメント】
アニメシリーズでは、はっきりとは語られなかった。
☆死後の評価~が何を指しているか不明確だったので、修正した。
☆一番大きな『運命という名の器』の持ち主はシャナなのかな。
☆作中最大の器の持ち主は間違いなくシャナだろうな。天罰神天壌の劫火”が顕現してなお有り余ったんだからな。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]のアシズが、この概念に絡んでいたら面白そうだったのにな。

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最終更新:2024年10月06日 18:41