開発環境の構築が完了したら,早速開発を始めましょう.
eclipseを起動し,File -> New から,C Project または C++ Project を選択します.
Project name を入力したら Project typeを選択し,ToolchainsからCross ARM GCCを選択します.
Project typeは使用するマイコンによって選択しますが,本講座ではF103を使うのでSTM32F10x C/C++ Project を選択します.


次に下図のように設定します.ContentをBlinkyにすると,Lチカのプログラムが生成されます.Emptyにすると空のプロジェクトとなります.ここではEmptyを選択します.
今回はExclude unusedのチェックは入っていても構いませんが,外しておくことを強く推奨します.ここのチェックを外さないと次回以降泣きを見る可能性が高いです.


次にディレクトリ名の設定をしますが,特に変更は必要ないでしょう.


最後にツールチェインの設定です.Toolchain pathには,下図のようにGNU ARM Embeddedのパスを指定します.Windows環境では恐らく手動での設定は必要ないはずです.
LinuxやOS Xでは,先ほどダウンロードして配置したGCC ARM none eabiのbinディレクトリへのパスを指定します.


Done!完了です.簡単でしょ?
次はHello Worldを書いてみます.
最終更新:2017年11月25日 19:28