遊星からの物体X episodeII
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- 258 遊星からの物体X episodeII sage ▼ New! 2021/09/20(月) 17:24:05.44 ID:yl39i0Ii0 [2回目]
- ●遊星からの物体X episodeII
映画『遊星からの物体X』本編から数日後。
連絡が途絶した南極大陸のアメリカ第31観測基地とノルウェー基地を調査する為、
アメリカ陸軍特殊部隊のアルファチーム、ブラボ―チームが派遣された。
壊滅したアメリカ基地を調査していたブラボ―チーム隊長のブレイクは、
(映画本編で「物体」に寄生されたブレア隊員が)開発した小型UFOとチャイルズ隊員の凍死体、
R.J.マクレディ隊員が遺したテープレコーダーとデータを発見する。
マクレディは「生物に感染し、同化・擬態する事で密かに増えていく」という「物体」の性質と、
基地がどのようにして「物体」に侵入され、壊滅したかを記し、
「もう誰も信用できない」と語るメッセージを残して行方不明になっていた。
指揮官ホイットリーの命令を受け、ブラボ―チームは基地の残骸にC4爆弾を仕掛けて爆破処理を行った。
ブレイクは連絡が途絶えたアルファチームの状況を確認するため、単独でノルウェー基地に向かい、
アルファチームが「物体」の大群に襲われて散り散りになった事を知る。
基地内でアルファチーム隊長のピアースを発見するが、彼は自分以外の全てが「物体」ではないかという疑心暗鬼に陥っていた。
ブレイクは血液検査により自らの潔白を証明するも、仲間として連れていたアルファチーム隊員はピアースの言う通り既に感染していた。
連絡が途絶えたホイットリーとの通信を確保するため無線機を探そうとするも、その途中ではぐれたピアースが「物体」に感染して自殺。
ブレイクは無線機を求めてさまよった末にノルウェー基地の予備施設「Pyron」に入り、
そこで「物体」の研究を行っていた企業「ジェン株式会社」の存在を知る。
- 259 遊星からの物体X episodeII sage ▼ New! 2021/09/20(月) 17:26:35.07 ID:yl39i0Ii0 [3回目]
- 実験中の事故で「物体」の感染が広まったことで「Pyron」は壊滅していた。
ブレイクは研究チームリーダーのショーンを救出して脱出しようとするが、ホイットリーに麻酔銃で撃たれて気絶してしまう。
ジェン社は政府と結託して「物体」を生物兵器化した「クラウドウイルス」の開発を目論んでおり、
ホイットリーこそがクラウドウイルス開発作戦の指揮官だった。
ショーンは作戦の危険性(「物体」の性質上、極低温の南極から出たら感染拡大を止める術はない)を訴えるも、
末期癌を直すため自らにクラウドウイルスを投与していたホイットリーはそれを聞き入れず、
「「物体」の感染は制御可能だ」と主張してショーンを射殺してしまう。
放棄された研究施設「Strata」で目覚めたブレイクは、
ホイットリーの正体と、自らの細胞に「物体」による寄生への耐性があることを知り、
クラウドウイルスの全世界拡散を目論むホイットリーの計画を阻止する。
ホイットリーは巨大な怪物に変異したが、そこに駆け付けたヘリコプターの協力により撃破に成功。
「物体」による地球生態系壊滅の危機は避けられたかに見えた。
生き延びたブレイクはヘリ操縦者に「ジェン社の生き残りか?」と尋ねるが、彼はこう応えた。
「いや、南極での長いバカンスの帰りといったところさ」
「俺の名はマクレディ、R.J.マクレディ、ヘリ操縦士」
二人を乗せたまま、ヘリは吹雪の中を飛んでいった……
END
※以下ネタバレ
ゲーム冒頭の通り、映画のラストでアメリカ第31観測基地は壊滅。
マクレディとチャイルズは南極の猛吹雪の中に取り残され、生還は絶望的な状況だった。
また、両者が「物体」に感染していたか否かは不明のまま終わっている。
にも関わらず、マクレディが生きていたという事は……