オペレーターズサイド
part28-86~87・229~230、part29-295~298
- 86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/26(金)23:16:48 ID:hNWJWP1p0
- 今、オペレーターズサイドを纏めていますが・・・
 このゲーム「音声入力でアクションをしよう」という企画の方が先行したようで
 ストーリーにあまり関係ない謎解き、イベントなど内容を語るには無駄な部分が結構ある
 それにストーリーの大部分は後半のムービーなどに集約されているんだな・・・
 
 全場面を追って書いてもいいけど、それだとグダグダになりそうな気もするので
 大事な部分だけをわかりやすく纏めていきます。
 まずは登場人物紹介までを書いたが、内容は結構短そうな予感。
 
 こんなふざけたまとめは嫌だ!と言う人は是非とも本編をプレイしてくださいw
 
- 87 :OPERATOR'S SIDE◆IKSGj0W.uQ:2007/01/26(金) 23:18:27 ID:hNWJWP1p0
- [序章]
 
 日本宇宙航空、通称JSLが世界に先駆けて完成させた宇宙ステーションホテル
 華々しいグランドオープンの夜、突如大きな衝撃が館内に走る
 
 エイリアンの襲撃
 
 居合わせたのは政財界の要人だけではない
 幸運にも招待客となり得た一般人も突然の悪夢を共有することとなった
 
 目の前に広がる惨劇の中どう逃げ延びたのか・・・
 一人の青年がモニタールームで意識を取り戻す
 
 そこは密室。息づかいだけが殺風景な部屋に反響する
 
 「閉じこめられた・・・」
 
 呆然とする彼の元に突然ひとつの通信が入る
 
 2029年12月24日 地球ではクリスマス・イヴ
 
 
 [登場人物紹介]
 
 主人公(名無し)・・・恋人のさやかと共にオープニングセレモニーに招かれた一般客
 モニタールームに閉じこめられており、そこからリオに指示を送る
 
 リオ・・・・・・・・・・・・日本人の母とドイツ人の父親を持ち、パラケルスス(錬金術の祖)の子孫。
 とある理由でこのステーションでウエイトレスをしていた。
 何故か金髪碧眼である所にツッコミを入れてはいけない。
 ちなみにセクシーポーズはしてくれるが「脱げ」という言葉は「知らない」らしい
 
 武藤警備員・・・・・リオに想いを寄せていて、自分はリオの騎士だと言わんばかりの偉大なる勘違い男
 独りよがりな性格でリオの話を全く聞かない上に拘置室(スタート時)にリオを閉じこめた張本人
 理由は「そこなら安全だから」(リオは必死で脱出しようとしていたが)
 あまりに融通が聞かないため、ゲーム後半でリオに殴られて気絶させられるハメに・・・
 
 ジョー・パワーズ・・宇宙ステーション内の実験棟の責任者。慇懃無礼とは彼のこと。
 大混乱の宇宙ステーション内において、彼だけは何故か冷静である
 
 鷺谷支配人・・・・・・ホテルの責任者でリオの上司。仕事は有能らしい。
 上にヘイコラ、下には大きい顔をする上に口が悪いため人望はあまりない
 その口の悪さが災いして・・・
 
 さやか・・・・・・・・・・主人公の恋人。オープニングセレモニーに招かれた一般客
 エイリアン襲撃の際に主人公とはぐれ、現在行方不明である
 
 その他大勢・・・・・・名前はついているがいずれもちょい役でストーリーにあまり関係ないかわいそうな人々
 武藤警備員もこちらで良かったかもしれない・・・?
 
- 229 :OPERATOR'S SIDE◆IKSGj0W.uQ:2007/02/08(木) 01:12:13 ID:7gYjD0Oh0
- どうも遅れてすみません。パソがウイルスに侵されてましたorz
 
 最初は長いとウザいかもとササッとまとめを書こうかと思ったんですが
 まとめサイトを見てると詳しく書いているものも臨場感があっていいですね
 ウイルス駆除してる間にもう一度プレイして内容しっかり把握してきました
 
 今途中までは書いたのでとりあえずうpします
 ちょっと作業は途切れ途切れになるかもしれませんが、受験生故に平にご容赦ください・・・
 
- 230 :OPERATOR'S SIDE◆IKSGj0W.uQ:2007/02/08(木) 01:27:48 ID:7gYjD0Oh0
- [PART1]
 
 僕(主人公)はふとモニタールームで目を覚ます。
 朧気に思い出す記憶、オープニングセレモニー・・・その途中に謎の侵入者
 招待客が食べられていく中、さやかと二人で逃げ・・・逃げ・・・?
 気を失ったんだ。最愛の人を置き去りにして・・・?
 
 突然机のモニター上に通信が、生存者がいるらしい
 モニターの向こうの彼女はリオと名乗った。
 自分は人を探しているから協力して欲しい、その代わりにさやかも探してくれる・・・と。
 監視カメラで周りに気を配りながら、リオに指示を送り、二人でホテル内を探索することにした
 (ステーション内は緊急措置としてあっちこっち封鎖されており、オペレーターの手によって開けることが可能である)
 
 エイリアンを倒しつつ、客室の探索をしていると隠れていたらしい男性が拍手しながら現れた
 が、リオを見た瞬間に「ケッ!誰かと思えばウエイトレスかよ!」と吐き捨てた
 彼は鷺谷支配人、リオの上司の様だが態度がすこぶる悪く、リオに言葉遣いを警告される
 しかし職業意識はある様で、リオにゲストを助けるよう指示すると総理を捜しに出て行った
 
 (このステーションホテルは日本の大がかりなプロジェクトで、総理大臣を始め数々の著名人が参加していた。)
 
 
 探索を続けていると耳をつんざくような悲鳴
 その方向へリオが駆け出すと、そこには女性(死体)と巨大なクモ型の化け物
 リオは必死に応戦するが拳銃は役に立たなかった
 僕は焦ったが緊急シャッターを下ろし、なんとか窮地を脱出する
 
 その時、一人の男と出くわす。彼の名は武藤、警備員の様だ
 しかしリオを見るなり「危ない!キミは隠れていろ」と言いだし話を聞かない
 どうやらこの男がリオを拘置室に閉じこめたようだ(彼曰く「安全だから」)
 (独りよがりで話を聞かない人間だと言動から読み取れる)
 武藤から救援部隊がこちらに向かっている事を聞く。集合場所は搬入口。
 ・・・クソッ、あの化け物に塞がれている
 
 武藤から研究員が隠れているらしい太陽の間(スウィート)のカギを受け取る
 とりあえず手分けして生存者を捜すことにしよう
 (ちなみにこのカギは音声パスワード、新郎新婦の(恥ずかしい)文章を読まされることに・・・)
 
 太陽の間にたどり着くと研究員(アレン)は死んだフリをしていた(笑)
 どうやらクモの化け物から命からがら逃げ切ったが武器が尽きたようだ
 アレンの話によるとあのエイリアン(とアレンは言った)は火が苦手らしい
 しかしアレンの火炎放射器は燃料切れなので別の方法を探すことにする
 リオとの作戦会議でリオがぽつりと漏らす
 「あれは本当にエイリアンだと思っているの・・・?」
 リオは何か思い当たる節でもあるのだろうか・・・?
 
 医務室を発見。リオがクモを倒す手段を思いつく!しかし武器の名前をど忘れしたようだ(笑)
 「火炎瓶」
 巨大なクモにはあまりにも頼りない武器だが無いよりはマシだ
 一か八かこれで対決するしかない
 
 「リオの作戦」
 化け物を威嚇射撃して口を開かせ、火炎瓶を投げ込み、撃ち抜く・・・
 
 近づく化け物。焦るリオ。チャンスは一度きり。
 僕は一人冷静になり、その瞬間を逃さなかった
 リオが火炎瓶を撃ち抜き炎に包まれる化け物・・・
 
- 295 :OPERATOR'S SIDE◆IKSGj0W.uQ:2007/03/15(木) 01:09:46 ID:SA6rrL7x0
- さて、見事前期落ちて後期結果待ちの俺が来ましたよw
 
 今、纏めていますが詳しく書くのって結構きついですね。先人達は素晴らしい。
 しかしストーリーがあるのはともかく、このゲームはなんか纏めにくい・・・。
 ボイスで反応を楽しむゲームですから、ストーリーだけ書くと単調になりがちなんですよ。
 
 ということでいろいろ演出を加えつつ書いてます。
 このゲーム、興味ある人は実際やった方が数倍は楽しめますよ(笑)
 
 では、出来た分だけ投下します。続きはまた近いうちに。
 
- 296 :OPERATOR'S SIDE◆IKSGj0W.uQ:2007/03/15(木) 01:15:09 ID:SA6rrL7x0
- 間一髪、見事クモを倒すことに成功する。そこに突然背後から白衣の男が現れた。
 「いやー結構結構。お嬢さんなかなかやりますねぇ」
 
 彼は自分は研究主任のパワーズだと名乗った。慇懃無礼とはこういう人のことをいうのだろう。
 リオの戦いを褒めてはいるのだが、どこか気に障る。
 パワーズによると、1年前からUFOの存在を確認してたが誰にも信じてもらえなかった。
 しかし万一に備えて自分は救援部隊を待機させておいたのだという。
 
 彼はひとしきり言いたいことを話すと(死んだフリしている)助手のアレンを捜すために太陽の間へと戻っていった。
 
 
 トイレの前を通りかかるとリオが話しかけてきた。
 同僚に聞いた話によると
 ーー宇宙で死んだ魂は永遠に宇宙を彷徨い続けると言われている。
 ステーション建設中、外壁作業を行っていた宇宙飛行士が遭難するという事故が起こった。
 彼は事故当時、オルゴールのついたペンダントを持っていたというーー
 
 「そしてこのトイレはその宇宙飛行士の幽霊が出ると言われているのよ」
 「そんなバカな。今時そんな怪談を信じるヤツが何処にー・・・」
 
 チリン
 
 「!?」
 リオがびくっと体を強張らせる。
 
 リン リン
 
 かすかに聞こえるこの音は・・・オルゴール?
 
 「わたし・・・・・・幽霊だけは・・・ダメなのよ・・・」
 さっきまで強気でエイリアンに立ち向かっていたリオにもどうやら苦手なものはあるらしい。
 だがここでやめるわけにはいかない。リオを奮い立たせて探索をさせることにする。
 
 「・・・?」
 鏡の中で何かが光ったような気がした。気のせいではない
 
 (ボイス)「真ん中の鏡を打て」
 
 そこで見つけたのは用具入れのパスワード・・・
 さっきオルゴールの音が響いていたのはどうやら用具入れらしい。再びリオを励まし、用具入れを開ける。
 そこにあったのはオルゴールのついたペンダントと同僚からのメモ
 
 (バーカ!引っかかったー!負けず嫌いのリオなら絶対調べに来ると思った。
 騙されたわね(笑)後でペンダントは返してちょうだい)
 
 「彼女はレストランで・・・。もう・・・ペンダント・・・返せないね。」
 リオはしばし黙っていたが、意を決したように顔を上げた
 「私たちはこんなところで立ち止まってるわけにはいかない。頑張らなきゃね!」
 リオの自分に言い聞かせるような言葉を聞きながら、僕らは次の部屋に向かう・・・
 
- 297 :OPERATOR'S SIDE◆IKSGj0W.uQ:2007/03/15(木) 01:16:07 ID:SA6rrL7x0
- 次の客室に入る。と、後ろからエイリアンが!!リオは気づいていない
 
 (ボイス)「後ろ!」
 「え?何・・・?キャッ!!」
 
 僕は必死に指示を飛ばし、リオはそれに従いエイリアンを倒す。なかなかのコンビになってきた。
 部屋を探索してわかったことはどうやらここの住人はオシャレな人の様だ。
 服からかつらまで様々な店の会員登録をしている。
 
 ベッドルームの扉を開けるとそこは火の海だった。カギは見えているのに、火が邪魔で向こう側へ行けない。
 ん?向こう側のバケツの下に何か・・・消火器か?
 
 (ボイス)「バケツを撃て」
 (ボイス)「消火器を撃て」
 
 なんとか無事に火を消し止めることができ、カギを手に入れることが出来た。
 バスルームも一応調べておくか?(調べなくても話は進みます)
 
 バスルームには逃げ遅れたであろう部屋の住人が死んでいた。
 「かわいそうに・・・優しそうな老紳士の方なのに」
 「老紳士?僕には結構若い人に見えるけど・・・?」
 「あれ?結構年齢のいってる人よ?」
 
 ・・・何か違和感がある?待てよ、ちょっと思い出せ。
 不自然なのは歳のわりにふさふさな・・・・ま さ か あ の 頭
 
 (ボイス)「かつら?」
 
 「えぇ!?そんな事って・・・でも、確かに・・・ちょっと失礼します、、、」
 「あ、本当だ・・・」
 (かつらからはミニゲーム「なんだとはなんだ」のキーワードを入手できます)
 
 
- 298 :OPERATOR'S SIDE◆IKSGj0W.uQ:2007/03/15(木) 01:40:42 ID:SA6rrL7x0
- 廊下を歩いてると月の間(スウィート)から物音が聞こえてきた。
 「誰か・・・いるのかな?」
 生存者かもしれないがエイリアンである可能性も否定できない。
 ここは僕が注意を喚起しながら、慎重に進んでいくしか無いだろう。
 
 「オペレーターさん、何か見えたら教えてね」
 と言いながら進んでいくリオ。
 ・・・!?
 リオがいる曲がり角の先に男が棒を構えて・・・!
 
 (ボイス)「右に気をつけろ!」
 
 「何!?キャッ!!」
 
 リオは間一髪一撃をかわして銃を構える。
 
 「なんだおまえは!新手のエイリアンか!」
 「あたしの何処がエイリアンに見えるって言うのよ、失礼ね!」
 この期に及んでリオは余裕ある気がする・・・。
 
 月の間にいたのは総理大臣一行だった。
 「驚かせてすまない。しかしさっきSPの一人が人型エイリアンにやられて警戒していたんだ」
 人型エイリアンとは初耳だ。この先ハンドガンだけで大丈夫なのだろうか?
 
 「今、救援部隊が搬入口に向かっています。総理も移動してください」
 「私の事はいい。生存者を捜して救助するんだ。救援部隊が来る搬入口へ集めるんだ」
 
 よく出来た総理だ。民衆の事を一手に考えてくれている。何処ぞの総理大臣にも見習って欲しいものだ。
 SPと奥さんを引き連れて、総理大臣は一足先に搬入口へ向かった。
 
 調べ残した部屋を調べた後、総理一行を追って搬入口へ向かう。
 搬入口は簡単に開いたのだが、なんだか様子が変だ。中には誰もいない。
 生存者、救援部隊、それに搬入口へと指示したパワーズやアレンの姿もない。
 
 「ここは・・・まずいな。エイリアンどもに襲われたらひとたまりもない」
 
 SPの言うとおりだ。隠れる場所も無いココでは総理を守るのは難しい。
 
 と、その時!後ろからエイリアンが迫ってきた。
 それを合図にするかの如く、両横の扉も破壊され迫ってくる。
 壁に追いつめられるリオと総理一行、既に逃げ場はない
 
 僕がなんとかしなければ・・・考えれば考えるほどに自分は無力だ・・・
 
 「オイ、何匹倒せる?」
 「・・・わたしは3匹が精一杯かも・・・?」
 「そうか、俺も頑張って3匹は倒してみせる」
 
 SPが棒を振りかぶってエイリアンに殴りかかる。しかし硬くてはね返されてしまう。
 リオも必死にエイリアンに狙いをつける。自分も指示を送る。
 だがエイリアンの数が多すぎる!どうにかならないものか・・・
 
 僕は天へ祈る気持ちだった。
