チェンジ・ザ・ワールド☆
忘れないで
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別れはいつかやって来る。
分かっていたはずなのにーーー
忘れないで
見慣れたリョーマの部屋にひとり、ぽつりと佇む和葉。
そこにはいつものように生意気なセリフを寄越す姿は無くて、ひっそりとしている。
空虚感。虚無感。
とにかく和葉の中は今からっぽだった。
こんなに寂しくなるなんてね……
目を伏せて部屋を出て行く。
自室からテニスバッグを取って階段を下りていると、リョーマの従姉の奈々子が顔を出した。
「和ちゃん、練習?」
「うん、3年生が引退したから、1、2年生をしごかないと」
「そっか。コーチも大変ね」
「竜崎先生がいるからいいけど、乾君がいなくなったのは正直困るかも」
「ふふ。ねえ和ちゃん……リョーマさんと電話で話してる?」
奈々子の言葉に無言で首を横に振る。
「ーーーかけないの?」
「邪魔したくないし」
「リョーマさん、きっと和ちゃんから電話かかって来るの待ってるよ?」
そうかも知れない。
でも、和葉は決めたのだ。
リョーマの負担にはならないと。
自分は自分の決めた道を進むのだと。
「もう会えないわけじゃないんだし、私がリョーマ離れ出来ないとリョーマも成長出来ないでしょ?」
そう言って笑う和葉に、奈々子は悲しそうな顔をする。
「和ちゃんとリョーマさんは足して2で割るくらいが丁度いいわね」
「え?」
「和ちゃんは我慢しすぎ。リョーマさんは我が儘すぎ」
「あはは。そんなことないよ。じゃあ行ってきます」
「行ってらっしゃい」
家を出てバッグを肩に担ぎ直すと空を見上げた。
この青い空の下でリョーマは今も頑張っている。
自分が果たせなかった夢を追いかけながら。
「ねえ、リョーマ。忘れないで……私はいつでもあなたを見守ってるから」
END
※あとがき※
超短い!(笑)
お読みくださってありがとうございます。
お題は「忘れないで」でした。
えっとですねえ。これは実はテレビシリーズに被せて話しをずっと書いてたのがあるんですよ…
それの続きとして書いてるので、読んでくださってる方にはさっぱり意味が分からないと思うので補足説明を(汗)
お読みくださってありがとうございます。
お題は「忘れないで」でした。
えっとですねえ。これは実はテレビシリーズに被せて話しをずっと書いてたのがあるんですよ…
それの続きとして書いてるので、読んでくださってる方にはさっぱり意味が分からないと思うので補足説明を(汗)
ヒロインはリョーマの幼なじみで、3歳年上です。
ヒロインも物心つく前からテニスの英才教育を受けてて、14歳の時に(本人の意思とは無関係に)全米オープンに出場しました。
ですが決勝戦で負けて準優勝だったんですね。
で、怪我やらなんやらで現役を引退して、リョーマが日本に戻ることになったついでに一緒に日本に帰ってきました。
ヒロインの親も竜崎先生と知り合いで、ヒロインは竜崎から青学テニス部のアドバイザーとしてコーチを頼まれます。
……という感じでテレビシリーズの話しを書いたんです(笑)
で、これはその続き。リョーマがアメリカに行った後という事でした~。
現在テレビシリーズのお話はアップしていません。そのうちアップするかも…?
ヒロインも物心つく前からテニスの英才教育を受けてて、14歳の時に(本人の意思とは無関係に)全米オープンに出場しました。
ですが決勝戦で負けて準優勝だったんですね。
で、怪我やらなんやらで現役を引退して、リョーマが日本に戻ることになったついでに一緒に日本に帰ってきました。
ヒロインの親も竜崎先生と知り合いで、ヒロインは竜崎から青学テニス部のアドバイザーとしてコーチを頼まれます。
……という感じでテレビシリーズの話しを書いたんです(笑)
で、これはその続き。リョーマがアメリカに行った後という事でした~。
現在テレビシリーズのお話はアップしていません。そのうちアップするかも…?