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チェンジ・ザ・ワールド☆
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チェンジ・ザ・ワールド☆

音文さんバージョン

最終更新:

streetpoint

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 おいおい……冗談だろ?


 自分の中に湧き上がった感情、その正体に気づいた瞬間――俺は自分を疑った。

 水原には「俺は教師でお前は生徒だ」なんて偉そうに言ってたクセに――だ。

 思えばあいつの「海を見に行きませんか?」なんていう誘いに乗った時点で気付くべきだった。いや、気付いていたのに目を逸らしていただけか?

 いずれにせよ、俺はあいつと夜の海へ行った。

 そこで自分の過去やら、心の奥底でいつもわだかまっているものをぶちまけたのは何故だ?

 ―――答えは簡単だ。

 あいつに知ってもらいたかったからだ。俺と言う人間を。

 それで幻滅されるなら、それでも良いと思った。

 むしろそれを望んでいたのかもしれない。その方が教師と生徒という立場に、余程ふさわしい結末だと思わないか?

 つくづく自分の卑怯さに嫌気がさす。

 だが現実は俺の粗末な想像の斜め上の映像を見せた。

 すなわち、あいつ――小日向美羽の笑顔。


「先生だって人間じゃないですか」


 そう言って笑った小日向。

 俺はその無防備な笑顔に思わず目を奪われた。

 部屋に戻る帰り道、さりげなく手を握った。だが本当は全身で抱き締めたかった。

 ――――全く俺は何を考えている?


 決定的だったのはあの花火だ。

 水原と小日向――どちらも同じ生徒であるにも関わらず、俺の目は水原を見ようとしなかった。

 全く……自分に呆れて言葉が出ん。

 だがもう逸らす事など出来そうにない。俺の目はいつだってあいつを追っている。

 だったら俺も腹をくくろうじゃないか。

 小日向は「忘れ物取りに行きたいから劇場の鍵を貸して下さい」と言って、俺から鍵を借りたまま未だ戻って来てはいない。

 気付けば自然に俺の脚は劇場へと向かっていた。

 あり得ない程緊張しているのが自分でも分かる。

 それと同時にとてつもなくワクワクもしていた。まるで学生時代にでも戻ったみたいだ。

 自分の単純さに苦笑しながら、俺は劇場の扉を開いた。



 ――――俺の世界で一番大切な存在に、この思いを伝える為に。








                     了







※感想※

2828がとまらないいいいいーーーーーー!!!!!
もうですねえ! なんつーかですねえ! 私、完全に萌え死にそうでしたよ!!!
音文さんに、「他の人が書いた真壁で萌えたい〜」と、さりげなーくおねだりしたところ(笑)
なんと! 快く引き受けてくださり、さらにはこんなに破壊力たっぷりの真壁を書いてくださいました!

なんですかねえ、自分で書いてるキャラって全然萌えないんですよ。
ですから、是非とも大好きな兄貴キャラで萌えたいな、と……
生徒に惚れてしまった真壁の心の描写が半端無いっ!!!
海からの帰り道に抱きしめたかったとか、マジ抱きしめてくれよ! って思いましたーww

本当に音文さんに感謝でございます! またわがまま言うと思いますが、怒らないでくださいね☆


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