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チェンジ・ザ・ワールド☆
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fall in

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streetpoint

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 自分で言うのもなんだけど、私は結構目が大きい。

 パッチリ二重でまつ毛もそこそこ長くって、色んな人に「目が大きくて羨ましい! 少女漫画の主人公みたい!」なんて言われる。

 嬉しいんだけど、まあ、これはこれで結構苦労する事もあるのよ?

 ゴミが入りやすいからコンタクトなんて入れられないし、アイメイクもばっちり出来ない。やりすぎるとすっごくケバケバシクなっちゃうから。


「はあ……」


 電車の中で、向かいのシートに座る女子高生が人目もはばからずマスカラを塗り直しているのを見て思わずため息を吐いてしまった。

 私もあんなふうにアイラインにマスカラして、もっと可愛らしくメイクしてみたいんだけどな。

 でももちろんそんなことしたら目にゴミが入った時とか大変だから出来ない。

 誰よ、目が大きくて羨ましいなんて言ったのは。


「どうかしましたか?」

「えっ?」


 急に上の方から声が降って来て、私は思わず顔を上げた。


「あ、柳生君」


 私の斜め前に立っていたのは、同じ学校の男の子の柳生比呂士君だった。

 クラスが違うからあんまり話した事はないんだけど、腐れ縁の柳蓮司と一緒にいる時に挨拶くらいはしたことがある。


「ため息を吐いていらっしゃいましたが、どこか調子が悪いんですか?」

「ううん、平気」


 分厚い眼鏡がきらりと光る。

 柳生君ってすっごく言葉遣いが丁寧で、いつも優しいんだよな。

 でもその分厚い眼鏡の下の素顔を見た事はない。

 ーーー気になる……


「あ、ねえ、柳生君」

「なんでしょう?」

「柳生君って、視力どれくらい?」

「唐突な質問ですね。あなたも目が悪いのですか?」

「ちょっと眼鏡に興味があるだけ。ねえ、その眼鏡、ちょっと貸して?」


 我ながら素顔を見る為の苦しい言葉だと思ったんだけど、柳生君は案外簡単に頷いてくれた。


「いいですよ。でも、あんまり見ると頭が痛くなりますから気を付けてください」

「うん!」


 そっと眼鏡を外した柳生君の目元を凝視する。


「っ!?」


 私はあまりの衝撃に言葉を失った。

 だって、だって!! 柳生君の瞳がキラキラと輝いていて、まるで少女漫画の主人公のように美しかったんだもの!


「はい、どうぞーーーどうしました?」


 呆然とする私に首を傾げる柳生君から眼鏡を受け取り、私は慌てて首を振る。


「……なっ、なんでもないっ! 柳生君って、眼鏡外すと雰囲気随分変わるんだね。学校じゃ外してるの見た事なかったから、ちょっとびっくりしちゃった」


 そう取り繕いながら度の厚い眼鏡をかけてそっと柳生君を見上げる。

 柳生君は王子様のようにくすりと笑った。


「あなただから眼鏡をお貸ししたんですよ」

「えっ!?」

「他の方の頼みでしたら、眼鏡は外したりしません」


 ああ、どうしよう。今まさに私は、彼に恋をしてしまった。








BE・TU・JI・N☆



                           END







※あとがき※

柳生君、やっと書けた……
彼は紳士ですからね! どんな女性でもスマートにエスコートしますよ。
てかしてください(笑)
しかしどうですか! キラキラお目目の柳生君! キモイ?(笑)
頑張って美しく描けるようになりたいです。自分絵で申し訳ない…
それでは、最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!




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