チェンジ・ザ・ワールド☆
やわらかな場所
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やわらかな場所/2010.08.01
彼女のそばに居る事。
それが唯一僕が僕らしく居る事の出来る「君」という居場所。
皆は今の僕達は生活環境も全く違って不釣り合いだと言うけれど、僕は逆に君が眩し過ぎて僕の方が不釣り合いだと思ってしまったくらいだ。
君は誰よりも明るくて元気で、優しくて、誠実で、どんなに醜い僕を知っても君の気持ちは揺るぐ事もなくて、そんな君が僕は愛しくてたまらない。
けれどそんな愛情に満ち溢れた君を愛す自信がないのはなぜだろう?
遠くに感じるのはなぜだろう?
君はどうしてそんなに遠いんだ。
「……くん」
誰かが呼ぶ声がする。
それはとても聞き覚えのある声。
「利根くん?寝てるの?」
僕は今、控え室の椅子で少し仮眠をとっていた。
最近生け花の練習などが夜遅くまで続いているせいか、なんとなく寝不足気味だ。
「本当に寝ちゃってる?」
僕は起こそうとする主を誰だか知っている。
そして意地の悪い僕はそれを知っていて寝たふりをしていた。
「か…づき…」
小さな声で呟くように遠慮がちに僕の名前を呼ぶその声に僕は耳を傾けた。
「華月…」
華奢な手が僕の片手にそっと添えるように触れた。
「華月……大好き」
「僕も大好きだよ、美羽」
「えっ!」
僕は美羽の手をぎゅっと握り締め、うっすらと目を開けた。
「ヤダ…華月くん起きてたなんて」
真っ赤な顔をした美羽が下を俯きながらそう言った。
「少し前から起きてたよ。美羽が寝てるのか聞いてきた時から」
「それって最初からじゃない」
「美羽、華月ってもう一回言って?美羽の口から初めて聞いた」
「それは!…ご、ごめん」
すると美羽は僕の手から自分の手を引き抜き、立ち上がって後ろを振り向いた。
恥ずかしそうに立ちすくむ美羽の後ろ姿がすごく小さくて可愛く見えた。
「美ー羽。そんな所に立っていないでこっちにおいで」
それでも美羽は振り向きもせずにずっと立ちすくんだままだ。
強情な所もまた美羽の可愛い一面。
「美羽、早く来ないと抱き締めるよ?」
「えっ!」
勢いよくこちらに振り向く美羽に思わず笑みが零れる。
僕は微笑みながら体を起こし、美羽に手招きした。
「ほら、こっち」
僕は自分の真横をぽんぽんと叩いて合図をすると、美羽はゆっくりと近付き僕の横に座った。
「もう…からかわないでよ」
僕は美羽の膝の上を枕にするように再び寝転がり目を閉じた。
「華月くん」
「少しだけ寝かせて。最近寝不足なんだ」
「…大変なんだね」
「大変?そうでもないさ。美羽のそばでこうやって眠れる事を考えれば僕はいくらだって頑張れる」
「ふふ。でも無理はしないでね」
「無理はしないでね?華月って言って。そうしたら無理はしない」
「えっ?だからさっきのはナシ」
「だったら明日からもまたずっと寝不足のままだ。もっと頑張らないとご褒美は貰えないみたいだから」
「もう~なんでそんな事を言うかな」
目を閉じていてよく分からないけれど、きっと美羽の事だから膨れっ面をしているに違いない。
そんな可愛い仕草も僕の前でだけだから許せてしまう。
僕だけに見せる僕だけの美羽。
そんな美羽だから好きで好きでどうしようもない。
今すぐにでも独り占めしてしまいたいくらいに好きでたまらない。
「美羽、そんな顔は僕以外には絶対に誰にも見せちゃダメだ。僕だけのものだから…」
「寝言なんか言っちゃって…もう可愛いんだから。おやすみなさい、華月」
美羽は僕が寝言を言っていると勝手に勘違いをしたらしい。
単純に寝言だと勘違いしている美羽の方が断然可愛い。
つい嬉しくてにやけそうになってしまったが、必死にこらえて我慢をして寝たふりを続けた。
END。
ぎゃあああーーーーーーー!!!!!ニヤニヤがとまらないーーーー!!!!!!
いつも本当に萌えをありがとうございます!!!! 管理人が書いたキャラを、こんなに萌えにしてくださるえり^^さんに感謝ですっっっっ!!!!
か、華月って、私も呼ぼうかしら?www
早くお礼のイラストを書かなくてはっ!と思ってますが、もう少し待ってくださいね。
ちなみにタイトルは管理人が考えさせて頂きました(笑)本当にありがとうございました!!!
いつも本当に萌えをありがとうございます!!!! 管理人が書いたキャラを、こんなに萌えにしてくださるえり^^さんに感謝ですっっっっ!!!!
か、華月って、私も呼ぼうかしら?www
早くお礼のイラストを書かなくてはっ!と思ってますが、もう少し待ってくださいね。
ちなみにタイトルは管理人が考えさせて頂きました(笑)本当にありがとうございました!!!
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