アットウィキロゴ
チェンジ・ザ・ワールド☆
掲示板 掲示板 ページ検索 ページ検索 メニュー メニュー

チェンジ・ザ・ワールド☆

ゆびきり.5

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
管理者のみ編集可
“ゆびきり” の、げんまんとか針千本とかゆびきったって言葉は怖い










 またしばらく二人はただひたすらに走り続けた。

 どれくらいこうして鬼ごっこをしているだろう。いい加減土方にも疲れの色が濃くなってきた。


「ぜえっ、ぜえっ……。くそっ、俺様としたことが、これくらい動いただけで息切れなんざ……ぜいっ」

「しっかりしてください。もうそろそろ銀時が追いついて来るはずですから」

「操ォォォォォォォーーーーーー!!!!」

「きたっ!」


 振り向くと、頭に網の残骸を乗せ、ボロボロになった銀時が鬼の形相で追いかけてきていた。


「しつっこい、やつだな……」

「こっちです」


 ぐいっと腕を引き、操は次の角を左に曲がった。


 あれ? こっちは……


「次、こっちです」


 そしてまたすぐに次の角を右に曲がると、そこは土方もよく知った場所、真選組屯所の裏口だった。

 戸を開け、操は押し込むように中に土方を入れる。

 そして先ほど、近藤に頼まれて買ってきたお妙へのプレゼントを手渡した。


「はい、これ。近藤さんに渡しておいてくださいね。さっきみたいな状況じゃ、さすがに渡せませんもんね」

「お前……」

「土方さん、もう体力も限界に近いでしょう? せっかくのお休みなのに、余計に疲れさせてしまってごめんなさい。銀時には私からちゃんと説明して、土方さんに迷惑がかからないようにするので、心配しないでくださいね」

「あんたは大丈夫なのか?」

「私の事は心配いりません。銀時の扱い方は慣れているんです。ーーーえっと、それより」


 そう言って操は少し頬を赤らめ、すうっと土方の前に小指を差し出してきた。


「あの、今日、とっても楽しかったです。だから……もし、土方さんが良ければ、また……一緒に出かけましょうね」


 とろけるような笑顔でそう言われ、土方は一気に血の気が顔に集まった。

 ドクドクと心音は早くなり、嫌でも自分が今、とても嬉しいのだと知らされる。


「あ、ああ……」


 吊られるように小指を差し出す。


 俺も、またあんたと一緒に出かけたいーーー


 操は指し出された土方の小指を自分の小指に絡ませると、


「それじゃあ、次ぎにお出かけする時までに、タバコをやめるか減らすかしておいてくださいね。じゃないと、土方さん、タバコのおかげで体力全然ないですから、鬼ごっこも最後まで遊べないでしょう?」



「ーーーーーーーーーーは?」



「それじゃあ、ゆびきり。約束ですよ? ウソ吐いたら針千本、覚悟しておいて下さいね」

「ーーーはあっ!? って、おいっ! ちょ、まっ!!」


 指が解けるが早いか、無情にも土方の制止は無視され、目の前の戸がバタリと締められた。

 その場に残された土方は、もの凄い勢いで遠くへ走り去る操の足音と、それを追いかける銀時の叫び声と足音を戸の向こう側に聞きながら、伸びた腕とだらしなく出されたままの小指を見て叫んだ。


「……ふっざけんなよおおォォォォ!!!! ちょっぴり期待しちゃったじゃねえかあァァァァァァ!!!!!!  俺のドキドキを返せえええ!!!! てめえらどんだけ化けもんなんだよォォォォォ!!!!!!」





                             2012.1.24 END






※あとがき※
最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございました!
銀魂の「土方」で、お題は「ゆびきり」でした~。年末商戦とか書いているのでお分かりかと思いますが、年末に書いてて途中放置してました(笑)
もっとめちゃくちゃにする予定だったんですが、長くなるし収集つかなくなりそうだったのでここでお終いです! いや、もうすでにめちゃくちゃですけど…
ていうか、お妙さんって結構身長高いんですね! びっくりした!
九ちゃんがすっごい小さいみたいな事をいつも言っているんで、なんとなくお妙さんとかは162、3センチくらいかな〜? とか思ってたら、168センチもあるんですって!
逆に九兵衛は157センチ…全然小さくないじゃん。むしろ普通じゃん。管理人よりちょっと小さいくらいじゃん。
銀魂のキャラってもしかしてみんなアホみたいにでかいのか? 銀時は177センチって書いてあったから普通だけど、何? 女性陣がでかいの? 空知背の高いおなごが好きなの?
いやあ、ここ最近で一番びっくりしたのがお妙さんの身長でしたww
話しが逸れた。銀時と操の鬼ごっこですが、この後、とうとう疲れ果てて道ばたで倒れた銀時の隣りにしゃがみ込んだ操さんは、笑顔で説教をして引きずるように家に連れて帰ったそうですw ちなみに神楽の要望通り、晩ご飯は焼肉でした。
めでたし。



ブラウザを閉じてお戻りくださいv
その他二次小説トップに戻る
最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー